しのぶの川柳的日常

わたくしの生まれた意味は天が知る。。

読んだ本の事

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☆ しあわせを話すと友の瞳が光る

☆ 永遠の愛誓わせて何になる

☆ 孤独ではないけど 海へ石を投げ

☆ 頼る人なくて鏡の目をみつめ

☆ 静けさが好きで嫌いで孤独です

☆ レジスタンス心は誰のものでもない

☆ 紅引くと生きてゆく気がする不思議

☆ 女が女を見ていると淋しいね

☆ それでも刺すと日記には書いておく

☆ はずむ日の猫ぎゅっと抱きぎゅっと抱き

☆ 男ののぞむ通りに生きて死にますか

☆ かの子には一平が居たながい雨

☆ 菜の花菜の花疲れてしまうコトバたち

私のお気に入りの句です。ここまではっきり表現できると潔い。新子さんはやっぱり天才だ。
文芸の土壌はほどほどの不幸と幸せが混在しないといけないとは彼女の言葉。
女を全うした彼女は幸せだったのだろうね。

嫌われ松子の一生

「嫌われ松子の一生」       山田 宗樹 

怖いもの見たさに買った一冊の古本ではあるが引き込まれるように一気に読んだ。

主人公の松子はその都度その都度ただ人生にひたむきだけれど,選択を間違えるばかりに堕ちるほうへ

堕ちるほうへ堕ちてゆく生き方しか出来なかった女だったのかなぁ。。などと思う。

愛されたい。。愛したい。はじめは父親の愛が欲しかった。

父親は娘を愛していたけれど,病気の次女のことばかり気にかけていた。

親の期待に応えて勉強もして親の望むような選択をしたと思っても自分のほうは振り向いてもらえない。

教師になったもののそこである問題を起こし,出奔する羽目になる。

そしてお決まりの転落人生。。

読む進むうちに,「もうちょっと器用に生きられんのかぁ。」ってつっこみたくなるけれど,どうしよう

もなく不器用でまっすぐでダメな男ばかり愛してしまう。

ダメな自分がダメな男を引き寄せる。そんな法則でもあるのか。とにかく「しあわせ」にはなれなくて

それでも一縷の望みを捨てなくて,前向きに生きて行こうとする松子。

最後の恋も不幸に終わり,生きる望みをなくしたけれどそれでも淡々と生きてく松子。

もういちど這い上がって強く生きて欲しかったな。

不幸な死に方ではあったけれど,孤独ではあったけれどしあわせなときもあったよね。

ついでに映画もDVDで見たけれど原作がシリアスなのにまるっきりポップでギャグな仕上がりになってい

てなんだか少し残念な気がした。作者はきっと気に入ってないだろうなぁ。。

 
  東京タワー(オカンとボクと,時々,オトン)
                
                         リリー・フランキー


買ってまで読みたいと思う本ではなかったが,たまたま家にあったので読んでみた。

うーん。まぁまぁかな。

父親不在の家庭だと息子と母親の関係はとても濃密なものになるのだろう。

こんなに息子に慕われる「母親」にすこしうらやましさを感じた。

「男は母親が死んだら一人前になる」という女優の言葉が印象に残った。

以前私が,「男はみんなマザコンだ」と言ったら否定する人もいたなぁ。

「だったらおばあちゃんコンプレックスだろ」と言ったら否定も肯定もしなかったなぁ。
  


母親というものは無欲なものです

わが子がどんなに偉くなるよりも

どんなにお金持ちになるよりも

毎日元気でいてくれることを

心の底から願います

どんな高価な贈り物より

我が子のやさしいひとことで

十分すぎるほど幸せになれる

母親というものは

実に本当に無欲なものです

だから母親を泣かすのは

この世で一番いけないことなのです



オカンの「オカンが死んだら開けてください」という箱のなかにあったこの言葉が印象に残った。

今日は「母の日」。。

うちの子供たちも何もいわなくても私に「プレゼント」をくれる。

母親っていいなと思える日だったな。。

馬鹿な男ほど愛おしい

 
  馬鹿な男ほど愛おしい
                  
                     田口 ランディ

この人のエッセイは小気味よくて好きだ
小説は心理描写が暗くてすこしつらい部分もあるけれど,人間のなかの暗い部分,隠して起きたい部分を赤裸々に描き出してなるほどと思わせられる部分も多い。。

この本は作者の10代から30代までの恋愛の考え方を綴っている。
どうしようもない男だけど,妙に印象に残る男。
好きで好きで仕方のない男だけど,自分は相手に好かれてないと思い込んでいたけれど,20年たってやっぱり相手も自分のことを好きだったことに気がついたこと。。
 
この作者はネットから発信されて有名になったらしいが,「妄想の恋」の章では,友人が「ネット恋愛」をしてげっそり痩せてどうやら「恋やつれ」になったらしいという話がおもしろかった。
言葉だけで女も男も恋愛できるようなもののようだ。
両者はいわゆる不倫みたいな関係だけど,一度も逢ったことはないらしい。
男は頑として逢うのを拒んだ。。どういう理由があったのか解せないが。。
 
作者は出会わないよりは出会ったほうが得だけど。。と感想を述べているが,逢ったとたんに現実というものが押し寄せてきて,「妄想」が「現実」になる瞬間というのは夢が壊れるという気持もわからなくはない。。どちらにしても男と女は業なものよ。。

花はらはら 人ちりぢり

  
「花はらはら 人ちりぢり」   私の古典摘み草     田辺 聖子

古典というものは、解りにくいものだがこの人の本は、解りやすくユーモアあふれる文で、楽しませてくれる。その中で、印象にとまったところがある。

井原 西鶴「万の文反古」(よろずのふみほうぐ)

京にも思ふやうなる事なし
女房運が悪くて、落ちぶれてゆく男の話なのだが、十七年のうちに二十三人も女房を変えていくけれど、
どの女にも満足しなくて、お金もなくなり落ちぶれても、最初の女房だけは操をたてて、未だひとりでいる。その女房に手紙で、この男はもう俺を待つな、結婚しろというのだが。。。

この祝言貧乏の男は、男の本質をついていると著者はいっている。


「へそまがりで、愛よりプライドや打算が優先し、欲が深くて見栄っ張りで気が小さい。
しかもそのくせ、見果てぬ夢をいつまでも追っている。
そうしてなけなしのお金を使い果たす。
おろかながら、何とも憎めずおかしいのはこの男の、「京も田舎も、住み憂きことすこしも変わらず、夫婦は寄り合ひ過ぎと存じ候」という夢を追うかなしさゆえである。
西鶴はわが身もふくめて、男は夢を追うかなしい生きもの、と観じているようにみえる。」

ここを読んだ時、おぉそうだったのかと合点がいった。
男というものは、そう思ったら可愛いものではないか。。。
さんざんこき下ろして、男の悪口みたいだが、格言ではないか。

女も欲が深いけれど、夢は追わないし、気は小さくない。
子供を生む性は、やはり偉大なのだと思う。
なぜなら、男も女から生まれたのだから。

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