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本日、橋下知事が知事職を3ヶ月残した状態で退任した。
いよいよ本腰を入れて市長選に突入するのだろう。
市長選のことはまたとして、今回は橋下知事の功績について考えてみよう。
橋下知事はマニフェストとしていくつかのことを述べていたが、その大半・・・・というか、ほとんどが単なる戯れ言と終わった。
しかしそれでも彼の業績として、いくつかを上げることが出来る。
その中でもベスト3を挙げてみよう。
第3位:公務員の給与を下げた。
現在大阪の公務員給与は全国最下位クラスだ。
それが多いか少ないかは論ずる気はない。
バブルの時代、民間が多くの給与を貰っていたときも、公務員は上がっていなかった。
私の学友に役所勤めの奴がいたが、大手企業の1/3も無かったように覚えている。
公務員給与は変動しない・・・そんなものだと思っていたが、橋下知事は「民間並み」と言う事で断行した。
今後、公務員も民間企業同様に採算の取れない分野から撤退する権利を得たことだ。
社会的弱者を切り捨てる大きなきっかけを作ってくれたことは、見事なものであろう。
第2位:よどんだ政治体系に石を投げた。
大阪は政治に関心のない都市だ。
江戸時代から支配階級である武士に対しても畏怖の念すら抱かなかった。
大阪から出ている各議員は国・地方を問わず、政治的理念により選出されているわけではない。
単に金銭的繋がりや、顔繋がりだけで選出されている。
戦後、大阪から総理大臣はおろか大物と呼ばれる政治家を輩出していないことから見ても分かるだろう。
今回の大阪維新の会に追従した議員達の動向を見てもご自身のことしか考えていない。
そんな政治に関心のない大阪で、どんな形にせよ政治に関心を持たせたことは讃えるべきものだろう。
堂々の第1位:
大阪府民の馬鹿さ加減を知らしめた。
ノック氏の登場を見ても分かるように、大阪人は政治に何も期待していないし関心もない。
今までの知事は、確かに府庁役人の言いなりが基本だった。
だから誰がなろうと同じで、ひたすら箱物を作り、役人の居心地の良い環境を作ってきた。
それにくさびを打ち込んだのが橋下知事だ。
橋下知事の支持者はその点だけを評価しているのは納得する。
しかし本人が「独裁」と言っている政治家を評価する事は、バカ以外の何ものでもない。
それまでの政治に不満があるのなら、議会制民主主義のルールに則って議員と知事を選出すべきだったのだ。
その手法すら求めず1人の皇帝を祭り上げ、その威光だけで生活が保障されると考えるのは「中華思想」の大阪版でしかない。
つまり現在の大阪府民は、隣の大陸の住民程度の政治意識しかないことになる。
この様に、橋下知事の残した功績は大きなものがある。
この功績をどのように評価するかは、大阪市民と大阪府民の手に委ねられていることは確かだ。
ただ、対立候補としての満足いく人物が見えていないことは、府民としても不幸なことであろう。
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