あと2日になりました。
そこで今回は、橋下候補を支持している方へのお手紙になります。
まあここまできたら、大半の有権者は腹を決めていると思うので、今更何を言っても変わることはないでしょうが、最後に気になることを書き込んでおきたいと思いますが・・・。
まず橋下元知事が必ず問題にしていること、大阪府と大阪市の二重行政のことです。
これは確かに彼の言うとおりです。
平松市長との対立は水道行政合併に関しての破綻から起こりました。
素人が考えても「無駄」でしょう。
これは確かに「都」にしてしまえば解消できるモノです。
大阪市そのものをなくすことが「大坂都構想」だから、大阪市の水道局は無くなります。
さてその部分だけを取って、「大阪市はいらない」と言えますか?
では何が問題なのかです。
たとえば大阪市営バス地下鉄も民営化構想をしていますが、99%が赤字路線であるバスを民営化して何が残るのでしょうか?
黒字路線だけ民営化して、赤字路線は廃止ですか?
それとも今まで以上に税金を投入して赤字バスを走らせますか?
他の交通システムにも言及していますが、大坂都にしたら、高速道路の整備を敢行すると言っています。
高速道路を拡張するだけでなく、関空リニアも歌っています(すぐには出来ないことは百も承知でしょうが)。
それでなくとも税収が下降しているにもかかわらず、大土木工事をおこなおうとしているわけです。
市を潰し、今まであった大阪市税を府税と合体させ、土建屋に流そうとしているのでは・・・と勘ぐってしまうのです。
少なくとも、その利権は橋下維新の会に流れてくるのでしょうね。
また維新の会マニフェストでは、他にも色々と書いてます。
私には読解力がないのか、何度見直してもマニフェストの内容を実行するのに「大坂都」にしなくてはならない理由が分かりません。
つまりは、この様な大規模土木行事をおこなうために、資金の集約をしたいとしか思っていないからではないでしょうか。
今までの自民党を中心とした国政でも、土木事業や箱物事業で政治家が潤ってきたことは、十分ご存じのことと思います。
橋下徹は維新の会共々、ミニ田中角栄になろうとしているのではないでしょうか。
いまさら田中角栄をどうこう言う気はありません。
彼はその時代に必要とされた人物であったのだろうと思うだけです。
ただ、その黒い部分を小沢一郎が受け継ぎ、その小沢一郎を尊敬しているのが橋下徹であることは事実でしょう。
自分が権力を握るためには、どんな事でもするところはそっくりです。
今回の橋下支持者は、その点は許せるのですか?
それでも良いのなら仕方ないと思っています。
確かに橋下支持者の気持ちも十分理解できます。
彼が4年前出てきたときは、私も「彼ならこの行き詰まった現状を打破してくれるかも知れない」と思いました。
以前お話ししたように私の仕事柄もあり、とある自民党府議の方と懇意にさせて頂いていました。
「新しい風が必要だ」
その点で賛同した私も、橋下徹の知事を希望し、投票した次第です(まさかこれが、人生最大の汚点になるとは思いませんでした)。
ただ、4年近く(満期すら全うできない奴だとは思いませんでしたが)の所行を見て、橋下徹の政治的能力は、単に過去帰りだと気づいたのです。
何ら新しい発想も人間的な手法も無い、ただの権力欲にかられた人間だったのです。
「なら平松市長なら出来るのか。出来ないからこそ橋下さんではないのか」と仰せでしょうが、残念ながら橋下徹でも絶対出来ません。
彼や維新の会のマニフェストをもう一度見て下さい。
何一つ具現化出来る具体案は記されていないのです。
言うだけなら、私でも出来ます。
もっと夢物語を語ることが出来ます。
最後に気になることを1つだけ。
大阪市の生活保護者の事です。
残念なことに、大阪市の抱える生活保護者は二次曲線的に増えています。
今後も減って行くであろう要素は、見えていません。
大坂都になって、それぞれの区が生活保護者を抱えることになったとき、維新の会はどういった行政をおこなう気でしょう?
当然、橋下候補は何ら語っていないし、マニフェストでも触れられていません。
それぞれの区で受け持つことになったらどうなるか想像出来ますか?
大阪に住んでいる人なら予想できるでしょう。
つまり、大坂都構想では区が破綻することが起きるかもしれないのです。
まあ今更問題提議しても、橋下支持を決めている方には影響は無いでしょう。
ただ、今後どのような事になろうが、それを受け止めていく覚悟だけはしておいてください。
あと2日です。
お互い、結果を楽しみにしたいと思います。