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新型インフルエンザに感染した高校生の氏名など個人情報について、自治体が学校や関係自治体に開示しないケースが出ている。
「プライバシー保護が優先される」という理由だが、感染症の大規模流行という新たな事態に自治体側も当惑しており、感染者情報の取り扱いに関する統一的な見解を求める声も出ている。 関西大倉中・高校(大阪府茨木市)で感染が確認された80人以上の生徒・教員には大阪市在住の生徒も複数含まれているが、大阪市保健所は同校に「感染は個人の問題」として氏名などの情報を開示していない。 同府高槻市の市保健所も当初は、感染した生徒の性別や学年しか同校に伝えておらず、国立感染症研究所から全校生徒の行動調査を求められた同校は、保護者らに聞き取りして感染者を把握した。 これに対し、大阪、高槻両市などを除く府内14保健所を管轄する大阪府は、感染が確認された生徒の同意がない段階でも、氏名や学年を同校に伝えている。府は「拡大防止措置を学校に要請するため」と説明。神戸市も、感染者のいる学校に氏名を連絡しているという。 一方、兵庫県は感染者の出た市の要請に「守秘義務がある」として個人情報を伝えておらず、尼崎市保健所も市内在住の感染者が通う4高校などに個人情報を示していない。このため、県市長会は近く、情報の共有化を県に求める意向だ。 自治体の個人情報保護条例は、個人の生命を守る目的なら情報開示できるという例外規定を設けているが、規定の解釈は一様でなく、厚生労働省も「自治体の裁量に委ねられる」とする。 「新型インフルエンザ」の発生と、それがパンデミックとなる危険性についてはすでに数年前から指摘されており、マスコミでも幾度となく取り上げられてきたはずである。「大規模自然災害」に対する備えというのは、国家の最大限の情報力を結集させて準備されているべき事柄ではないのか? 上記のような「極めて事務的な事柄」さえも事前決定が成されていないようであるなら、この国の危機管理能力は最低であると判断されてもしょうがないだろう。 大体、伝染病対策において「個人情報の保護」を優先するというセンスは、いったいどこから来ているのだ?人類がかつて経験したことのないウィルスが世界規模で流行しているという事態が、このおっさんたちの頭の中で、どのように解釈され認識されているのか?それを考えるだけで絶望的な気分になる。 呆れてモノが言えない!
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…文字どおりの「お役所仕事」ですかね。
何が最優先なのか、角を矯めて牛を殺すって言うんでしたっけ?
そういう意味なら、丑年にひったりな対応として、後世に伝えてもいいのかもしれません…?
2009/5/21(木) 午後 9:45 [ 3 9 ]
39さん♪
本当に「お役所仕事」ですね〜!まったくセンスがない。
「感染ルート」を特定することの重要性を理解していない
としか思えません。
大丈夫なんですかね?この国は・・・。
2009/5/21(木) 午後 11:24
保健所ならなおさら、ウィルスによる飛沫感染など伝染病が拡大した時の
恐ろしさは十分理解できているはず。
にも関わらず、何故そこに個人情報というものが適用されてくるのかが
理解し難い問題ですね。
血液感染、経口感染、飛沫感染、母子感染などなど感染経路によって、
個人情報適用の判断ぐらいは容易だと思うのですが・・・。
2009/5/22(金) 午後 3:54 [ 千里 ]
千里さん♪
責任問題を恐れる・・というような感情かと思いますが、この場合は
完全に勘違いだと思います。
「新型」の発生リスクは今後も続きます。今回の感染を教訓にして
国も対策ノウハウを確立すべきですね。
2009/5/22(金) 午後 8:09