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宗教団体の下部組織を大まかに分けると「勧誘部隊」と「物部隊」という事になる。勧誘部隊とは言うまでもなく「会員さん=信者さん」を獲得するための組織であるが、単に入会を勧めるだけの営業ではない。彼が最も得意とする技こそが「洗脳」である。 高度成長期、日本の各企業はやる気があり会社への忠誠心に溢れた社員を渇望していた。短期間で効果を挙げる効率のよい「社員教育」の必要性、重要性に目をつけ、これをシステム化した一派がいる。彼らは業種を問わず「優秀な社員」を育成するための独自のメソッドを開発して、「あなたの会社の社員が全員、優秀な成績を上げるエリートに生まれ変わります」という触れ込みで大々的にキャンペーンを展開する。 この「商品」はヒットし、その後いくつもの「社員教育業者」が名乗りを上げることになるが、メソッドの手法の根底はすべて同じである。 1)社会から隔離された場所に集団で閉じ込める。 2)一つ、ないし数個の「合言葉」で全員を括る。 3)感動(涙)を演出する。 4)必ず「サクラ」がいる。 数日から1週間程度の合宿で、どの業種の社員も見事に「やる気満々」になるのである。このような「社員研修ブーム」があり、全盛期には受講料が30万円という値段でも希望者が後を絶たなかったのだ。 しかし・・・。 この「創作されたやる気」は長続きしないことが指摘されはじめ、また社会全体が「ゆとりムード」へと意向してゆく中でモーレツ社員を育成するような研修は廃れ始めてゆく。 しかし彼らの生み出した「洗脳マニュアル」は死に絶えることなく、まったく別の場所でそれは活用され始めたのだ。彼ら「講師」としてヘッドハンティングし、その洗脳技術をフルに活用したたのが「オウム真理教」に代表される急進的な新興宗教団体である。 「あぐらをかいて念じれば宙に浮くことができる」・・・これほどナンセンスな教義でさえも疑うことなく信じ込み、毎日アホみたいな修行を続けるのだから、その洗脳効果がどれほどのものか想像できる。 「壷の訪問販売」で有名な「統一教会」も、会員(信者)の教育には、これと同様のマニュアルが使用されている。 下部組織は一般人に接近する際、決して「宗教」を口にしない。 「人生とは何か?」「青春の意味を考えよう!」「生きがいサークル」などなど、適当なお題を並べ立てたパンフレットの配布からすべてが始まるのだ。パンフレットを抱えて毎日勧誘活動している「会員さん」もまた、自分が洗脳されていることに気づかない。 【ああ・・教祖様!】 |

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新興宗教に入信した人たちは、教祖さまの姿、言葉に泣きじゃくる。異様な雰囲気である。
この異様なことをおかしいではと投げかけても異様とは何一つ思ってはいない。感動ですと言う。感動という言葉の中身さえ忘れてしまっている。本当の教祖ならば泣くことではないと教えられるはず。泣くこと泣かれることが信じあうこと信者と教祖であるならば、泣けない信者とはなんなのか?目を覚ましてほしい。本来の宗教とはなんであるか?を。ある会合に出席させてもらった時の感想です。
2014/7/6(日) 午前 9:52 [ 告発の行方 社会正義を求めて ]