【前提】
YAHOOによる「事前通告なしのブログ全面削除」とは悪質サイト駆逐の目的がある。
【悪質サイト・ブログの定義】
★利用規約より抜粋。
次に掲げる目的や用途のためにYahoo!ブログを利用することを禁止します。
(1)いやがらせ、悪口、脅し、あるいは有害な内容の掲載など、他人を攻撃したり、傷つけたりする目的で利用すること
(2)わいせつな内容や不愉快なデータを公開すること
(3)ブラウザクラッシャー等の悪質なウェブページへのURLを投稿すること
(4)不特定多数に大量のトラックバック等を送信すること
(5)商業目的や広告目的で利用すること(Yahoo!ショッピング、Yahoo!オークション、BR+、Yahoo!ウェブオーナーセンターのアドパートナーおよび、バリューコマース(株)がYahoo! JAPAN内で提供するアフィリエイトサービスへのリンクは除く)
(6)利用の目的がYahoo!ブログが予定していないものであること
(7)著作権者の許可を受けずに著作物を公開するなど、第三者の知的財産権を侵害したり、侵害を助長すること
(8)プライバシー侵害のおそれがあるデータを公開すること
(9)その他、Yahoo! JAPANが不適切だと判断する行為
http://blogs.yahoo.co.jp/FRONT/guideline.html
★ここで俺が言う「悪質」とは、これらのブログを繰り返し作成し、悪用を続けるユーザーを指す。この内、(1)わいせつサイト(5)商業サイトなどは、「悪用」であることを知りつつ何度削除されても復活しているという事例が多数ある。これに対して(7)などは、「中学生が無邪気に張ったアイドルの写真」などの行為も含まれ、つまりは「過失」であって、(1)や(5)の場合とは、明確な違いがある。
【問題】
なぜ「事前通告なしのブログ全面削除」が必要なのか?
【A】(1)や(5)のような相手に「事前通告」すれば、ログを保全されて、削除後も再び同様の内容でブログが作成されてしまう。
【B】(1)や(5)のような相手に「部分削除」で対応しても、削除された部分はすぐに復旧されてしまう。
上記A・Bの理由により、悪質ブログへの対応としては「事前通告なしのブログ全面削除」が最も望ましいと考えられる。
【検証1】
では、「事前通告なしのブログ全面削除」という方法が果たして本当に「悪質ブログ」を駆逐しているのか?という素朴な疑問が沸く。悪質なユーザー(悪の常習犯)とは「削除」を前提にブログを開設しているのであって全面削除を決行したところで、再び別IDにて同様のブログを復活させていることは前記した通りである。つまり、「部分」だろうが「全部」だろうが、彼らへの対応力・抑止力には何の違いもない。結論から言えば「無意味」なのだ。
【検証2】
原点に帰って考えてみよう。どこかの悪質な誰かが、わいせつなブログを開設した。悪の常連であり、何度も削除処分を受けている奴だ。このサイトが「善」ではないことに意義はないが、果たして「俺個人」にとって、これらの性質の悪とは、「本質的な悪」なのだろうか?エロブログのみならず、商業ブログなども無数に見かける。
(例・・「○○ホームセンター・店長のブログ」書庫内容=新製品の紹介。販促イベントの告知など。)
これが「規約違反」であるには違いないが、別に誰かに迷惑をかけているわけでもなく、いやなら見なければ良いという程度の「悪」だと、俺は認識している。(YAHOOの立場と、俺の立場の違いがここにある。)
★つまり、確信犯的な「悪」のわりには社会に及ぼす「悪影響」というようなものは極小であり、責任範囲も限定される。
これに対して「無邪気な中学生が何気なく使用した画像」のような場合、最悪の場合「著作権侵害」で裁判沙汰に発展するわけであり、ユーザーもYAHOOも多大な心痛を負うことになる。
★つまり、善意で作成、運営されているブログでも社会的な影響力は過大であり、重大な責任を負う。
【検証3】
では、この両者のどちらへの「対応」を優先させ検討しなければならないのか?
【1】特例はどちらなのだ?
「悪の常連」と、そのような事柄とは無関係の「一般ユーザー」との比率は?
正確なデーターは入手できないが、常識的に考えて「一般ユーザー」の方が遥かに多いであろう。
【2】一般ユーザーの犯す悪の性質とは?
繰り返しになるが、無邪気な過ちが過大な損害を発生させる可能性(危険性)が「一般ユーザー」にはある。これらの「悪=過失」には、絶対に「指導・注意」という要素が不可欠であることは言うまでもない。「事前通告なしのブログ全面削除」は「過失・過ち」への抑止力とは成り得ないからである。
(確信犯への抑止力にさえもなっていないことは前記の通りであるが・・・)
例えば、どのような画像を使用してはいけないのか?総論で説明できないのであるから、各論で説明すればよいだけだ。つまり「問題が発覚した時点での対応」で十分に間に合う話であり、期限付きの削除勧告をすれば、ユーザーも自分の犯した過ちに気づくことができる。これをせずに「通告なし・全部削除」を繰り返しても、結局はユーザーも「自分の過ち」を知ることが出来ぬままに、それを繰り返すことなる。
【3】つまり、「事前通告なしのブログ全面削除」とは、圧倒的多数の一般ユーザーへの「望ましい対応」がスポイルされ、一部の「悪の常連」に対する対応が優先されていることを指す。別記事にも書いたが、規約違反ブログを発見した際に、それを「全部削除」するのも「部分削除」するのも、労力にはまったく違いはないのである。また、その違反に対して「注意・勧告」を発信することも、僅かのシステム改良で可能であり、これを行うことで「善意のユーザーが書き溜めた代替のない貴重な記事や作品」を消滅させてしまうという悲劇を防げるのである。
【結論】
俺の結論はすでに読み取れていると思うので、ここでは、これを読んでいる皆様に問いたい。
YAHOOブログ内にエロブログが10個作成される「迷惑」と
自分のブログがいきなり消滅する「迷惑」とでは
どちらが貴方にとって「迷惑」ですか?
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