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うちのお風呂で使っているお風呂のふたです。
ずいぶんレトロでしょ?
長さがまちまち、右に片寄っていたり、左に寄りかかったり。
なんとなく小学生5人組の仲良し写真。そんな感じしませんか?
そう見えない人はごめんなさい。
でも、私は木の良さって突き詰めると、こんなところにあるんじゃないかと思っています。
なんの変哲もない木でも、年輪があって反りや曲がりなど、それぞれ個性がある。
その個性を認めて使うところが、どこか人間関係に繋がるものがあると思うんです。
そして、木の風呂フタはカビたり腐ったりします。
あ、桧ですから、そう簡単には腐りませんが、温かく、水がかりの場所で使うので、この写真のようにこまめに干すことが肝要です。毎朝、立てかけて、出来たら風通しの良い日陰に半日干しておくといいでしょう。
結構手間、かかりますね?でもそれも愛着湧いてしまう要因でもあります。
そして、毎回、沸いたお風呂のドアを開けると、桧の香りが部屋一杯に広がります。このリラックス効果は最高です。その辺はブランド産地に負けていません。
香りは次第に薄れていきます。一年と持たないでしょう。でも、少し表面を削れば再び元に戻ります。
毎日、干したり、拭いたり、ちょっと手間を加えると、その分だけ答えてくれる。それが、木の良さであり、木に愛着もって接してしまう所以なのだと思います。
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床材
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カバ桜の特徴はなんと言っても優しい木目。そして穏やかな色の変化でしょうか。
量産塩ビクロス貼りの壁面。
オレフィンシート貼りの建具や巾木。
予算の関係で泣く泣くそれらは妥協しても、フローリングだけは無垢にこだわったお施主様の期待に恥じない、優しさと風格がこのフローリングにはあるように思います。
光沢に優れているわけではなく、傷やキャスターなどの耐久性に優れているわけでもない。
それでも、無垢には無垢にしか表現できない、ゆとりがあるように思います。
傷がついたっていいじゃない。
へこんだっていいじゃない。
そんなふうに人間に思わせてくれます。
でも、施工中はそうは行きません。
日の光で床板が変色しないよう、隅々までカバーをかけ、
金槌を落としても凹まぬように、保護板を敷いて、大切に養生していました。
これから、このフローリングはオイル仕上げを行ないます
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大工さんの技。
無垢フローリング、樹脂系巾木、そして階段板がご対面。
きれいに納まってます。
右側の巾木は高さ約60ミリ。けっこうアップにして撮影しています。
寸分の隙もなく、お互いが補完しあい住宅を構成しています。
床、階段、巾木それぞれの作法を熟知した、大工さんの静かな声。
それぞれの高さや位置を揃え、きれいな面だけを表に出す。
そのために切断されたであろう、余計な部分。
私はこのような大工さんの気遣いと技術に、頭が下がります。
床板:バーチ無垢フローリングt=15㎜
階段:ゴム集成材
巾木:樹脂系巾木
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30年ほど前は住宅用合板フローリングとして市松模様がさかんに使われていました。 |
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パナソニック電工のWPBリフォームフロア。 |



