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小嶋が無事にプロ入り初勝利し、開幕シリーズの勝ち越しに成功した。 その要因は、理想的な攻撃に尽きると思います。 一昨日は無死or1死でランナーが出塁したイニングが2度しかなかった。 昨日はそれが5度あったが、この5度の内無死or1死までに2塁に進めたイニングは1度しかなかった。 つまり、昨日までの2試合は「出塁・進塁・返す」という基本的な得点の形がなかなかできなかった。 しかし今日の1回と3回の得点は、いずれも先頭バッターの1番鳥谷から基本的な得点の形ができている。 〜1回〜 <1番鳥谷> 1球目 アウトロー ストレート ボール 2球目 アウトロー 143k ボール 3球目 インロー ストレート ストライク 4球目 インロー 148k 1・2塁間ヒット <2番赤星> 1球目 送りバント <3番シーツ> 1球目 アウトハイ スライダー ストライク(ほぼ真中高め) 2球目 アウトロー スライダー ボール 3球目 インハイ 145k ファール(甘い球) 4球目 アウトロー スライダー ボール ワイルドピッチ 5球目 アウトハイ 147k セカンド左を抜いてセンター前タイムリーまず1番鳥谷が1・2塁間を抜くのだが、出塁できる球を一発で仕留めている。つまりポコーンと内野フライになる可能性が低い低めの球をジャストミートしている。この球を狙ったという事は、結果は別にして1番としての役割を十分果たしたといっていいだろう。狙うべき球を狙って出るべくして出た結果だと私は思います。 そして2番赤星が送る。2007年岡田阪神は、こういった進塁方法も取り入れていくという事で、これも進塁という役割をうまく果たしている。 そして3番シーツ。初球手が出なかったのはタイミングが合わなかったのかもしれない。しかし3球目の甘い球は狙っている。そして5球目がシーツの好きな甘いアウトコース。これをジャストミートする。 その前の4球目のワイルドピッチのおかげで広島内野陣が前進してくれていたのはラッキーだったかもしれないが、この球をミスショットせずにタイムリーヒットにしたのはさすが3番バッター。お見事である。 〜3回〜 <1番鳥谷> 1球目 アウトハイ ストレート レフト前ヒット(インハイの逆球) <2番赤星> 1球目 インロー ストレート ボール 2球目 インハイ 143k ストライク(自らバントの構えを見せる) 3球目 インロー 145k ファール 4球目 インロー ストレート ファーストゴロ 1塁ランナー鳥谷が2塁へ進み1死2塁 <3番シーツ> 1球目 アウトロー スライダー センターオーバータイムリーツーベース鳥谷今度はファーストストライクから狙った。これがボール球ならポップフライの可能性が高い球になるが、ヒットできる甘い高さであった。初球なので見逃してもいい高さだとも思うが、いいタイミングでうまく反応したのだろう。 2番赤星、今度は送りバントではなかった。しかしこの打席は面白い打席であった。0-1からの2球目をバントの構えを見せて見送っている。明らかなウェイティングである。このウェイティングで1-1になった事で、広島のピッチャー大竹がかなり考えてくれている。ここで4度も牽制をしてくるのである。何か感じるものがあったのだろう。私もこの4度の牽制が無ければ、もしかしたらエンドランか盗塁といった何か仕掛けがあったのではないかと見ている。でないと別にウェイティングする必要が無いと思うのである。そしてこれだけ牽制してきたので方針が変わったのか、3球目は普通に打って出た。ちなみに私はここではバントでもいいし、エンドラン等何か仕掛けるのもいいし、普通に打って出るのも悪くないと思っている。2番赤星の強みは、ゲッツーの可能性が少ないという事なので、このケースではランナーを残してクリーンアップを迎える可能性がかなり高いという事になる。 結果はファーストゴロ。2塁送球されなかったのはラッキーだと思う。放送ではヨッサンが「鳥谷のスタートが良かった」と言って流されていたが(笑)リプレーで見た限り2塁で刺せるタイミングだったと私は思う。ファースト栗原も2塁を見ていた。ショートが映らなかったのだが、ショートの入るタイミングが遅かったのだろうか。広島内野陣の小さなミスだったかもしれない。ただ、仮に2塁送球しても、打球が緩かったので赤星は1塁セーフになっていた様には思う。そう考えると、赤星をランナーに残す事だけは避けようとした合理的な広島内野守備だったという見方もできる。面白い赤星の打席であった。 そして3番シーツ。シーツの好きな甘いアウトコースの球を、今度は初球から仕留めてランナーを返した。 この様に「出塁」「進塁」「返す」といった得点の基本的パターンを実現させようとした場面は、他に8回ウラにも見られた。この回は2点リードの場面であり、ここでもう1点取ると広島の残されたイニングは9回のみ。球児が出なくても逆転の可能性はかなり低くなる状況になる。 この回は今岡が「出塁」し、代走に赤松が出てきた。そして赤松が1球目に盗塁する。赤松が自ら「進塁」したのである。 そして濱中三振に倒れた後、矢野のサードゴロで赤松が3塁に進んでいる。足を使った見事な走塁である。そして関本が返せなかったがフォアボールで歩き、林のトドメを刺す返すバッティングに期待したが、残念ながらレフトフライで倒れた。しかしもう1点取ろうという攻撃は見えましたね。 ただ、この回の代走赤松に1つだけ注文したい事がある。
2塁に盗塁した赤松には、もう一度走って3塁を狙って欲しかった。 この場面での無死2塁、或いは1死2塁で3塁盗塁を狙うのはハッキリ言って無謀であるとは思う。この試合だけを考えるなら有り得ない作戦であろう。 しかし今年は赤松の足を他球団にアピールしないといけない。 厳しい言い方になるが、2塁盗塁なら赤松クラスの足なら誰でもできる。 しかしここで3塁を狙う事で、赤松の足を全国にアピールする事ができると思うのである。 まだ阪神ファンしか赤松の足を知らないのが現状である。ここで3塁に走る事により「阪神には赤星だけじゃなく、もう1人別の”赤”がいるぞ」と全国にアピールする事により、赤松の足を今後警戒させる事ができるのである。そうなると赤松が代走に出てきただけで、ストレートを多く投げさせたり、打者への集中を半減させたり等ができるのである。 この場面は8回2点リードの場面である。今年赤松の足を全国にアピールさせる事を考えれば、ここでの盗塁失敗は許されるのである。なぜなら9回表は球児がスタンバイしている。1失点以内に抑える可能性はかなり高い。赤星も含めて他のランナーならお勧めしないが、今年の赤松ならこういう時は果敢に狙って全国にアピールしてもらいたいと思います。 |
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今日は安心できる試合運びでしたね。一番がでて2番が送ってクリーンナップで返す。先発小嶋もいい仕事。ナイスゲームでした。
2007/4/1(日) 午後 9:13
まだどうしても赤星のバントを見ていると不安になってしまうのですが、結果としてちゃんと送っているので文句は言えません…。1番が出て2番が進めて3番が還す理想的な攻撃ですが、鳥谷が凡退した場合に赤星やシーツがしっかりフォローできるかどうかまだこの先静観してみたいです。赤松に関しては、私も8回で2点リードなら3盗してほしいと思っていました。まして2盗の際に梅津のモーションを完璧に盗んでいましたからね。ただ、赤松が代走にいることで終盤の攻撃に幅が出たことは喜ばしいです。
2007/4/1(日) 午後 9:33
今年は鳥谷がすごく成長したと噂で聞きました。1〜3番で得点出来ると理想的ですよね。ドラゴンズの今年の1番は井端の様です。井端→荒木→福留も頼もしくて面白そうですよ。
2007/4/2(月) 午前 0:29
赤松が3盗を仕掛けようともしなかったのは私も残念でした。開幕直後にこんな事も出来るぞと見せつけるのは1年間闘う上でも有効なことだと思いますよ。
2007/4/2(月) 午前 1:23
昨日はシーツの先制後、爆睡してしまって試合見てないんですが・・・こうゆう戦いすれば今年は楽しみですね!!
2007/4/2(月) 午後 0:58 [ xxx*ig*rs_*xxx ]
なかなか忙しくて試合を見る事が出来ずに歯痒い状況です。鳥谷−赤星の1・2番は機能しそうですね。小嶋の初勝利も嬉しかったです。
2007/4/3(火) 午前 0:28
やっと、1・2番コンビが活躍やったなぁ〜♪シーツも2回のタイムリーがでたことやし、あとは5・6番が鍵やなぁ〜?
2007/4/3(火) 午後 6:08 [ kaz*6*26 ]
この展開になれば阪神は強いですよね^^ そしてなんといっても、JFKですね。 今年は球児の40S以上を見てみたいです!!
2007/4/3(火) 午後 6:54