11月24日
【ミステリ双六をつくっちゃおう 43】
《解決篇・その4》
ついに、犯人が罪を認めた。
名探偵としては、犯人の最後の抵抗を打ち破る場を失い、
いささか不本意な展開にはなったが、ひとまず事件解決の
役に立ったといえるだろう。
そのとき、「よし、じゃあ後のことは私に任せてください」と、
招待客のひとりが唐突に言い出した。
名探偵のあなたが誰なのか尋ねると、「こういう者です」と
その人物は警察手帳を提示した。「休暇中の刑事なんです」
「おお、刑事さんか」
「そりゃあ助かる」
「犯人の身柄を預けておいても安心だな」
ほかの招待客たちが次々と刑事に信頼を寄せはじめるのが
わかり、急激に存在感をなくす名探偵・・・。
「・・・ていうか、何で事件発生のときから身分を
明かしてないんだよ」という声もむなしく、1回休み。
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