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丹下左膳餘話 百萬兩の壺
監督:山中貞雄
主演:大河内傳次郎、喜代三、沢村国太郎
製作年度:1935年
☆☆☆☆☆
ひと言:山中監督の素晴らしい、そして楽しい楽しい大傑作です。
山中監督の作風は、時代を経ても決して飽きられることはないと思います。笑いの質がとにかく洗練されているのです。
大人の遊技場のおかみと雇われ居候用心棒の丹下左膳との掛け合い。
ひょんなことから孤児の坊主を世話するはめになるのですが、お互い、クールをを装って、そのくせ坊主のことが心配な二人。坊主の将来をにらんで、勉強させるか(おかみの意見)、武道に精進させる(丹下の意見)かで意見が分かれ、口論になり、見ているこちらとしてはどうなるのかなあと次のやり取りを待つのですが、次のシーンでいきなり勉強に励んでいる坊主を応援している丹下に笑ってしまいます。そんな笑いのツボを心得たシーンが満載です。
百万両の入った壺の所在のことなど、どうでも良くなってしまうのですが、そんな壺の扱われ方も全く言う事なしで収まるところに収まってしまう・・う〜ん、全く持って極上の傑作コメディです。
『人情紙風船』を見て、すぐに山中ファンになったのですが、本作はほんと格別ですね。一緒に見た我が家の子供たちですら、大笑いしていました。大人から子供まですべての年齢層のハートをつかむ、且つ、欧米の批評家などからも非常に高く評価されている山中作品、全く持って素晴らしいの一言に尽きます。
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随分前に一度かニ度、コメントさせて頂いた事があると思います。
"通りかかりました”ので、折角ですから、ひと言。
ヒッチさん初め、私が信頼をおいている映画ブロガーの方たちが絶賛されている作品ですので、
絶対見なければと思っています。
そう思い始めて既に2年が経つのですが、まだ未見です。
「何とかしよう」!
jackさんの記事がその気持ちを更に大きくさせました。
2011/3/10(木) 午前 8:43
alfmomさん、
こんにちは、コメントありがとうございます。本作は、そうですね、ヒッチさんや皆さんが高く評価されていますね。黒澤、溝口、成瀬などの作品は、少し子供にはしんどいのですが、本作は、子供も楽しめて、且つ辛口の批評家にも絶賛されている作品です。ぜひぜひ機会があれば。
2011/3/11(金) 午前 8:04 [ Jack ]
お久しぶりです。この映画、高校のとき見ました。当時「ぴあ」より「プガジャ」派(「プレイガイドジャーナル」)やった私は、自主上映の欄で山中貞雄特集の表題に惹かれ、確か堂島会館かどっかでこれをみました。残念ながら内容よりもその映像の悪さしか印象がありませんが・・・。懐かしい。
これから、床に入りながらCSでちょうど放映してるので「大災難P.T.A」を見て寝ます。おやすみなさい。
2011/3/15(火) 午前 0:43 [ yug*ki*ai1*69 ]
山中作品を劇場で見られたとは・・良かったですね。またご無事で何よりです。厳しい寒さが続いているようですが御身体お大事に。
2011/3/17(木) 午前 8:02 [ Jack ]
迎春 おめでとうございます。
ヤフープログ画像で 丹下左膳を 検索中です。画像を見ながら
ランダムにコメント中です。私は 丹下左膳を 知らない世代です。
丹下左膳は どの役者が いいかなぁ?最近だと トヨエツですね。
丹下左膳で 動画 見に行ってきまーす
時代劇同好会(名前検討中 丹下左膳を語る会
2012/1/3(火) 午後 7:59 [ 謎の村石太 ]
トヨエツの丹下左膳は知りませんが、とにかくこの映画は最高です。機会があればぜひご覧下さい。
2012/1/21(土) 午後 9:17 [ Jack ]
はじめまして。
この映画、私も大好きです。
一見強面の左膳たちも本当は優しかったり(やなこった→といいつつ凄い面倒見てくれる)、一瞬のアクションンの切れ味といい、こんなに面白い日本映画があったんだと驚いたものです。
山中貞雄のまともに見れる作品が三本しか残っていないというのも悔しくてなりません。
TBさせて下さい!
2017/1/19(木) 午後 11:59 [ すかあふえいす ]