今回は1987年の第4戦イタリアGPのWGP250について書きたいと思います^_^87年の8耐に行ったときに第3戦西ドイツGPと第4戦モンツァのビデオが売ってて悩んだ末に250で大バトルのあったモンツァを選びました。
まずはグリッドの選手紹介から。英語のナレーションなので全然わかりませんが弾けるエキゾーストとともにまず飛び込んできたのが…
「…Because Loris Reggiani!」
なんと日本車をしりぞけてアプリリアが史上初のポールポジションを獲得!このシーズンアプリリアに加わったオランダ人チューナー ドルフ ファン デル ヴーデの手により飛躍的にポテンシャルアップしました。
2番手はラインハルト ロト。前戦の鎖骨骨折も癒えないまま驚異的な走りを見せています。マンクのチームにいたセップ シュレーゲルがチームに加わりマシンも最速。
3番手は鈴鹿での怪我とYZR250のポテンシャル不足に悩む前年度チャンピオン カルロス ラバード。
4番手はジャック コルヌー。ワークスマシンを得て絶好調。
5番手はパトリック イゴア。耐久のスペシャリストもいよいよスピードを発揮してきました。
続いてアントン マンク。そしてドミニク サロン。後ろに見える21はTZで驚異的な走りを見せるジャン フィリップ ルジア
22は前年度125チャンピオン ルカ カダローラ。第2戦ヘレスでは素晴らしいスピードを見せましたが高速サーキットのモンツァでは苦戦。
ゼッケン5はNSRを失ってDEFIロータックスで戦うジャン フランソワ バルデ
いよいよスタート
今のようにフライングが厳しくないのでラバードが普通に動き出します
激戦の火蓋が切って落とされました!
12のカルロス カルドゥスが素晴らしいスタートを切りトップへ
カルドゥス、サロン、マンク、ポンス、
レジアーニ、ロト、ラバード、ルジア、ギ ベルタン、ジャン ミシェル マッテオリ
イゴア、マッテオリ、ドニー マクレオド、エッケル、ガリガ
マンフレッド ヘルヴェ、ステファン メルテンス、マウリッツオ ヴィターリと続く
アスカリシケイン
最終コーナーのパラボリカ
2周目のアスカリシケインで遂にレジアーニがトップへ
パラボリカでもギリギリのブレーキングでトップを守りアプリリアが初のリードラップを奪う!
レースは超激戦、各コーナーでバトルが続く
マンクとロト
理不尽にもアームストロングのマシンを失ったドニー マクレオドがジョー エーリッヒ博士のEMCロータックスで走る
ポンスとラバード
7台の激しい戦いが続く
カミソリのように鋭いブレーキングでレジアーニが何度もトップを奪う!
この第2シケインのロッジアの進入は圧巻。バトルに強いマンクをさらに上回るブレーキングでトップへ
ラバードとポンスが徐々に遅れ始める
ラバードの限界走り。逆ハングオフで追走
怪我とマシンに苦しむディフェンディングチャンピオン
ファン ガリガ転倒
YZRを得た一年目はヘレスとハラマで表彰台に上りました
ルカ カダローラとガッツァニーガロータックスに乗るステファノ カラッチ。どちらもイタリアの期待の星だった。
カラッチはマシンに恵まれなかったライダー。甘いマスクでカッコよかった。何故かこのレースではガードナーレプリカメット
ガレリに乗るマウリッツオ ヴィターリとRSに乗るギ ベルタン
8周目レジアーニのアプリリアがパラボリカでガックリとペースダウン、マシントラブルで残念ながらリタイア
その後はマンクが激戦を制して優勝。前戦のホッケン、そして次戦のザルツも制してタイトルへと突き進むことになる。85年のザルツでのフレディとのバトルを見てもわかるようにマンクは高速サーキットを得意にしていました。
2位はロト、3位はドミニク サロン
このシーズンはラインハルト ロトがマンクの最大のライバルでした。
このモンツァではリタイアしたアプリリア+レジアーニですが次戦のザルツでは見事2位。そしてシーズン後半のサンマリノGPミサノで遂に初優勝を飾ります。
こちらモンツァを訪れたグラッツィアーノ ロッシ。後ろの女性ですがバレンティーノの幼少の頃の顔に似てません?もしかしてロッシのお母さん?^_^
文中の写真は今回もGPTALKから使わせてもらいました。