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今回のタイトルは「さりゆく後輩」です。
この記事は、最初は短編物(1回限り)の予定でしたが、思ったよりも反響があったので給与シリーズ化
しました。
3週間くらい前のことでしょうか。とある部の部長さんから相談を受けました。
「葉崎(例によって仮名)が『会社を辞める』って言ってるんだよ」
この葉崎くん。
私がこの会社に来て2回目の新卒として入社した若者で現在22歳。
何度か書いています通りここ数年採用を行なっていないので、彼はうちの会社でも最年少です。
ただでさえ若手がほしいうちの会社でよりによって最年少の、将来のある若者が辞める。
その部門の長である部長さんにしてみれば、それは引き止めたいハズです。
しかし、私が人事を担当するようになってからかれこれ6年ほど経ちますが、希望退職以外の自己都合
退職で「辞める」という意思表示をした者を引き止める事ができた例は。。。残念ながらありません。
大抵「辞める」と公言したヒトって、公言した時には既にあとの事まで決めちゃってるんです。
勢いで「辞める」と言ってしまったような場合や、責任感が欠落している場合は別ですが。
部長「なんとかひきとめたいと。。。」
たら「私の経験から言わせて頂くと、恐らく引きとめは無理でしょう」
部長「やっぱりそうだよね」
この後、3日後くらいに葉崎くんの退職願が私の手元に届きました。
退職願を元に、うちの部長と社長に決裁を頂き、晴れて退職が決定。
退職日付は2月28日付。最終勤務日は今日でした。
退職手続きは事務的に行われるため、私の部門の部下が行ないます。
普段、私が退職手続きに顔を出すことはないのですが。。。
今回の葉崎くんの退社に際し、思い出しました。
もうかれこれ3〜4年前のことですが、この葉崎くんが入社した年は、うちの会社としては結構沢山
採用しまして20数名居ましたか。思えばあれが最後の新卒入社だったなぁ。。。
彼も入社した時は18歳。どちらかというとポッチャリした感じで、いかにも悪ガキって感じでした。
趣味はサーフィン。
パジェロに乗っています。
お酒はたしなむ程度
挨拶は元気
頭はチョット弱いかな?
親父さんがグループ会社の人で。。。
葉崎くんに限らず、自分が採用面接時から入社時教育などまで行なってきた後輩達のことは、趣味や
性格のほか、この程度のことは知っています。
比較的みんな懐いてくれていて、彼らに限りませんが、年次ごとの同期会が開催される時は大抵、
スペシャルサンクスで声をかけてもらえます(スポンサーにされているような気もしないでもない)。
彼らは入社教育が終わる入社後1週間程度で夫々の職場に散ってしまう為、仕事上、彼らと接する
機会は少ないのですが、最初に面倒見てくれたヒト、って感じで挨拶とかもよくしてくれます。
人事のオシゴトをしていると、特殊なケースを除いては全ての社員が後輩なんです。私がこのままこの
会社に定年まで居ることになれば、全社員がなんらかの形で就職時に私が面倒を見ている、ということに
なるでしょう。
何が言いたいのか?
私にとっては皆かわいい後輩。そいつらが辞めて行くというのはやはり寂しいものです。
今回みたいに色々思い出したりもします。
滅多に退職手続きに顔を出すことは無いのですが、今回はチョットだけ顔を出し、5分くらいですが
お話をしました。色々話しましたが、自分の話した内容のうちこれだけは忘れるな、と話した一言だけ
紹介して今日は終わります。
「自分の賞味期限を見誤る真似だけはするな。自分の商品価値はどのくらいあるのかをいつも考えろ」
@たらさひ(寂しいですね)
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【この記事はシリーズものです】
第1回 さりゆく後輩 http://blogs.yahoo.co.jp/talasahi/238881.html
第2回 可能性の目を摘む http://blogs.yahoo.co.jp/talasahi/253686.html
第3回 賞味期限 http://blogs.yahoo.co.jp/talasahi/267518.html
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こんばんは^^葉崎さんは幸せな方ですね。こんなに思ってくださる上司がいて。うらやましいです。もし私がこの仕事を辞めると言ったら、誰かとめてくれるかな〜?なんて考えました。まだ1年目で役立たずですが(笑)みんながとめてくれるような存在になれるように頑張ります!!(o^v^o)
2005/2/27(日) 午前 0:15 [ moc*_k*or* ]
>自分の賞味期限を見誤る真似だけはするな。 この部分の意味がわかりませんでした。 職を選べるのは若いうちだけだぞっ、てことですか?
2005/2/27(日) 午前 0:18 [ hoihoii ]
お邪魔します。自分は現在3社目で2回程、退職を依願致しました。おっしゃるように依願する時点で次は決まっていて、引き止められても気持ちが変わる事はありませんでした。人事泣かせですね。その際には自分の賞味期限はしっかり吟味したつもりですが、結局、賞味期限を決めたのは自分ではなくて、自分を取り巻く人々だった気がします。すいません。ずの的外れなコメントで。失礼致しました。
2005/2/27(日) 午前 0:36 [ sakasita_city ]
厳しい言葉だけど、まさしくそれは真理です!あとは付加価値をどれだけ付けられるかによって、賞味期限、商品価値は変動して行きます・・・そう信じたい!
2005/2/27(日) 午前 1:40 [ ALOHA*おはな ]
営業時代は、成績が上がらなければ、期限を切られて、いずれクビということがあったのですが、他にとりえがあれば、他の部署に配属換えできました。しかし、後輩たちの時代は、かなり厳しい状況になってます。自で辞めるという事は、新しい道を見つけたのかもしれないということで、そういう場合は、寂しいですが激励し見送ります。
2005/2/27(日) 午前 11:43 [ S-LIFE−CT ]