水平思考 <日常あふれる気づきを求め>

歴史・旅・読書などをメインに、日常触れる様々なことから、前向きな気づきを求めています。

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JR福井駅から2時間に1本くらいしか運行していない
越美北線・越前大野行に乗って5駅目、
小さな無人駅である一乗谷駅で下車すると、
周りを山で囲まれたのどかな景色を見ることができる。
イメージ 1
写真の左側を流れるのは足羽川
湿気を十分に感じる雨上がりの夏のこの日は、
山々から白くたち昇る霧が幻想的にも見える。
 
蒸し暑くはあるが、炎天下の猛暑に比べるとはるかに過ごしやすくなっている中、
こうした景色を眺めながらの歩行は爽快な気分でもあった。
 
イメージ 2
 
足羽川から南に向かって流れる支流・一乗谷川に沿って南下していく。
 
山と山の間に流れる一乗谷川に沿っての細長い谷あいの一帯は、
戦国時代のおよそ100年間、朝倉氏によって統治されていた所であり、
城下町として栄えていたのだった。
 
そしてそこは、北を足羽川、東西と南を山に囲まれた、
まさに天然の要害でもあったのだ。
 
イメージ 7今では『一乗谷朝倉氏遺跡』として、
当時の面影をしのばせてくれる遺構がみられる。
 
イメージ 8
 
 
 
 
 
 
 
一乗谷川に沿って南下し始めたところからすぐ、谷が最も狭いところに土塁が築かれ、
城門とされていた跡も見られる。
 
ここは『下城戸』と呼ばれる城門跡。
また1.7km南方の地点にも『上城戸』と呼ばれる土塁が築かれ、
南北それぞれに築かれた土塁によって、城下町は守られていたのだった。
 
イメージ 9
 
『下城戸』から更に南に進むと、
大きな土塁が見られる。
 
こうした遺構があちこちで見られ、じっくり歩いての散策も楽しいものだった。
 
 
 
 
そして更にしばらく南下すると、『朝倉館』がある。
イメージ 10  イメージ 11
5代目当主・朝倉義景の館があったところであり、『唐門』から出入りができる。
 
イメージ 12 
『唐門』をくぐって中に入ると、一帯が遺構だらけだ。
 
イメージ 13
 
 
 
 
 
 
 
このような石垣もあちこちに見られる。
 
 
イメージ 14
 
 
右の写真は庭園の跡だという。
 
また、当時の町並みを復元した『復元町並』があり、210円で入場できる。
イメージ 3
 
イメージ 4
 
これは武家屋敷を復元したもの。
 
 
イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
右の写真は
『越前朝倉夢舞台』と名付けられていた。
このような舞台での演舞は、
魅せ場としての舞台でもあったのだろう。
朝倉氏も家臣らの前で、このような舞台で演舞をされていたのだろうか。
 
こうした広い一帯に残された遺構を、あちこちで散策でき、
当時を思いめぐらせることができる。
 
ここ一乗谷に本拠を構えたのが、初代当主・朝倉孝景
以降、氏景貞景孝景義景5代続き、
およそ100年間、一乗谷は栄えたのだった。
その間、応仁の乱で荒廃した京を逃れた公家や文化人などが、
ここ一乗谷を訪れ、飛躍的な発展をしたそうだ。
 
しかし後に、将軍・足利義昭の信長包囲網の号令に朝倉義景が呼応したため、
信長に攻め込まれることとなる。
そして、朝倉氏は滅亡し、
ここ一乗谷の城下町は焼き討ちにあい灰燼に帰したのだった。
 
山間にある美しい街並みが、
こうして一気に地獄と化していったのかと思うと、何とも切ない気持ちになる。
 
その後、越前の地を与えられた柴田勝家北ノ庄に本拠を構えたので、
ここ一乗谷はそのまま埋もれていったのだった。
 
時は経ち、1967年に発掘調査が始まり、
次第に一乗谷の遺構が明らかになっていった。
そして、『上城戸』『下城戸』で区画された『城戸ノ内』と呼ばれる地域は
特別史跡に指定されたのだ。
 
イメージ 6
今ではのどかな一乗谷朝倉氏遺跡
東西の山に挟まれ、一乗谷川が流れる谷あいの景色は、今でも美しいと感じる。
 
当時は多いに栄えたのであろう一乗谷を、いつまでも美しいままに、
そして遺構を大切に保護していって欲しいと思うのであった。
 
『一乗谷朝倉氏遺跡』 所在地 :福井県福井市城戸ノ内町
 

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そのままタイムスリップしそうな背景が素敵です。
福井は良い所です。

2010/8/24(火) 午前 9:32 [ じじ ]

ぱふぇさん、はじめまして!

ホントにそのままタイムスリップしたかのような景色でした。
朝倉氏がいた当時も、こうした美しい景色が眺められたのだろうと思います。

福井はよいところですね!
今回の旅で実感できました。

2010/8/25(水) 午前 6:37 桃の守

こんばんは〜
福井もレイヤの田舎です
のほほ〜んとしているのですが
石垣が実は・・・・・・っていう感じで面白い所ですよね〜
幼き頃飛び跳ねていました☆彡
川も綺麗で、泳げるし、畑でお野菜頂いたりと
のどかな町で大好きです
いいな〜堪能ですね

2010/8/25(水) 午後 6:17 [ レイヤ ]

レイヤさん

幼い頃、福井で過ごされていたんですね。
京都の隣の県ですが、訪れたのは初めてでした。
結構、歴史が残っている福井は、僕も気に入りました。

今回は、福井でもほんの一部だけしか訪れていないですし、
また福井を訪れ、違った部分を発見していきたいです。

ここ一乗谷もとても気に入ったところです。

2010/8/26(木) 午前 5:54 桃の守

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桃の守さん、お久しぶりです☆
私も久しぶりにブログを書きました!!

一乗谷に行かれたんですね!!
さすがは歴史がお好きな桃の守さんです☆
一乗谷と聞いた瞬間、日本史の授業がとても懐かしかったです(^^)

桃の守さんの記事を毎回楽しみにしています☆
これからもよろしくお願いします(^0^)

2010/8/26(木) 午後 1:12 [ ashmtsk ]

ashmtskさん、お久しぶりです!

一乗谷が日本史の授業で習った記憶はなかったですが、
ashmtskさんは、思い出されたんですね。
一乗谷はとても散策の楽しいところで、面白かったですよ。

久しぶりに来て下さって、嬉しかったです。
ashmtskさんも記事を投稿されたんですね。
お邪魔したいと思います。

また、いつでも記事を見に来て下さいね!

2010/8/28(土) 午前 7:26 桃の守

桃の守さんこんばんは!雨の中を歩かれたのではと気になってましたが雨上がりの中での散策だったのですね^^本当に良かったです^^
昔々に学生時代の旦那と悪友が一乗谷駅に落書きしたそうなのです。
山があり川がありとてものどかな景色が心を癒してくれますね^^
山々から立ち上る霧の幻想的な雰囲気は「もののけ姫」の中に出てきそうですね^^
今は静かなこの場所に城下町が栄えていたのが嘘のようですよね。
一乗谷朝倉氏遺跡は携帯のCMでも使われたしかなり観光客も増えたようですが過剰な観光地化をせず自然でのどかな雰囲気をそのまま大切にしているのが良いですよね。
この美しい景色に癒されにまた福井へ行くのを楽しみにしながら仕事に家事に頑張りたいです^^

2010/8/28(土) 午後 9:19 まりも

去年の秋の一乗谷を訪れましたが、それまで朝倉氏って浅井氏の
同盟国のイメージしかありませんでした(^-^ゞ
しかし、一乗谷を訪れてその史跡に触れたら俄然興味が湧いて
来ました。地元の方にとって信長はただの侵略者でしかない事
に朝倉氏のふるさとなんだなぁ〜と(*^ー゜)b
あの小さな山間の町に都の文化が伝わって来たのですね。
復元町並みも楽しかったです。今度はゆっくり一乗谷の山城
にも上りたいなぁ。TB&ぽち☆彡

2010/8/29(日) 午前 5:39 るな

まりもさん

この日の北陸地方は雨模様だったのですが、
福井に入った午後は雨が上がっており、
一乗谷散策の時も雨上がりの景色を楽しんでくることができました。
ご心配をして下さってありがとうございます。
でも、散策を終え、一乗谷駅に戻ってからは土砂降りであり、
北陸地方は雨の多い地域なのかな、と思っていました。

雨上がりの幻想的な霧は、一乗谷の美しい景色では、素晴らしいものがありました。
ホントに『もののけ姫』の世界のようですね。

ケータイのCMに使われたのは雪景色だったかと。
おっしゃるとおり、あまり過剰な観光地化はせず、
今のまま、大切に保存していって欲しいと思います。

また冬にでも訪れ、雪景色と共に、
一乗谷城址のある山を散策といきたいな、と思っています。

2010/8/29(日) 午前 9:07 桃の守

るなさん

僕もこれまでは、浅井家の同盟者ということくらいしか知りませんでした。
ここ一乗谷に拠点を置き、栄えていたのだと思い、
感慨深く眺めていました。

そこに攻め込んできた信長軍は、まさに悪魔のように映ったのかも。
一気に地獄と化したのは、切ないです。

僕も今度は山城を訪れたいと思っています。
電車旅の僕なので、時間を考えて散策したいと思います。

トラックバック、ありがとうございます!
るなさんの記事、拝見しに伺います!

2010/8/29(日) 午前 9:11 桃の守

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(たぶん)初めまして。
ブログ村から来ました。

一乗谷を初めて訪れたときは、かなり衝撃的でした。
たしかに、ここに来ると、信長が悪の侵略者に思えてきますね。

2010/9/3(金) 午後 11:22 Komoyo Mikomoti

こもよみこもちさん

先日、ゲストブックにお越し下さっていますね!
ブログ村から、度々来て下さって、ありがとうございます!

そうですね。
ここの美しい景色を眺めていると、信長が悪の侵略者に思えてしまいますね。

2010/9/5(日) 午前 7:38 桃の守

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