下に転載したのは鳥取環境大学のブログからの記事
ギブソンのギターに使われてるエボニー(黒檀の話)
以前から非常に気になっているギターに使われる木材の話しでございますが、これはもう絶滅危惧種となれば、非常に考えさせられる話しでありまして・・・
現在、非常に、比較的安くいいギターが手に入る時代になったのは、ギター好きの人間にとっては都合のいいことではあるのですが、一方で木材の乱獲ということで、ギターを持つ側にも責任が・・・っちゅう話しになるのであります。
私がギターを始めた頃なんぞは、そりゃあもうギブソンなんぞは、雲の上のギターでありまして、ショウウインドウ越しに拝ませてもらうだけで、幸せっちゅうもんでありました。
今、確かにギブソンを手にはしておりますが、あの頃がへんに懐かしく思えてなりません。この後に及んで、ギブソンを所有する技量も資格もないのではなぞと・・・
この後、より一層木材事情は厳しくなりましょうし、ましてや、プレミアムな貴重な木材を使ったギターを所有することが犯罪になるような時代がやってくるのかも知れません。恐ろしい話しであります。
でも、いい木を使って作られたギターは、銘刀「むらまさ」ではありませんが、恐ろしい魅力を持っているのも事実。
血で血を洗うギター争奪戦が〜
キャー!!!
映画「レッドバイオリン」みたく、ある名器を巡って沢山の人間が死んでいく〜
みなさん、使わなくなったギターは捨てないように!
な〜んかね、いま、楽器沢山作りすぎだよ!
マダガスカルのマオサラ(Masoala)熱帯雨林はレミューが棲む熱帯雨林として有名だが、現在では一日1,000本の黒檀や紫檀などの高級木材が違法に切り出されているという。マダガスカルでは2009年に起きたクーデターにより、政府の統治能力が欠如した状態が続いており、これが違法伐採に拍車をかけている状況だ。国立公園内部でさえ、かまわずに伐採が入っている。生物多様性に対する脅威というばかりでなく、違法伐採は地域の人々の経済に対しても大きな打撃だ。先進国の市場では、例えば紫檀のベッドは場合によっては1台で100万ドルもするというのに、原木丸太に支払われるのはその1%にも満たないという。マダガスカルでは7割の人々が栄養不良状態にあり、人口の2/3は世界の貧困ラインと言われる1日1.25ドル以下で暮らしているという。木材を仮に伐採利用することを是とするとしても、それは、地域の人々に正当な収入を保証することが最低の条件だろう。今回のコンサートはこうした問題も含めて、違法伐採の問題を人々に啓発することを目的に開かれた。
一方、極右派の茶会は、8日にギブソンギター社を支援する集会及びコンサートを開く。本ブログ9月5日と9月11日付け記事でも紹介しているように、ギブソンギター社はマダガスカルで違法伐採された木材を購入し、インド経由で輸入した件で公判中だが、未だ立件には至っていない。こうした状況の中で、茶会側は、今回のギブソン社のケースはアメリカが規制過剰の社会になっている象徴として、レイシー法そのものを批判する立場をとっている。ギブソン社CEOのヘンリー・ジャスズキエウィクズ(Henry Juszkiewicz)氏は、保守派系のメディアへの露出を多くしながら、過剰規制という論点を盛んに持ち出す戦略で、自らの正当性を訴える構えだ。さらに同氏は連邦下院議長のジョン・ボーフナー(John Boehner)氏に招待されて、オバマ大統領の雇用創出に関する演説にも出席した。ワシントンDCにまで過剰規制の問題を、雇用問題との絡みで訴えるような議論を展開しているとみられる。
さらに、今週末の集会では、茶党はギブソン社を犯罪者ではなくアメリカ規制社会の犠牲者として扱い、他の保守系グループらと共同でレイシー法違反容疑で窮地に立たされているギブソン社を支持する構えである。彼らは、ギブソン社支援を、規制社会アメリカ批判に同調させる。あるいは自由に対する反動法として、レイシー法への批判を強めている。集会にはCEOのヘンリー・ジャスズキエウィクズ氏も参加予定だという。
うわさでは、音楽家らが所持している楽器も没収の対象になるといった話もあり、一時は業界震撼とも言われたが、先ごろ当局の野生動物局からは、現在までに所有している楽器については規制対象から除外するので心配されないようにといった旨の発表がなされているという。
違法木材問題を追いかけている環境NGOのEnvironmental Investigation Agencyで森林キャンペーンを担当しているアンドリア・ジョンソン(Andrea Johnson)氏は言う。「この件は不合理な形で政治問題化されつつあります。現実離れをした議論の中に無理やり入れ込まれているような状況になっています。雇用問題と絡ませるなどです。茶党のギブソンギター社支援が自由のために立ち上がろうというキャッチフレーズになるのも驚きですね。失笑ものですが、笑ってはいられない状況です」と。
|