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田んぼのあぜ道を歩いていると、木立のそばでモズが飛び交っていた。
「モズさんモズさん、何しているの?」
モズはあっちへこっちへ、捕食に余念がない。
おそらくこのエリアは、エサが豊富なのかもしれない。
隣接して別の固体も見える。
線を引いたようにお互い縄張りを侵食しようとはしない。
羽を広げた姿を撮りたい。
飛ぶ瞬間を狙う。
飛んだと同時にシャッターを押す。
しか〜し〜〜。
押したときには、フレームの外まで飛んでいってしまっているー。
飛ぶのを待って、瞬間に押したつもりでも、それでは全然遅いのだー。
ならば、飛ぶ前から、連写をはじめればいい。
「そろそろかなー」と、ころあいを見て、連写をはじめる・・・・。
しか〜し〜〜、
そんなときに限って、飛ばなーい。動かない同じポーズの量産となった。
「だったら、飛んでいるところを狙えばいいじゃん」って声も聞こえてきそうだけど、
「その、あなた。ボクにそんなこと出来っこないじゃないっすか」。
そんなことばかりが続いて、時間も経ち、モズとの格闘にも、いい加減あきが来てしまった。
「もずが枯れ木で」という唄があったらしい。
作詞、サトーハチロー
作曲、徳富しげる
1、モズが枯木で鳴いている オイラは藁を叩いてる
わたびき車はおばあさん
コットン水車も回ってる
2、みんな去年と同じだよ けれども足んねぇものがある
アンサの薪割る音が無え
バッサリ薪割る音が無え
3、アンサは満州へ行っただよ 鉄砲が涙で光っただ
モズよ寒いと鳴くがよい
アンサはもっと寒いだろ
1925年、「少年倶楽部」の僕等の詩集欄に掲載された詩に、茨城の中学教師だった作曲者が曲を付け、生徒たちに教えた。当初は「百舌よ泣くな」という題であった。戦後うたごえ運動の中で取り上げられ、全国に広まった曲だというのだが・・・。
Kさまは3番まで隣で銘調子だが、ボクは聞いたこともなく、その存在“さえ”知らなかった。
“さえ”、・・・・・・といういえば、
その歌の後、ちょーど、NHK7時25分の天気予報が始まったところだった。半井さんお疲れ様〜。
モズは存在感ばっちり今日も飛んでいた。
メスも縄張りでの存在感は、オスと引けをとらない。
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