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やけに、夕焼けがきれいだったので。。。
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2008年07月28日
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それは、崖の上からやってきたのでした。 ぎらつく夏の太陽が傾きかけ、森の中はすでに夕暮れ時を思わせていました。 ゆらめく木漏れ日だけが頼りの水を失った沢の底は、正午の光でも充分とはいえません。 被い重なる緑の葉の間からかすかにのぞく空の色が、ブルーからグレーに変わるだけで、 森のわずかな水場は薄暗らいばかりか、ややもすると、「誰そ彼?」といいたいくらいに、 やってくる小鳥の種類さえ、判別ができないこともあるくらいです。 ヒガラ、キビタキが、数羽の幼鳥をつれてひっきりなしにやって来ていました。 そして忽然と、それが崖の上からスルリスルリと降りてきたのでした。 「何か来た!大きい」と言ったくらいです。 ほの暗い沢の底に黒い物体! もしやクロツグミ? 捉えたファインダーの中には、黄色いアイリングと嘴がくっきり輝いていました。 クロツグミ/スズメ目 ツグミ科
アジア東部の限られた地域に分布。 春から秋にかけて夏鳥として九州以北に渡来し、1000m以下の丘陵地から低山の林床に生息する。 冬になると中国南部からベトナムにかけてのアジアに渡ります。 鳴き声は美しく、ときに他の鳥の鳴きまねをすることもあるようです。 |
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