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ヒバリ(雲雀、告天子)はスズメ目,ヒバリ科に属する鳥類である。
ユーラシア大陸の温帯から亜寒帯にかけて広く分布しており、春を告げる鳥として洋の東西を問わず親しまれている。全長約17cm、頭に特徴的な冠羽をもつ。
見通しのきく広い草原などにすみ、草の根元などの地上に枯草を用いて、お椀状の巣を作る。
多くの鳥は木などに止まりながらさえずるが、ヒバリは飛翔しながら上空でさえずるという習性をもつ。 このさえずりは「一升貸して二斗取る、利取る利取る」、「利に利食う、利に利食う、後や流すう」などと「聞きなし」がされている。 又、このヒバリのさえずりはとてもきれいで、そのため多くの詩や曲などのモチーフになったりもしている。
ヒバリは、茨城県と熊本県の県鳥でもある。
さえずりが美しいので、古くから和鳥として飼われてきた。かつては飼っている個体に美しいさえずりを覚えさせるため、春の野に飼っている個体を放し、さえずりと共にその高さを競う揚げ雲雀といった優雅な遊びもあった。現在は法改正により、本種の飼育は禁止されている。
先述のような聞きなしから、ヒバリは太陽に借金の取り立てをしているのだ、との民話がある。かつては太陽が地上暮らしをしており、当時(?)ヒバリは金貸しをしており、太陽にも貸し付けた。ところが、返さぬままに偉くなって天上に昇ったため、ヒバリは未だに「利イ取る利イ取る、日一分日一分」と叫びながら太陽に向かって飛び、もちろん太陽までたどり着けないためあきらめて下りながら、「日いさんくそ喰えくそ喰え」となくのだと言う。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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