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その時になって、雨足がしげくなってきた。 イグニッションキーをまわして、フロントガラス腰に空を見上げて、 「この空模様では期待できないな」とつぶやきながら、アクセルペダルを踏み込んだ。 こんな塞ぎ込むような鈍色の天空なのに、なぜかハンドルも軽い。 駐車場からスロープを下り、ハンドルを右に切る。 このまま、厚い雲の隙間までも突き刺さるような唸り音を上げた。 しかし、馬力のないボクの愛車は、やっとのこと坂道の上のT字路へと出たのだった。 「さて、右に行くか左に行くか」 左に行けばMFだ。昨日充分に顔を出してはくれなかったホオアカのスポットだ。 右に行けば、この時期冬鳥の何がしかが着ている第二のMF。 背後に迫るエンジン音に押し出されるように、右にハンドルを回していた。 第二のスポットは、何はなくともカワセミの宝庫。 さー今日はどんなシーンが待っているやら・・・。 そして、ボクを待っていてくれたのは・・・・ |

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