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東のお山にミヤマホオジロが来ていると聞けば、早起きしてまだ朦朧とした頭をたたき、車を走らせ、 西の谷にミヤマホオジロが出ていると知れば、雪を掻き分け谷まで分け入る。 こんな探鳥を昨年末から続けてきた。しかし、縁のないということなのだろう。 悲しいことについぞまた逢えていなかったのだ。 期待だけは高ぶってはいるものの、気分は落ち込む一方だった。 いてもたってもいられずYuzoさんを誘って、早速向かった。 曙光もまだない6時に出発。 高速道路は、途中事故渋滞があり、4kmの渋滞を向けるのに20分ほどかかったが、 北への高速は、それほどの時間のロスもなく、県境を越えたインターチェンジで一般道に下りた。 下りてから15分ほど県道と国道を通り、トンネルをくぐったところが入り口。 同じ太さの、同じ高さの、同種の木々をあつめて、雑木林を自然のままに残しているというよりは、 植林により丁寧に作り上げた森のような印象を受ける。 手入れも行き届いていて、枯葉も適当にありながら、決して野放図的な感じはしない。 丘陵を車のまま少し上がると、森の中央に大きな2つの池を配され、行き来できる散歩道がある。 ベンチもあるくらいだから、お年寄りの散歩やデートコースなっているのかもしれない。 下の池にはカモたちが円を描くように輪になって休んでいた。 車を止めるのにちょっとしたスペースがあったので、そこで車を止めた。 エンジンを止め車から降りると、整然と並び糸を束にしたような小枝の隙間から大きな空が覗いていた。 野鳥たちのさえずりが、朝のしじまに高らかに響き亘っていた。 玉梧郎は、大きく深呼吸をして、広々として気持ちいい大空を、 野鳥のさえずりをBGMにしばらく眺めていたのでした。 丘陵の遊歩道を歩いていくと、目の前をたくさんのホオジロが先導していく。 双眼鏡で確かめて見ると、カシラダカとミヤマホオジロの混群だった。 これが、「フツーに、たくさんいますよ」ってことなんだと納得。 彼らに誘われるように、森の奥に進んでいくと、少し開けた水場についた。 わずかに残った池のごろごろと転がる岩場に、アオジやシジュウカラ、ヤマガラまで 集まっては楽しげな休息場のようだ。 いいチャンスがやってきた。 |
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2009年01月20日
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