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ホームに射し込む夕日が、正面から屋根の下をすり抜けてきてまぶしくてたまらなかった。 初夏の香りに誘われるように、ボクは東海道新幹線に乗っていた。 少しうつらうつらしていたのだろう、目を覚ますと岡山駅を走り出すところだった。 こんなに来てしまったと思いながら車窓を眺めていた。 岡山を過ぎると、トンネルばかりが続く、寝ていてもいいくらいにトンネルは続く。 わずかばかりの途切れから覗く風景は、わずかばかりの棚田にベンガラ瓦屋根が、 旅情を掻き立ててくれる。ここにも人々の生活があるのだなと思った。 もうすぐ広島到着の車内アナウンスが聞こえるころ、やっとトンネルを抜けた。 そこには、山々に抱かれた都会の白々としたビルの世界が広がっていた。 降りてホームをとぼとぼ歩く正面から、射し込む夕日がまぶしかった。 この日、広島は大分と同じように真夏日を記録したようだ。 半そでのTシャツながら歩いていると暑い。 持っているジャケットとシャツが邪魔で仕方なかった。 汗をかきかきしてまで食べた広島風お好み焼きは、やはりうまかった。 しかし、東京で言うなら分かるのだけど、広島で広島“風”お好み焼きというのかが不思議でならない。
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2009年04月19日
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