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昨日の朝のこと。 電車に乗り、空いた空間を探してつり革を掴んだ。 前には座っているのは、白さが際立つ、座っていても一見して背の高い白人。 海外との交流など全くないボクなどには、どこの国の人かは想像しても分からない。 ちょっと、若くしたニコラスケイジといった感じだ。 なぜか、車内であるのに、ギャングチックな真っ黒いサングラスをしていた。 ちょっと恐そうに見えるため、その辺りが空いていたのかも知れない。 4駅ほどで降りていった。 静かに立ち上がり、ボクの横をすり抜けるとき、 「シルレイシマス」と柔らかな物腰と外国語なまりで言っていった。 非常に礼儀正しいギャングだった。 今朝のこと。 ボクは、座っていつものように文庫本を読んでいた。 いつものように視点が行間をさまよいはじめ、うつらうつらしていると、 突然、視界に白杖が・・・・。 寝ぼけていたのだろ。いきなりボクは引き上げられるように席を立ってしまった。 そしていってしまった。「どうぞ」。 白杖を持った男は、勢いよく腰掛、そして白杖を折りたたんで仕舞い。 ステレオヘッドホンを耳に当て寝込んだ。 しくじった。ドア際にさえ座ってなけりゃ、寝たふりもできたの・・・。 ボクはそれからは立ったままだった。
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2009年05月12日
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