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アップできる写真さえすでにない。。。 探鳥6月28日(1) → http://blogs.yahoo.co.jp/tamada20060320/43801301.html 探鳥6月28日(2) → http://blogs.yahoo.co.jp/tamada20060320/43804567.html 探鳥6月28日(3) → http://blogs.yahoo.co.jp/tamada20060320/43824247.html 探鳥6月28日(4) → http://blogs.yahoo.co.jp/tamada20060320/43849491.html 負い重なる葉の隙間の手前から向こうまで凝視する。 一定の方向から聞こえてくる。なのに、なのになのに・・・、その姿を発見できない。 そして、いつしかどんどんその声は遠ざかり、ついに聞こえなくなった。 少し距離を置いて有さんは岩の向こう側から見ていた。 それは心の動揺なのかと思ったが、そうではなかった。確かに空気が動き出していた。 気がつくと一帯は霧が降りてきて真っ白になりかかっていた。 写真にならないという言葉が、見切りをつけるきっかけとなった。 浅見光彦はいう。 「日本という国は、権威主義が幅をきかせている社会である。民主主義とはいいながら、 やはり天皇を頂点とした階級意識は厳然として存在する。天皇や皇族に近い順に上流意識が ピラミッド型に形成されている。叙勲制度などもそのひとつだといっていい。 不偏不党、公平無比であるべきはずのマスコミにしたって、権威主義に汚染されている ことには変わりはない。マスコミ自体、メディア自体が自らを権威付けしようとしているのである。 ピラミッド型はあらゆる社会に個別に形成されている。企業はもちろんだが、教育界、 宗教界もまたしかり・・・・・・・・・・・・・。」 玉梧郎は、知らず知らずのうちに、ピラミッドの三角型からもはずれて、谷底にいる。 これが、玉梧郎の現実たる姿なのだ。 谷底で、霧に包まれ、周りが見えなくなって、しかも熊の出没にも恐れ慄いている。 やっと、駐車場についたときには、人生のすべてを失ったかのように、呆然としていた。 この後食べた、うどんの腰の強さが、玉梧郎に少し勇気を取り戻させてくれ、 コクのある麺つゆに涙した。まいたけのてんぷらを食べながら、 「よーし、次の機会には・・・・」と、霧がないことを祈った。 しかーし、熊がでたら怖いけど・・・、熊田曜子なら逃げる必要もないし〜〜〜。
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■とり.とり■森■■
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「留鳥」・・・渡りをせず、一年中同じ場所にいる鳥。
「漂鳥」・・・国内を季節によって移動する鳥。
「夏鳥」・・・春に南の国から渡ってきて繁殖し、秋にまた帰る鳥。
「冬鳥」・・・北の国で繁殖し、秋に越冬のため渡米し、春にまた返ってゆく鳥。
「旅鳥」・・・日本より北で繁殖し、日本より南で越冬する鳥。春と秋の渡りの途中、日本に立ち寄る。
「漂鳥」・・・国内を季節によって移動する鳥。
「夏鳥」・・・春に南の国から渡ってきて繁殖し、秋にまた帰る鳥。
「冬鳥」・・・北の国で繁殖し、秋に越冬のため渡米し、春にまた返ってゆく鳥。
「旅鳥」・・・日本より北で繁殖し、日本より南で越冬する鳥。春と秋の渡りの途中、日本に立ち寄る。
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気を取り直して、「さー、出発!」。。。。。。。 と、勢い込んで森に足を入れた。しかし、そこにはまたも・・・・、「熊出没注意」の看板。 ワぁ〜〜、熊チャン、こわ〜〜い。注意といったって、どう注意すればいいのだー。 熊に「来てはいけませんよ〜〜」なんて注意しろとでもいいのかー。 幽霊なんかいるはずがないと言い切りながら、もし見てしまったらどうしよう。 などと、訳の分からない臆病な玉梧郎。 昨日は、お昼に何を食べただの、食べ過ぎて仕事もせずに居眠りをしていただの、 酒はあまり呑まないが、久保田は千寿がいいだの、ワインはよく分からないだの、 カメラをもい1台欲しいだの、うどんつゆは関西風がいいだの・・・etc...と、 普段、物静かな玉梧郎が、妙に多弁になり、意味のないことを口走り始めた。 困ったものである。普段から人と話をすることが苦手な性格は、こんなときに、 話題が見つからない。人の存在に気づけば熊ちゃんは自ら逃げるものである。 とにかく、しゃべる。しゃべっていれば熊ちゃんは来ない。 しかし、話す話題が見つからない。同じことを繰り返す。 まるで口うるさい頑固おやじが同じことを繰り返すように、あるいは壊れたレコードが 同じ旋律を奏でるように・・・。 「こうなったら人間お仕舞いではないか」。なぜか森の中で、悟ったようなことを言っている。 「まずい、何か、なにか、何か音を発しておかなないと、熊が、熊が来るー」。 考えれば考えるほど、話題がない。とにかく、「あああああああ」と叫んで見ても、 後が続かない。 「そーだっ!」。思いついた。「そーだっ! う・た・だー」。 そうなのだ。歌を歌えばいいのだ。しかし、宇多田ヒカルは歌えない。 「歌だ!」であって、「宇多田」でないのに、こんなときに余計なことを考えすぎて、 結局、黙ってしまった。 黙ると同時に、耳に透き通るさえずりが聞こえてきた。 「有さん、これっ、コマドリでは?」 「間違えないね。コマドリだね」 「複数いますね」 「おお、すぐそこだね」 「ああ、こっちからも聞こえますよ」 「ああ、三脚立たねーや」 岩ばかりの狭い、まるで獣道。三脚を広げるスペースさえない。
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探鳥6月28日(1) → http://blogs.yahoo.co.jp/tamada20060320/43801301.html 探鳥6月28日(2) → http://blogs.yahoo.co.jp/tamada20060320/43804567.html これは、幸先! ミソサザイが7,8mm先の声だの先で囀っている。 1度玉梧郎に視線を投げただけで、気にせずことなく盛んにさえずっていた。 が・・・、カメラのセットを整えて横に有三先生が立ったときに、ミソサザイは小枝を離れてしまった。 気を取り直して、「さー、出発!」。。。。。。。 |
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舗装はされているものの、すれ違いができないほどのつづら折の道をゆっくりと下りていく。 緑のトンネルは、曇り空を背景に葉の一枚一枚の葉脈を透かしだしていた。 数台ほどのわずかなスペースの駐車場は他に車もなく、 エンジンを切りドアを開けると、野鳥のさえずりが静かに谷にしみていた。 目の前には、こんな案内が・・・・ 玉梧郎は・・・、コワイ〜〜〜〜〜、驚愕! 車を降り深呼吸をしていると、すぐそばでミソサザイがしきりにさえずっていた。 谷の底の生い茂る木々の下、かなり暗い。 ピンがこない。 それでも撮るだけは撮る。 何が何でもシャッターを切った。 ピンがこないばかりかカメラブレも被写体ブレも〜〜〜、とにかくトットコ撮っとこ。 これは幸先! |
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6月28日 オオルリ、コルリ、サンコウチョウにも会えた・・・・。 ・・・コマドリにも会いたい。 オオルリに会いたい会いたいと、北へ向かって車を飛ばして会いにいく。 西にコルリに出てくると聞けば、寝ることも惜しまず、早朝、車を飛ばして会いにいく。 サンコウチョウに会えると誘われれば、ホイホイと2つ返事で車を飛ばして会いにいく。 人間というものは、どこまで欲深いのだろう。 玉梧郎は気が弱く臆病な性格でありながら、こんな欲深いところばかりがは人並なようだ。 しかし、いつもいつも上手く行くとは限らないものである。 |



