|
初見です。トラフグちゃん、ではなくてトラツグミ。遠いのでピンがしっかりしていません。
今日は朝から日差しのあたる草むらを前に、じっくりのんびり小鳥ちゃんを見ていた。
この草むらには、アリスイがすんでいるらしい。
ここに来るたびに、しばらくは眺めているのだけど、その勇姿にお目にかかったことはない。
いつもいるのは、ジョウビタキとアオジ、ホオジロ、シジュウカラ、
それに時折アカハラがコッコと顔を出してくるくらいだ。
それでもたまには、シジュウカラに混じってエナガもやってくることがある。
今日は、地味ながらつぶらな瞳のベニマシコ♀が、セイタカアワダチソウを探しまわっていた。
なかなか近くまで来てくれない。
飛んでいった先をぼんやり眺めていると、棕櫚の木の枝?に止まるトラツグミがいた。
鱗模様のにくいヤツ。やっとボクの前にも出てきてくれました。
■トラツグミ スズメ目ツグミ科 30cmというからツグミより大きめですね。
東アジア、シベリア東南部、およびオーストラリアなどに分布。
日本国内では留鳥または漂鳥で、主に丘陵地や低山の広葉樹林に好んで生息します。
積雪の多い地方にいるものは、冬は暖地へ移動する。
森の中で夜中に細い声で鳴くため鵺(ぬえ)または鵺鳥(ぬえどり)とも呼ばれ、気味悪がられることがあります。
「鵺鳥の」は「うらなけ」「片恋づま」「のどよふ」という悲しげな言葉の枕詞となっています。
トラツグミの声で鳴くとされた架空の動物は、その名を奪って[ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B5%BA ]鵺と呼ばれ今ではそちらの方が有名となってしまったというわけです。
このヌエが日本史に登場するのは『平家物語』。源頼政の怪物退治。
近衛天皇の世、東三条の方より夜な夜な一陣の黒雲とともに怪物がやってきて寝所の天皇を悩ませました。そこで、頼政に退治させたところ、頭はサル、体はタヌキ、尾はヘビ、手足はトラのような怪物でその声はヌエのようだったといわれました。
ヌエの語源はというと「和」が転訛したもので、なびくように鳴くから。人の寝ている間に鳴くので「寝る」がヌルとなりヌエになったという説などがあります。いずれも怪しい雰囲気はありません。また、『万葉集』にもヌエドリとして登場します。たとえば、柿本人麻呂の「よしゑやし直ならずともぬえ鳥のうら嘆け居りと告げむ子もがも」などがあります。いずれも、心の嘆きの枕詞、あるいは片思いの枕詞。寂しげ、あるいは悲しげに聞こえる声からの発想でしょう。『万葉集』にも、怪物をイメージさせるおどろおどろしい印象はないのです。
|