とぼとぼ Tamagoro

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■カササギヒタキ科 ☆サン

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サンコウチョウ2009

イメージ 1

その薄暗い沢沿いの小道は、存外い重い機材を抱え登るボクに優しかった。


朝からの雨が上がったばかりの沢のせせらぎの音は、森に、木々に吸い込まれていった。

時折轟音を鳴らせてやってくる、鳥獣監視員の軽トラックだけが迫っては過ぎていく。

いったい何が起きたのだろう。ボクの前を何台も過ぎて行っては、また戻っていった。

「事件ですか?」

「いのししが出ましたすで、見回っているとです」

「びっくりしました。事件でもあったのかと」

「事件なら、この前、この上で殺人死体遺棄事件があったばかりですがな」

「えっ・・・、・・・・」

「知らんかったんけー。地元新聞には出たましたがな」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「サンコウチョウ、巣をかけましたかー。夏が来るんですね」

監視員は、いのししのことをしばし忘れて、ボクたちと一緒にサンコウチョウの巣作りを見ていた。

サンコウチョウ

イメージ 1

2週間前、巣作りをしていました。

あれからどうしているのでしょうか。

まだ抱卵中か。もしや雛が生まれて子育て中か。

気になる気になる。でも、遠いな〜〜。

ホイホイ
イメージ 4

ホイホイ、ホイホイ・・・。

ホイホイなのだ〜〜〜〜〜。


で、ホイホイって、どういう意味かというと・・・。調べてみた。


【ホイホイ】
ホイホイは、月、火、星、ホイホイと聞きなすサンコウチョウという夏鳥の鳴き声に由来する。
冬季はスマトラ島や東南アジアで過ごす。日本には夏鳥として5月頃に本州から屋久島までの
各地に渡来する。北海道では1回だけ繁殖記録がある日本の野鳥。
サンコウチョウは暗いところが好きな鳥で、写真に収めようとしても、手ぶれや被写体ぶれ、
あるいはピントが定まらず、なかなかうまく撮らせてくれないという状態から転じて、
写真をうまく撮れないアマチュアカメラマンをさす用語。
(用例)玉梧郎は、今日もまたホイホイだ。[季語:夏]  新不明解玉梧郎辞典より抜粋



ホイホイと 出かけては タマゴロウ 北へ西へと 忙しい週末   詠み人知らず(現古今集)


[解説] 週末になるとタマゴロウは、北は茨城栃木の県境へ、西は日本列島を縦断する山の向こう側へと、
初めての出会いを求めて探鳥に行っている。しかし、出かける前からホイホイ(用例参照)だから、
週末忙しいとはいえ、何も成果らしい成果を生んでいない。



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ホイホイ、ホイホイ〜〜〜。
今週末は、北へ行くか西に行くか。
去年は、南を集中的に攻めていたが、完成したわけではない。

今年は、西の方に幸せが待っているような気がする。。。幸せ求めてホイホイ〜〜〜

サンコウチョウ2009

イメージ 1



初夏の日差しがまぶしい6月初旬の6日、サンコウチョウはまだ巣作りの頃。

昨年の、ある場所のカレンダーを見てみると、抱卵は、7月に入ってからだ。




今年、昨年とはまったく180度反対方向の山に出かけてみた。

声は聞こえても姿が見えない。サンコウチョウに限らずこの時期の宿命か。

青葉が茂り見えにくい、そればかりか、さえずりの声も生い茂る葉々に反響して、

居場所の特定が困難だ。



どうにか姿が見えても、暗がりの好きなサンコウチョウのこと、

ましてや、この日は雨上がりでまだ光は森の中まで入ってこない。

「OH! 神様、ボクにー、この森にー、もっと光を〜〜」などと、いったところで、

普段から不信心のボクには、神のご加護などありはしない。

だから、やっと姿が見えても、焦ってしまって手元がおぼつかないから、ブレの出欠大サービス。

腕ということか、ボクの精神力の弱さか〜、汗汗・・・、ひや汗〜。





あはは〜。

大サービスとはいえ、今回は、大の字はつけるほどではない。

それほどのブレを放出することはなかった!

ブレ“枚数”は非常に少ない。あはは。ブレ枚数は少なくて済んだ・・・。

そりゃそうだ。枚数はわずか15枚しか撮っていないから〜〜。

・・・で、割合で言えば、なんと、なんと〜〜100%ブレ。

100%とは悲しい。悲しすぎる〜!!!!! 神様のバカー!!



イメージ 2


しばらくして、

沢を上から下へとさえずりながら移動し、また戻ってくるパターンが分かった。

その周回はおよそ20分。

さえずりにあわせて、移動するのを止め、明るさのあるところで待つことにした。

“ホイホイホイ、ホウホイホイ”

「あっ、来た、来た。段々近づいてきたー。もう少し、あともう少し。キタキタキタ〜」

近寄っては次第に大きくなるさえずる。30m右手にサンコウチョウの飛ぶ影を確認。


正面の枝の周辺に神経を集中する。

カメラのシャッタースピードを確認する。ISOも上げたくない、被写界震度も確保したい。

ISO=400、F=5.6、SS=1/100

これが限界、何とかいけるかー。あとは出たとこ勝負。連写を重ねてその中の何枚かが生きるかも。

カメラの準備も、心の準備もOK!

さえずりが近づいてきた!


正面20m付近か? まだ姿を認識できない。

もうすぐ、もうすぐ。もうすぐ、もうすぐ。もうすぐ、もうすぐ。

シャッターボタンを、レリーズに持ち変え、ピントリングに左手を添えた。

「さーっ、来い!」



それっきり、さえずりは聞こえなくなったー。

周回を発見したつもりだったが・・・、今日はこれで終わりか?

150kmを早朝より車を走らせやってきた結果がこれ〜?

その後、声だけは遠くから降り注いでいた。とほほ・・・・。

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