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カッコウの仲間にジュウイチという鳥がいる。 Yuzoさんは、この夏ジュウイチがかなり気になっていたようで、 鳥の影を見つけるたびに、「ジュウイチじゃない?」といって気分を高揚させていた。 でも、いつだってそれはジュウイチではなく、カッコウでもなく、ホトドギスやツツドリでもなかった。 結局は、たぶんヒヨドリかなんかの影だった訳で期待がしぼむばかりだった。 とにかく、ジュウイチがどうしても思いの中から離れないらしい。 ボクだって、見たこともないので、会えるなら会いたいものの声さえ聞こえない森の中、 期待は分かるけど、ちと難しいのではないのかと思わざるを得ない状況。 でも、どうしてそんなに気になるのかと聞いてみると、 「ジュウイチはかわいそう」というのである。 どうして“かわいそう”なのか、と聞いてみれば、 「だって、ジュウイチって鳴き方だよ。鳴き方を名前にされるなんて、かわいそうじゃない」と。 鳴き方が名前になっているといえば、カッコウだって鳴き方が名前ではというと、 「カッコウ、あれはいいんだ」 全然理由になっていない。 カッコウが良くて、ジュウイチがかわいそうとはどういうことなのだろう。 どうもジュウイチというのが「数字」だからではないかと思われる。 それはそれで、よく分からないけど・・・、分かるような気もするのである。 ところで、ボクは「ケリに会いたい」とこの秋、期待している。 タゲリという鳥がいるが、田圃で捕食する姿が、田を蹴る、ように見えるから田蹴りと名づけられた。 でも、「ケリ」は、“蹴る”から付けられた訳ではなくて、「ケリケリ」と鳴くから名づけられただ。 その意味では「ケリ」も期待はずれの名前で“かわいそう”と思える。 そんなことを思っていたら、会社をちょいと抜け出して行った東京港野鳥公園の、 向こうの干潟にケリが1羽来ていた。 淡水を好むと思っていたのだけど、汽水にも来ないわけでもないらしい。 思わぬところで、会いたいケリに出会ってしまった。 驚きと喜びが交錯していたが、初撮りというにはちと遠かったな。 ちょっと遠いので、ケリを付けたとまでは行かないようだ。
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