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田んぼでムナグロの飛び立ちを待っていると、 犬の散歩のおっちゃんが、ボクの後ろで、ファインダーから顔を上げるのを待っていた。 ボクは振り返って、「こんにちはー」。 おっちゃんは、「この時季、毎年随分たくさん来ているけど、これはなんというの」って。 「ムナグロですよ」 「はぁー、これがムナグロ〜。確かに胸が黒いねー」 「ほんとにたくさん来ますよね」 「胸が黒くないのは、別の?」 「いえ、ハマシギとキアシシギが1羽ずついるようですけど、それ以外は、まだ黒くならない冬羽、 あるいは、若鳥かもしれませんねー」 「ハマシギも?」 「はい」。ボクはハマシギをファインダーで捕らえて見せてあげた。 「この辺じゃ珍しいんでないの〜」 「確かにそうですね。海に行けばいくらでもいますけど、田んぼではね」 そんな話をしたり、しかし存外おっちゃん、実は野鳥に出会う機会が多いらしく、 どこにオオタカの巣があるとか、どこでクイナが繁殖していたとか、色々教えてくれた。 「うち?すぐそこ」 なんと、あぜ道を行った突き当りの大きな農家だった。 「こんなにたくさん鳥が来ると、田んぼに支障はないのですか」と聞くと、 「いや、全然。なんともないよ」って、笑ってた。 どのくらいの時間話していたのか、すっかりあたりは夕闇が迫っていた。 で、飛ぶ姿はほとんど撮れずだったけど、まー、人との出会いも面白い。 |

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