|
電車を降りると雨が降っていた。 家までは歩いて12分、霧雨でもかなりぬれそうだ。 歩き出したものの、タクシーが運良く1台あいていたので、乗ることに決めた。 いつ頃だったか、毎日毎日最終電車でへとへとになって帰っていた頃は、 迷わず毎日乗った。 1週間も2週間も、まるで当たり前然として通勤の足がタクシーかのように毎日毎日乗った。 でも最近は、敬遠している。仕事にも馴れ、要領がよくなったためか、 あるいはその必要がなくなったからか。。。 毎日毎日、お小遣いが減っていくのが悲しいからも知れない。 趣味もなく、仕事が趣味のようだった頃は良かったが、 いまは、ちょっとお小遣いがあればメディアの1枚も増やしておきたいのだ。 ちょっと貯めれば、もしかしたらレンズも買えるというものだ。 しかし、もっとも乗りたくない理由は、タクシーの運転手が横柄だからだ。 710円は、麻布ラーメンを食べたって10円のお釣りが来るというのに、 何で気分憤慨をして710円の価値を貶めなければならないのかと思う。 タクシーを降りるとき、悔しい思いをいだきつつ、握り締めた710円を支払った。 今日のように、傘もない小雨は、710円はそれなりの意味を持っていた。。。 それにしても、710円は安くはない。 気軽に乗れる足にはやっぱりならない。 タクシーの存在が、横柄な態度ともに遠さかって行くのを改めて感じた。 ※ 横柄な運転手さんばかりではないだろうけど、
ボクの利用する駅のタクシーに限っては漏れなく横柄である。 公務員だったら別なのかもしれないが・・・・。 |
電車で1時間
[ リスト | 詳細 ]
この書庫をはけ口にして、明日もがんばりたいィ〜。かな。
|
6月19日 木曜に |
|
「ダイヤ乱れのため、電車が遅れています」 やたらと熟語みたいな表現をしたがる車内アナウンスにはあきれる。 だいいち、「ダイヤ乱れ」が遅延の理由として成立するわけはない。 きちんと遅れている理由をいえばいいではないか。 「過密ダイヤの誤った設定のため、電車は大幅に遅れています」と・・・。 副都心線が開通した平日運行の初日、朝から20分も遅れた。 電車で1時間20分も狭い窮屈な車内で立っているのは、尋常でない。 急病人も出てあたりまえだ。日中がどうだったか知らないが、帰りも遅れていたようだ。 和光市で、「ホームに先行電車が詰まっていて入れない」というアナウンス。???? 埼玉の田舎から渋谷まで直通で行ける。 便利なようで、実は素直に池袋に出て、埼京線を使ったほうが早いような・・・。 ボクは、渋谷がどんなに近くなろうとも、まあ、行くことはないから興味もないけど。 渋谷に直結することで40億円もの経済効果といが、 ほんとうに新たな経済効果が生まれるのだろうか。単に渋谷に移動するだけのようにも思う。 渋谷に集まる若者は、埼玉や千葉、茨城の子が多いと聞いたことがある。 年よりは決して行くことはない。若い頃を思い出したとしても決して行かない。 なのに、新たな経済効果とは明快な根拠があるのだろうか。 小難しいことはどうでもいいのだが、ボクの実感としては・・・、 役に立たない上っ面の便利さと引き換えに、日常の不便を強いられた格好だ。 そんな風にならないことを、いまは期待するだけだが、 もしボクが渋谷に行ったとして、使えるお小遣いは500円くらいかな。トホホ。 もしかしたら、それでも、500円/40億円になるのかもしれない・・・あはは。
|
|
6月12日木曜 「あー、すいてる。これなら今日は座れるかも」。そんな気さえしていた。最近座れないことがおおくなった。月曜はうまく座ることができたが、昨日もおとといもついぞ終点まで座れなかった。座れなかったということはその分、読書の量が増えたともいえるのだが、腰痛持ちの玉梧郎にとっては立ったままの混雑は腰に負担が大きすぎる。通勤が「いい運動どころか、たいへんな労働」になってしまうのだ。しかし、座ってしまうと寝てしまって読書は終了していまう訳だ。寝ずに読書に没頭することもないわけではないが、そんなときに限って、前記のようなことになっていまう。 で、どこかの駅で降りそうな人を探すわけである。とはいえ、あからさまに探すわけにはいかないから、そ知らぬ顔で、「ボクは座らなくてもいいのです」、見たいなすまし顔で、目線だけは、大広角180度で、しかも瞬時の判断が要求される。 駅に着くたびに、振り返り周囲を確認していた。そんな連続で終点まで降りなかった。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用
|
6月9日月曜日朝 「このー、ババーさがれーっ!」 玉梧郎は、そう叫びたかった。 梅雨の晴れ間の快晴は快く、好天を迎えるように、珍しく朝の電車で座っていた。 これまた珍しいことに、終盤に差しかかった読みかけの本に、玉梧郎は没頭していた。 たいてい、ヨダレこそたらさないものの「座れば、寝る」という図式が成立している玉梧郎にとって、全くの椿事といえる。 だが、そんなに世間はやさしいものではなかった。 2人の刑事とヒロインもどきの美女を前にしての浅見光彦が推理の展開をさらけ出しているところだった。 どこかの駅で乗ってきて前に立った女は、玉梧郎にきっちり詰め寄り立ち、ジャケットをヒジに抱え、バッグをゴソゴソとやっている。何をしようと、どこでしようと勝手なことではあるが、文字通り目のまで、しかも玉梧郎と没頭している本との間にジャケットの裾だか袖だかが、前に後ろに、右に左にゆらゆらゆらゆら・・・。活字がそのたびに途切れて読むことができない。いいとこでそんな仕打ちはないだろう。まるで、映画を見ていて、クライマックスシーンで停電になるようなものだ。停電なんて機会はそうはないとしても、DVDならノイズで見られないようなものだ。 そんな動きはいつまでも続きはしないだろうと思っていたが、いつまでも続けていた。 こんなに続くのなら文句のひとつも言いたいものだ。そんな時やっと終わった。 ほっとして、続きを読み始めても、集中力を失ってしまった玉梧郎は、ただただ、その女のプックリと突き出した下腹を見ているだけで呆然としていた。 どうにか気を取り直して読み始めたのだが、これまた女が開いた単行本が玉梧郎の手元に影を作り、うす暗くて読むには不十分。読むに読めず、集中力も切れ、玉梧郎は・・・、寝た・・・。 しばらくすると、今度は別の女が膝にコツコツと女の膝を当ててくる。どうしてそんなに前に出てくるのか。もう1歩さがってくれればいいのに、どうしてそんなにもつめて立つのか、自分も膝が痛いだろうにと思う。 不十分な読書と不十分な睡眠は、事務所に着いてからも尾を引いていた。ストレスというものを知らない玉梧郎ではあるけれども、体の不調は絶頂に達していた。
|



