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初夏に花咲く花なのに、どうしてユキノシタというのか知りません。 炊事場のある小さな小屋の裏手の陽だまりに、見過ごしてしまうほどの小さな花が咲いていました。 近づいてみると、花弁が2枚。他の花弁はどこにいったのかなと見てみると、 どの花もみんな同じように2枚だけ。さらに近づいてよく見ると、ちっちゃなちっちゃな花弁が きちんと付いていました。ちょっと不安定なカタチ。 「君たちはみんなこうなの?」 「これがボクタチの生き方なんだ」 そんな風に聞こえてきました。 翌週、マクロレンズをつけて再び訪れたときには、 すでに花はしぼんで、季節の通り過ぎるのを教えてくれました。
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はなはな
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はなはな、花花。いいじゃん
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「へー、スイレンとハスって別のものなの〜」 写真を撮っていたボクの背中で、そんな、オバちゃんたちの声が聞こえてきた。 何言ってんだかねって思いながらシャッターを切る。 とはいえ、ボクも似たようなもんだ・・・。 スイレン=睡蓮 ハス = 蓮 何がどう違うのだろう。 少なくとも、お釈迦はハスには乗るけど、スイレンには乗らないような気がする。 何言ってんだか。こっちのほうがあやしい・・・。
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花屋さんにいって、何か花を探しています。 この季節はそんなに多くの種類はないような気がしました。 見方が悪いのかも知れません。 それとも野辺で見かける花の多さ程、商品にするものはないのかも知れません。 オレンジの花、赤い花、青い花、紫の花、白い花、黄色い花。 野辺で見かける可愛いい、質素で可憐な花たちに比べると、 花屋さんの花は、ゴージャス。鼻が高く誇らしげでした。 で、結局、 手に取ったのはカランコエでした。 カランコエは、可憐で質素です。 花屋さんで買って帰ると、数ヶ月で枯れてしまう花に比べると、 カランコエは、どんどん増えてくれます。 めでる楽しみと増やす楽しみがあるんです。
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遠くの雨雲を気にしながら、公園の水溜りを気にしている。 アメンボが元気に水面を滑る姿はこの季節には風物詩なのかもしれない。 野鳥もさえずりも、花々のほころびも、雲や風の流れも、 自然の現象にこんなにも目をやるということはいまだかってなかった。 菖蒲という花が咲いた。そんな話だって何の意味もなく聞き流していた。 しかし、 そぼ降る雨の雫をいただき、しっとりと濡れる花菖蒲をこんなにも長い間めでている。 葉脈の一筋一筋をたどってみる。花弁にもいくつもの脈があり、自然の降りなく文様は 複雑でしかもてらいもなく、見るものの心を引きとめて離さない。 自然というのは、こういうものだ、と思えば簡単なことだが、いったいどういう派生があるのだろう。 自然、自然、自然。 ボクだって、自然の一部なのだ。風に吹かれれば河川になびく葦と変らない。 自然、自然、自然。 ボクも自然でありたい。自然に生きたい。 自然っていいな。
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