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暗くて静かな街並み

322日。震災以来、約10日ぶりに通常通りの診療を行った。計画停電のグループ分けでは、一見、グループ1に属しているように思っていたのだが、クリニックが停電になることが一度もなく、スタッフOさんが、東京電力カスタマーセンターに問い合わせしてみたところ、クリニックは、計画停電の対象外エリアに属しているとのこと。同じ番地でも、停電したり、しなかったりという現象がなぜ起こるのかわからなかったが、どうやら、気づかないうちに対象外になっていたということである。対象外かどうか、どのような基準で決めているのか、詳細はわからないが、職種とは一切関係ないようである。不公平と感じる人も多々あると思うけれど、「助かった」というのが本音である。この対象外が、いつ対象内に変わるものなのか、そのままでいられるのかも、まるでわからないが、とりあえず、停電騒動によって、診療が思うようにできないことに、相当ストレスを感じ、疲れていたので、仮に途中で停電したら、その時は診療を中断するという方針とし、普通に診療を行うことにしたのである。電車の運休によって帰宅できなくなる可能性のあるスタッフがいたら、そこは臨機応変に対応することにした。

連休明けということで、当然ながらそれなりに患者さんが来る。寒かったり暖かかったり、この季節は風邪ひきが多くなるし、春先は花粉が最もよく飛ぶだけに、花粉症の大人の方もいつになく多い。一時的に減ったかのように見えたインフルエンザも結構多かった。春休みに入る3月末から4月上旬は、学校を休めるので風邪の移し合いが減り、一時的に患者数が減るのが通常である。今年は震災の影響もあって、患者さんの動向が読めない。他の多くの企業もそうだと思うが、うちのクリニックも、節電に努めるよう、いつもより電気は消しているし、暖房も抑え気味にしているから、少し寒い。

昼休憩の時間帯に、親子ポリオの接種の当番のため、千葉市保健所まで向かった。先週、千葉市の3月のポリオ集団接種は、中止にするという通達を受けた。しかし、322日の保健所の親子ポリオだけは実施することになり、当番だった沼澤は、とっさに、ガソリンがないのに、若葉区から保健所のある千葉みなとまで行くなんてもってのほか!!と思った。結果的に、その後、給油はできるようになったし、自転車も入手できたので、取り越し苦労だったのだが。保健所へ向かう途中、1か所を除いて全てのガソリンスタンドは営業を再開していた。しかも、通常通りで、それほど混んでいない。これで、給油待ちで道路が渋滞するという不思議な現象を、お目にかかることもなくなるといいのだが。製油所の営業が再開され、大きな道路にタンクローリーが燃料の輸送を再開することになり、被災地だけでなく、首都圏でも給油が可能になりつつあるようである。燃料が運べれば、救援物資も輸送できるし、被災地の方も、寒くてひもじい思いから徐々に解放されるだろう。どんな職種の人も、いつまでも、仕事ができずにいれば、生活が成り立たなくなり、共倒れである。直接被害を受けていない人々だって、一刻も早く、通常通りの生活に戻るべきなのだ。これは、被災地を後回しにするということではない。

計画停電の被害を直接受けていない沼澤は、その被害をもろに受けているドクターに会った。もう一人のポリオ接種当番の先生で、この10日間で5回、停電されているという。1日で2回という日もあったそうだ。電子カルテの普及が進む今、停電になったからといって、いきなり手書きのカルテに変更するなどほとんど不可能に近いことなのだ。カルテの内容が残らなければ、その日のカルテを、不確かな記憶をもとに、後で書き直すことになる。レセプト(保険請求)も会計もコンピューターで行うため、そう易々と電気カルテを使用せずに診療を行うことはできないのだ。被害にあった先生は表情を曇らせ、「休み休み、仕事しています。冷蔵庫の中のワクチンが大丈夫かと・・・(ワクチンは冷蔵保存です)」ぼそぼそとつぶやいていた。何とかならないものかと思う。決して他人事ではないのだ。この状況を予測して、どのドクターも結局、診療はストップせざるを得ないと、頭を抱えて過ごしてきたのだ。福島第一原発の復旧が進み、計画停電のエリアが狭まって、一刻も早く電気の供給ができるようになってほしい。

クリニックに戻り、午後の診療を終え、帰宅途中、家々の明かりがほとんど消えていることに気づく。走っている車の数がいつもの1/5程度で、閉店していない店もかなり電気を消していて、いつも給油しているガソリンスタンドは、一見、閉店しているのかと思うほど暗い。明るい時間に行動して、暗くなれば早く眠る。このくらいの意識で、今後も節電に取り組むべきだと思う反面、千葉は、それほど大都会ではないから、ここまでひっそりしていると、物悲しい気分にさせられる。殺人事件も少なくないし、夜の一人歩きはしたくなくなる。そういえば、沼澤もここ最近は、就寝時刻が早くなっている。
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1年ぶりに、我が家にいるうさぎ(ゴマちゃん)の爪切りをする。すごく伸びてしまっており、前足5本、後ろ足4本、血管を傷つけないように慎重に行う。いつも、チワワのラッキーが吠えるから、怖がってケージの外に出たがらないゴマちゃん。せめて今だけでも部屋中を駆け回れるようにと、解放してやると、嬉しそうに飛び跳ねる。ふと、気づくと、ゴマちゃんの睾丸(うさぎのオスは、立派な睾丸が二つ、お尻にぶら下がっているんですよ)の片方が異常に腫れ上がっていた。いつもおとなしくケージの中で座っているだけで、抱き上げることが少なくて気づかなかったのだ。少なくとも1年前は問題なかった。いつから発症したのかわからない。すぐに動物病院に連れて行く。

獣医の先生「右の精巣が腫れていて、左は委縮していますね。精巣炎か、精巣腫瘍のどちらかです。精巣炎ならば抗生剤を使って腫れがひくけれど、精巣腫瘍だと腫れがひきません。1週間ほど抗生剤を使って反応をみることにします。もし精巣腫瘍だったら、年齢を配慮して、どこまで積極的治療をするか、決めていきましょう。」ゴマちゃんは7歳。うさぎの寿命は個体差があるけれど510年程度という。おとなしくて、おでこやあごの下を撫でてあげると、うれしそうに目を細めて、ペロペロと手をなめてくれる、人懐っこい性格なのだ。写真のように抱っこされるのは、あまり好きではない子なのに、随分おとなしいのは、具合が悪いからなのだろうか。もっと早く気づいてあげれば、ここまでにはならなかったのかもしれない。

翌日から、抗生剤の粉薬をどうやって投与するのか考える。小松菜が大好きなので、少量の水で溶いた薬を小松菜にはさんで、薬の付着した所から食べさせてみる。おいしそうにパリパリ音を立てながら食べてくれた。明日もこのやり方でいこう。どうか、取り越し苦労であってほしい。精巣炎であれば、腫大した睾丸が小さくなるはず。反対側が委縮しているのは、右側の精巣からのホルモン分泌がさかんになっているから、下垂体からの分泌抑制指令がかかり、左側が委縮してしまったのだろう。急に起こったものではないという証拠である。気づかなかった沼澤が悪いのだ。気づいていても、結果は同じだったのかもしれないが。

母と相談し、積極的な治療はしない方針にした。仮に、精巣腫瘍だとしても、もうおじいちゃんである。繁殖させるわけでもなく、片方が委縮しているし、摘出したら人間で言うと男性ホルモン分泌能が著しく低下すると思われ、いろいろな意味で元気がなくなるかもしれない。痛い思いをさせることなく、天寿を全うさせてあげたい。残りの生涯を穏やかに過ごさせてやりたい。飼いうさぎにとって、それは幸せなことなのかどうかわからないけれど、ペットは人とは違って、もっと単純に、愛情を持って接すれば、愛情を持って返してくれるものだから、この子にたくさん癒されて過ごしてきた分だけ、この子も癒してやりたいだけなのだ。これって、人間の勝手なエゴなのかもしれないけれど。

震災のおかげで、良くも悪くも、自分の身の周りを再確認する時間が作れた。震災は、この子の異変に気付かせるために、沼澤に課せられた試練だったのかもしれない。

送ってみるか

震災のため、休日はおとなしく自宅で過ごす日が続いている。日頃できないことをしようと、各部屋の掃除をした。必要ないものがいかにたくさん存在したのか、大変よくわかる。いらないものを捨てるだけで、家の中がさっぱりする。一度やり始めると止まらないのは、血液型B型の特徴で、飽きっぽいし、取り掛かるのに時間がかかるけれど、一度やり出すと、テコでも動かないほど、そのことに熱中するのだ(これって沼澤だけ?)。

クローゼットの中も整理する。もうほとんど着ない(サイズが合わないなど)衣類、きれいだし使用できるけれど、ほとんど使わないスキーウェアーなど、次々に出てくる、出てくる・・・Nコーチのブログで知ったが「I LOVE SNOWキャンペーン」の一環でスキー業界からも、防寒対策用の救援物資として、使わなくなったけれど十分きれいで使えるスキーウェアやニット帽などを送るというプロジェクトを発足させたらしい。ちょうど良い機会だから、郵送することに決定。個人でできることって限られているからね、ちょうど良かった。義援金は、顧問税理士のSさんと相談して、クリニック名義で送ることに。手続き方法など調べてから振込む予定。有名芸能人や大手企業のように億単位での寄付なんてとてもできないし、身内であるスタッフの生活が優先だから、ほんの気持ち程度に。

スキーがしたい・・・こんな時に、不謹慎な発言なのはわかっている。仕事以外の日は全てスキーをしてきた。今は辛抱しなければいけないこともわかっている。何もしないくらいならば、休日も仕事をしていたい。家でじっとしているのがとにかく苦手なのだ。多くのスキー場がクローズしている。スキー場自体、被災地の状況、人々の心情を察して、節電に努めているのだろうし、スキーヤーの多くは、行きたくてもガソリン不足など交通手段が限られている上、定時に帰ってこれるかどうかという不安がつきまとい、結局、集客が望めないためクローズせざるを得ないのだろう。沼澤なんて、まだいい。大きな大会を控えて練習に打ち込んできたスキー選手にとっては、悔やみきれない現状だろうし、何より、スキー関連の仕事をしている方達にとっては、死活問題となっているはず。

プロ野球のナイター開幕の自粛も、文部省の言い分は理解できるし、多くの国民が「計画停電で自分達の生活にも大きな影響を受けているのに、ナイターどころじゃないだろう!!」と思っているのかもしれない。しかし、野球関連の職業をしている方達にとっては、やはり死活問題だと思うし、プロ野球選手にしてみれば、人生を棒に振るほどの打撃だと思う。生きるか死ぬかという事態に陥ると、優先すべきことが浮き彫りにされる。そう考え出すと、後回しにされてしまう職種の方がはるかに多いことになる。みんな、仕事が自分の生きがいであったり、少なからず生活のために働いているのだから、そもそも職種に優先もクソもないだろう。直接大きな被害を受けていない人々さえも、厳しい現実の中を、本音を語ることもできずに、じっと耐えているのだと思う。勝手なことばかり言って、結局、自分はこんな時、何もできないのだけれど。一日も早く、日頃の生活に戻れる日が来ることを、ひたすら願うばかりである。

20年ぶりの自転車

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19日。ネットで購入した自転車が届いた。宅配は本当にスムーズである。この業界については燃料の確保は困難ではないのだろう。早速、梱包をほどいて、ハンドル、ペダルの取り付け、サドルの調節、など組み立て作業に取り掛かる。1時間かけて完成。早速、近所の歩道を走ってみる。ギアチェンジもスムーズで、疲れにくい。自転車に乗るなんて、20年ぶりである。高校生の頃は、自転車で30分かけて通学していたし、バイトでも自転車を使って仕事していた。大学生の時、一般教養の1年半まで、新聞配達(朝刊のみ)のバイトをしていて自転車が仕事道具だったし、家庭教師のバイト先まで、片道20㎞の距離を自転車で通っていた。大学生の頃愛用していたロードレース用の自転車に近い、クロスバイクを値段の半額3万円で購入したのだ。クロスバイクというのは、マウンテンバイクとロードレース用の自転車を掛け合わせたような自転車らしく、今回購入したのは部品がアルミでできており、比較的軽量で、タイヤが大きくて細く、デコボコ道には向かないけれど、一こぎで長い距離を移動できるため、走りがスピーディーで、舗装された道路を走るには十分である。

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年ぶりに自転車に乗った気分は、こぎはじめがぎこちない気がしたけれど、一旦走りだしたら違和感なく、風をきる感じが心地よい。今日のような暖かい日はいいが、まだまだ寒い日は続くだろうし、ほどほどにしないと、疲れで仕事に支障をきたすかもしれない。震災の影響で、ガソリンが入手しにくい状況だし、スキーに行けなくなってしまったことが、沼澤にとって結構なストレスなのだ。ストレス発散も兼ねて、燃料節約のために、自転車通勤も一度トライしてみるか。3日坊主になりそうな予感がするけれど・・・。

今日は、計画停電が実施されないというだけで、随分気が楽であった。通常通りの診療時間で受付したし、まるで何事もなかったかのように一日が過ぎていった。被災地への救援物資も不十分だろうけれど、少しずつ届き始めているようだし、仕事からの帰りがけに、いつも給油しているガソリンスタンドが震災以来初めて開店し、給油待ちの車の列ができていた。福島第一原発の5号機、6号機の水を循環する機能が回復したらしく、電源復旧への明るい兆しが見えてきたようである。最悪の事態から1週間にして、徐々にではあるけれど、事態が好転しつつある気がする。1日も早く通常通りの生活パターンに戻りたい。
317日、クリニックの休診日を利用して、ガソリンスタンドめぐりをすることにした。前日、患者さんから千城台近辺3か所、満タンで給油できる場所の情報を入手し、夕方、診療終了後に早速行ってみたのだが、すでに閉店していて、在庫切れと手書き看板に張り紙されていた。先日、都内で帰宅途中に20Lだけ給油したきりで、残り少なくなっていた。いつもは何も気にせず運転していて、ハイブリットなプリウスなのに、ハイブリット走行に消極的だったことを反省し、発進はゆっくりと、ある程度の速度に達したら、なるべく電気を利用し、停止しそうな状況は早めに察知し、エンジンブレーキを多めにして充電する時間を作る。それでも、さすがのプリウスも街中だけを走り続ければそれほど低燃費は実現できない。底を尽きてしまう手前の今、給油できなければ、車での通勤は極めて厳しい状況になるのだ。自転車をネット販売で見つけて購入の申込みをしたが、返事がなく、届くのに恐らく来週以降になりそうであった。そこまでガソリンが持つかどうか。

朝早めに起きて、7時から手始めに近所のGS(ガソリンスタンド)に行くが、開店していないし、給油待ちする車が1台もない。次にクリニック方面へ向かうが、給油所2か所は同じ状況。昨日、患者さん情報で給油できたというGSも閉店。10か所近くまわった段階で、これ以上移動しても、ガソリンを消費するだけで燃費の無駄使いになってしまう。もう1か所だけ、と思いそこへたどりつく直前、いつもは値段が高くてあまり売れていないGSだったが、5台ほど車が並んでいるのを発見。どうやら、ちょうど開店したばかりといった様子であった。これはラッキー。150/L、現金支払いのみ、6000円までならフルで給油可能、ただし、おつりは小銭しかない。プリウスはせいぜい4243Lしか入らないので、多少残っているし、問題なく、5000円で満タンにできた。何とも言えない安堵感があった。店員さんに聞くと、今後いつ給油できるか全くわからないのだとか。その店を出る時、すでに1520台ほど給油待ち渋滞ができていた。本当にラッキーだったと言える。‘早起きは三文の徳’である。すぐに看護師Mさんに「ガソリン情報」を流した。帰宅途中でテレビをつけると、石油○○協会からの情報によると、来週になれば、需要に見合ったガソリンなどの燃料が確保できるだろうとのこと。海江田大臣の発表によると、西日本の燃料製作所は十分な量の燃料を作成できる状況だし、備蓄している分稼働させることができるという。まずはタンクローリーで被災地を中心に運び、首都圏にも供給することになりそうだ。現地は寒気の影響で凍えるような寒さの中、灯油が底を尽きるという事態に陥っているというし、食糧の輸送も含めて、救援物資を送りたくても、送る車が帰るための燃料を確保できないという。このままでは、凍死、餓死したり、体調を崩して亡くなる方も増えてしまう。早急に実践してほしいだけである。

帰宅すると母がこれから千葉三越まで買い物に行ってみるという。「肉や魚など購入できるかどうかわからないけれど、帰る分だけでも入手したいし、今、私にできるのはそれだけだから」そう言ってでかけて行った。帰宅した母によると「結構混んでいたけど、普通に肉も魚も買えたよ。いつもの店の店員さんが、無事だったんだね、良かったよ、なんて言いながら、店を閉店した本当の理由は、節電のためや物資が手に入らないから、だけではなくて、品物はある程度あっても、電車の運休が原因で従業員が店まで来れないことが一番の理由だったみたいだね。」確かに、クリニックも、何だかんだ言って、停電は免れているのだけれど、いつ停電するかわからない不安だけでなく、電車が運休になって、スタッフが帰宅できなくなることが怖くて、早めに終了せざるを得ないというのが実情だから、三越の事情もよく理解できる。沼澤家でも、生協で1週間毎に食糧などを配達してもらっているが、届かないかなと思っていたけれど、予定通りに卵など確保できている。食糧が店頭から消えてしまう事態は、人々の先行きへの不安が「買占め」行動を引き起こした結果であって、国内に食糧が全くないわけではなく、物流が途絶えなければ、問題は緩和されるのだろう。何と言っても燃料の輸送と輸送経路を確保することが肝心なのだ。これは、沼澤のような一市民の力ではどうにもならないことだし、関連業者の方にはとにかく頑張ってほしいと思う。沼澤はたまたま給油できたけれど、困っている人はもっとたくさんいるはず。とにかく、近日中に給油が可能になる日が来ることを信じて、あまり不安がらずに待つしかないのだろう。

何て言っていたら、本日メールで知らせがあり、待ちに待った自転車が明日届くことに。せっかくだし、燃料の節約と、運動のつもりでこれも利用することにしよう。ちなみに宅配も、遅れるかと思えば、そうでもない。時間指定は厳しい現状だと思うが、ネット販売で注文した品物などは、ほぼ予定通りの日に届いている。日本の広い範囲で被害を受けているのは事実だけれど、絶望的になるのはまだ早いという証拠ではないだろうか。ちなみに、宅配で何が届いたのかと言うと、スイスにいる兄が家族を心配して、宅配で肉を送ってくれたのだ。三越で肉を購入したばかりだけれど、大事にしなければ。被災地にもこれを届けたい。一日も早く、まずは燃料の輸送が可能になり、物資が届くことを祈るばかりである。

それにしても、計画停電には困ったものである。実施見送り、と言っていた矢先に、寒気の影響で暖房を使用したのか、急に需要が予想を上回ってしまったから、大規模停電に踏み切る、まずは、電車の運行本数を減らせ、・・・これで首都圏の駅で立ち往生する人々が、駅の構内で身動きが取れなくなっている映像が流れる。いきなり停電するという事態も常に考えなければならないだろう。国民はみんな、疲労困憊である。枝野官房長官の疲れ果てた姿は、まるで3日間、具合の悪い患者さんの対応で泊まり込んでいる医者のようで、洗髪できていない、顔も洗っていない、目は血走って、目の下にくまができ、顔色も明らかに悪い・・・職務とはいえ、交代制で休憩を取らせないと、あの人こそ倒れてしまいかねないだろう。大震災は政府のせいじゃない。計画停電の無計画さに文句を言ってみたけれど、東京電力勤務の職員だって、ほとんど休めていないはず。ストレスを貯めているのはみんな同じ。被災地の方の悲惨な状況、亡くなった方達のことを考えれば、自分達の今の現状は、耐えられないというレベルではない。今回の一件は、日本人に課せられた試練なのだと思う。‘試練は、それに耐えられる人の肩にのしかかる’と言われたことがある。だったら、耐えられない試練はないはず・・・今こそ、助け合いの精神が大切だと思う。今、自分にできることは何か。救援物資を送ることも、現地でボランティアすることもできないけれど、節電に努める、診療をできる限り行う、せめて、義捐金を送ることはできるか。
 

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