Tamakinekoのわがままいっぱい

食文化を守ろう!! 築地移転に反対!!

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 訳合って、先週、駿河台で食事をする必要に迫られました。駿河台の「上」で何か美味しいものを食べようと思うとなかなか難しいものがあります。少し足を伸ばせればいくらでもお店はあるのですが、そうもいかず。結局山の上ホテルを続けて使うことになりました。

 山の上ホテルといえば、多くの文豪が「缶詰」にされたことで有名なホテルですが、食べるところはなんといっても天ぷら「山の上」が知られています。それ以外にも、中華料理や鉄板焼きなどもあり、比較的入りやすいので、目的によっては便利かと思います。

 まず「さすが老舗ホテル」と思わされたこと。

 どうしてもテイクアウトをしたかったので、「美味しいものを持って帰りたいので、どこかの店でなんとかお願いできませんか」と、1Fのフロントで相談。フロントのおにいさんは、5分くらい電話で話し込んでいました。普通はしないのでしょうが、客の要求を何とかしようという姿勢には老舗ホテルのホスピタリティを感じます。結局、本館の「コーヒーパーラー/ヒルトップ」でクラブハウスサンドを持ち帰り用に作ってもらえることになりました。

 ヒルトップは「コーヒーパーラー」と名乗っていますが、比較的しっかりした食事もできます。明るい雰囲気のお店ですが、一流ホテル(今は比較的安く泊まれるプランもあります)にしてはテーブルの間隔が狭い。「ゆったりとラウンジでくつろぐ」という感じではありません。何度か使っていますが、「密談」向きではありませんね(笑)。

 フロントでお願いしてから15分後には、テイクアウトにしていただいたクラブハウス・サンドウィッチが到着。特別に「美味しい」わけではありませんが、優しさのたっぷり詰ったサンドウィッチでした。

 次にお邪魔したのは別館の「ワイン&レストラン/ア・ビアントー」です。しっかりと食べられるかどうかわからなかったので、いろいろな種類がありそうなところをセレクトしました。こちらは、やや暗めの落ち着いた雰囲気。5000円から10000円ほどのコース料理もありますが、アラカルトがたくさん。和食系のアラカルトメニューもありますが、あまり惹かれるものではなく、結局洋食をセレクト。食べたものは、

アワビのサラダ(2835)
冷製ポタージュ(1260)
夏野菜のパスタ(1680)
舌平目のムニエル(2940)
ビール、グラスワイン

 アワビは柔らかくなるまでじっくり火を通したものですが、よくできたお寿司屋さんのアワビのような「噛めば噛むほど味が出る」という感じではありません。あとの料理も「こんなものでしょうね」というレヴェルのもの。残念ながら、こういうときでないとわざわざ食べに来ることはなさそうです。ただ、ワインはいろいろあって面白そう。ハウスワインもグラスで飲むワインとしてはそこそこでした。

 最後は「山の上」

 天ぷらは、20年ほど前に「よこ田」に行って「あ、天ぷらってこんなものだったんだ!」と衝撃を受けて以来、10年くらい通っていました。最近は有名になってしまいましたが、一昨年行った友人の話だと「昔とは比較にならないくらいダメ」だそうで、美味しいお店を探しているところ。もちろん、そんなレヴェルのものを期待していたわけではありませんが、山の上ホテルの「看板店」ですから、それなりにわくわく。

 店内に入ると、胡麻の香りが強烈にします。どうやらごま油が多めの東京スタイルのようです。

 時間が1時間余りしかなかったのでコースを食べるかどうか迷いましたが、お店の方が「一番軽いコースなら大丈夫です」と言われたので、お勧めに従い、約1万円のコースに。

 一番軽いものですが、量的には充分。ラインナップは「さいまき、キス、メゴチ、穴子、野菜類」という「をを、江戸前の王道だ」というものです。

 天ぷらは「普通に美味しく」揚がっています。江戸前と言っても「江戸前」として人気のあるお店のようにこんがりときつね色に揚がっているわけではありませんが、衣は比較的しっかりついています。火の通り方は、驚きを感じるようなものではありませんが、悪くはありません。問題は素材です。特に味のない野菜類。キスも「うーん」という感じ。

 これで値段が3割がた安ければ「良いお店」だと言えると思いますが、1万円のコースとしては「びみょん」です。恐らく、次回使うことがあれば「天丼」にするでしょう・・・

付記:私は行かなかったのですが、連れ合いが中華にも行きました。「普通に美味しい」そうです(笑)。その意味は「わざわざ行く価値はないが困った時には使っても良い」ということです。

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(写真は、部屋からの景色、歌で書かれたメニュー、敷地内の岬からの見晴らし)

 少し遅れた夏休み。相変わらず「美味しい旅行」を求めて、今回は松島へ。JR宮島駅から車で10分弱にある、隔離された一角にある宿です。上品な入り口を入って(土足のまま)部屋へと進むと、部屋からは松島湾の一角がまるでプライベートビーチのように見渡すことができます。

 部屋は14畳ほど(安い方のお部屋)で、海を見渡すベランダと2畳ほどの板の間があります。内湯は檜のお風呂。10年ほど前に建てたものだそうで、まだ新しい雰囲気がします。洗面所やトイレも広く清潔感があります。

 面白いのは、旅館のサービスと現代的な合理性を両方兼ね備えた施設を目指していると思われることです。お部屋までは土足、そしてお部屋は和室なのにオートロック。ロビーにはラウンジがあり、ここでの飲み物は自己申告。こうした「和洋混合の」方針はあちこちで感じられます。「旅館の王道」にこだわっているところとはやや趣が異なりますが、これはこれで納得の方向性です。

 敷地は広く、5分ほど歩くと左右が見渡せる岬も敷地内にあります。

 大浴場は露天風呂がついた落ち着いた雰囲気のものです。温泉ではありませんが、とても気持ちの良いお風呂でした。

 さて、最大のテーマ、夕食です(笑)。

 夕食は部屋食かレストランでの食事を選べます。併設されているレストランは宿泊をしなくても食べられる(昼は予約もいらないそうです)ので、テーブル席と個室、座敷があります。部屋食の方が落ち着いて食べられますが、温かいものをサーブするのに時間がかかるのでレストランの方が良いと判断して個室をお願いしました。平日なので一般のお客さんが少なく、すんなりと個室に。広い部屋(8人くらいは食事ができそう)に二人でゆったりと。

 ビール(宮城の地ビール/850円くらい・・・甘味は少ないがそれほど苦みがきつくなく飲みやすい/私としてはやや物足りなかった)を注文して、置かれてあったメニューを見てまずびっくり。お食事の内容が俳句になっています。「料理長の趣味なんです」とのこと。まずは、中身を想像させて楽しませようということでしょうか(笑)。内容がピッタリ当たったのは「片想い」だけでした(苦笑)。みなさんもちょっと考えてみて下さい。

お献立

立入酒  宮城の地酒
箸染   秋の誘い
吸椀   松島の 水面に映る おぼろ月
しのぎ  相生の 古代米と 伊達の牛
造り   松島の 汐の流れと 食彩浪漫
焼物   島陰で 塩に隠れて 片想い
口直し  甘酸味 我若き日の 想い出
温物   松の島 金目の鯛を 蝦で釣る
食事   お好み釜炊きご飯
止椀   松庵特製「軌跡の味噌」仕立て
甘味   有の実

 最初に用意されたものは「秋の誘い」と名付けられていますが、いわゆる「八寸」にあたるもの。小さな杯に食前酒が舐めるほどつがれており、その横に3つのお皿が。ひとつは蓋がついた陶器です。

 ひとつ目は、ゴボウと鰹(これは片栗を付けて南蛮風にしてある)とズッキーニ(焼かれている)のマリネ。鰹をこのようにして食べるのは初めてですが、なかなか。和の発想と洋の手法と素材の組み合わせで、これは評価できます。二つ目は「蔵王の和豚」のしゃぶしゃぶ。繊維がとても細かい柔らかい肉質の豚ですが、味もしっかりしています。蓋がついた三つ目のお皿は焼き物が。ヒラタケ、走りの銀杏、胡桃、栗などの季節の山の幸に卵の黄身の味噌漬け、子持ち鮎、キスの酒盗づけと盛りだくさん。きのこには出汁が含ませてあり、しっかり手が入っています。私はキスにびっくり。どう見てもキスですし、魚はキスの味なのですが、食べてみたら味があまりに複雑で「???」。後で「酒盗を塗ってから焼いてあります」と聞いて納得。

「おぼろ月」は、おぼろ豆腐のあんかけ。あんには数種類のキノコやミョウガが。味付けは比較的醤油寄りのもので、これは好き嫌いが分かれるかもしれません。私もどちらかというと関西系なのですが、おぼろ豆腐には少し濃いめの餡が意外に合いました。餡は少し残しましたが・・

「しのぎ」はそのままでした。古代米(黒米)と餅米を蒸したものに伊達牛の「鍬焼き」が乗せられた一口のもの。「鍬焼き」は昔は鍬を熱して肉を焼いたそうで、そのような名前がついているのだそうです。和食ではよくある「飯蒸」ですね。牛は脂分過多ではなく、美味しいものでした。

 お刺身は平目とつぶ貝。平目は特に際立った物ではありませんでしたが、つぶ貝が美味しい。とても大きいもので「大味かな?」と心配でしたが杞憂。しっかりした甘味と磯の風味・・・お刺身の横には焼いた小さな茸が添えられています・・・「ん? シメジ?」「エリンギです」「うーん。斬新」ここにも和と洋の出会いが(笑)

 焼き物は・・・わかりましたよね。蚫の塩釜焼きです。アワビ自体はそれほど立派な物では有りませんが(この値段でそんな物が出てきたら逆にびっくりですが/笑)、ワカメを引き肝を溶いたソースをまぶしてある塩釜焼きは、「うーん、海の幸!!」という感じの一皿。

 口直しは、まるで和の「シトロンのシャーベット」・・・大根おろしに葛を混ぜてレモンの味がつけられたもの。未体験の食感です。

「温物」は、金目鯛はともかく「蝦で釣る」が謎でした。蓋を開けたら、金目鯛の横に「蝦芋」が・・・なるほどね。

 最後のご飯は、釜で炊いた「ふつうの」ご飯か「その日の炊き込みご飯」を選べます。今日は「シャケご飯」でしたが、迷わずそちらを選択。単なるシャケご飯ではなく、海草を炊き込んだ風味豊かなご飯。普段はほとんど最後のご飯を食べないのですが、おかわりをしてしまいました。味噌汁は自家製の味噌でつくられたもの。普段食べている味噌は北九州や信州系の麦味噌が多いのですが、こちらのお味噌は白い麦味噌のような甘味がなく、香りと旨味成分の強いもの。これはこれで美味しいですね。

「有りの実」は、「なし」のコンポート(と呼んでいいでしょう)でした。

 地ビールのあとで「綿屋」の特別純米をいただきました。他にも美味しいお酒がいくつかありましたが全て吟醸酒。綿屋は好きな酒なので良かったのですが、こういうところはやはり吟醸酒が主ですね。食事の時には絶対に吟醸香の強い酒は良くないと思うのですが・・・もう少し「味」にこだわった日本酒が何種類かあれば、飲み助には嬉しいところです。

 全体的に「創作意欲のある」料理だと言えますが、あまり奇をてらうことはなく、ある意味で「抑制的」な創作が主です。味は東北だからでしょうか、醤油がやや強めのしっかり系ですが、出汁は丁寧にとられていて関西系の私にも十分なものでした。そして「料理が好きな料理人だなぁ」と思わせる楽しい料理で、とても好感度が高いものでした。2泊目は「千松しま」に行きたかったので「夕食抜き」の宿泊になったのですが、これなら二晩ともこちらでいただいても不満はなかったと思います。

 部屋に戻ると、お夜食用に炊き込みご飯のお握りが。あまりに早く寝たので、目が覚めた明け方にいただきました。

 朝食は原則レストランで。8時〜12時までいつでもよいので、ゆっくり休むこともできます。最初に「普通のご飯、おかゆ、味噌を付けた焼きお握り」を選択しますが、おかずがわからないので普通のご飯を選択。ほどなくして運ばれた飲み物は、お茶ではなく昆布と梅のお茶。酸味と旨味が頭を覚まし食欲を目覚まします。

 最初に出てきたのは・・・「トルティーヤ」。地元産の野菜と生ハムが添えられており「トルティーヤで包んで召し上がり下さい」とのことです。しかもソースはコチジャン・・なかなかびっくりです。いわゆる「旅館」で「トルティーヤ」がでてきたのは初めてです(笑)。

 そのあと、卓上用の炭火が。「何を焼くのかな」と思ったら、自家製の蒲鉾とおせんべい用の生地を焼くためでした。自家製の蒲鉾はいかにも「自家製」という感じですが、嫌な味がしません(笹かまぼこ、ほとんどダメなんですよね・・・)。お盆に乗せられていた物は、銀ダラの西京焼き、湯豆腐(葱の利いた柑橘系の味つけ)、笹かまぼこ、お浸し、おつけもの、ご飯の友(昆布の佃煮、たらこ、ジャコ山椒)、それにアサリのみそ汁。

 二泊目の朝も基本的には同様の和食ですが、同じものはひとつもなし。大根に肉味噌をかけたもの、サワラの西京焼きが「メイン」で、縁側のお刺身が意表をついています(笑)。もちろん「うれしい」びっくりですが。あとは筋子、お浸しなど小さなおかずに香の物と海草たっぷりの味噌汁。香の物には山芋のぬか漬けなどもあります。

「これは凄い」と思わせるようなものはありませんでしたが、どれも合格点。強く感じたのは、「やはり宮城は海草が好きなんだな」ということです。アサリのみそ汁やシャケご飯にもワカメが入っていました。こんな「風土」を感じられる料理は楽しいですね。

 サービスしてくれた仲居さんは、まだ若い「お嬢さん」という感じの方。ときどき口上を言い直したりするところが初々しいのですが、サービスの姿勢は気持ちが良い。タクシーで入ってくるときには外で働いている従業員がいちいち手を休めてお辞儀をするなど、こまかいところまで配慮は行き届いています。一方で、「女将が挨拶に来る」という日本旅館らしいしきたりはありません。

 というわけで・・・

 仙台や松島に泊まろう、美味しいものが食べたいと思う方には、是非お勧めしたい旅館です。期間は限られますが食事つきで3万円を切るプランもあるようで(料理のグレードは下がらないそうです)、CPでいえば、熱海の「蓬莱」「石葉」や山中温泉の「かよう亭」などの「名旅館」よりも上だと思います(温泉に泊まりたい方にはだめですが)。

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 久しぶりの休暇で、熱海伊豆山の蓬莱旅館にお邪魔しました。あれこれと行きたいところを探したのですが、連泊して料理が楽しめる、景色が良くて部屋でゆっくりできる、という条件に合う旅館の中から、料理の評価がとても高かったここを選びました。隣にはオーベルジュ(ヴィラ・デルソル)も併設されていて、そちらにも興味がありました。

 旅館は、熱海駅からタクシーで5分ほどの海沿いにたたずむ、落ち着いた雰囲気の建物。客を迎える女将の凛とした雰囲気が、心地よい緊張感を醸し出しています。お香が焚かれた館内に入ると、あちこちに生け花が。入り口に続く廊下に置かれた清流を思わせる菖蒲、階段には落ち着いた花器にあしらわれた一輪の黒椿。心配りの行き届いた空間が、日常に疲れた客の心の凝りを溶かしてくれます。

 泊まったのは3Fの部屋。電話をした時に「眺めが良いのでお勧め」と言われて予約したのですが、大正解。ついたときはあいにくの雨(というより、嵐/苦笑)でしたが、鮮やかな緑(良い季節ですね)と目の前に大きく広がった熱海の海の景色にほっとさせられます。しかも偶然花火大会に遭遇し、夕食の最後のころに15分ほどの鮮やかな火の華の宴を、まるでそのためにしつらえたかのように思える特等席で楽しむことができました。

 熱海の花火大会は、年に1度の大きなものだけでなく、比較的頻繁に行なわれています。商工会の主宰のもの、スポンサー企業が独自に行なうものなど規模もさまざまですが、仲居さんのお話では「今日のはかなり規模が大きい方です」とのことでした。(実は、蓬莱にほど近い大きな旅館が主宰したものだったことが翌日わかりました)大きな花火大会の日は値段が高いところもあります(3年ほど前に泊まった「リラックス・リゾート」は花火の時には1万円割り増しでした)。蓬莱で楽しめる一番大きな伊豆山の花火大会は8月3日にあるそうです。

 内湯は真湯ですが外が見える気持ちの良い木製のお風呂。温泉は露天(天井付き)と昔からの「走り湯」の二つで、どちらも開放的で気持ちよいのですが、母屋の客室からはかなり階段を下ります。ということは、帰りは登り(苦笑)。結構、息が切れるくらい長い。お年寄りには厳しいかもしれません。離れの方なら近いですが、景色はここよりも良くないはず。「温泉は塩分が強いので体や髪を洗うのは内湯がいいです」と仲居さんに勧められたのですが、シャワーがついてない(苦笑)。

 さて、お待ちかねの夕食です。雑誌や口コミなどから、変に凝った料理ではない直球を期待していましたが、そういう意味では予想通り。料理によって宿泊料が違いますが「美味しい方がいいです」と予約時に言っておいたので、書かれた献立とは若干異なりました。

お通し:アスパラ・コンソメジュレ:ポワレしたホワイトアスパラにとてもあっさりしたジュレがかけられているもの。中居さんの説明では「鶏のコンソメ」だということですが、ほのかな和風感はそれだけではないような気がします。アスパラ以外にセロリも添えられていて面白い。

八寸:稚鮎塩焼き、田楽、姫サザエ、粽寿司(タイ昆布締め、イカ、たまご):稚鮎にもかかわらずばっちり化粧塩がしてあり、姫サザエは逆に肝の味が強調されるようなタレで焼かれています。まさに直球。その強さを、控えめな味付けのお寿司が受け止めてくれる。

お椀:菖蒲椀:青豆寄せもの、トリガイ、ウド合わせ:まず出汁の強さにややびっくり。椀のお出汁はもう少し優しいかと持ったのですが、結構強いものです。しっかりした寄せものを食べてある意味で納得しましたが、もう少し控えめの方が上品で良いかもしれません。上に飾られたトリガイとウドが菖蒲に見立ててあり、味の組み合わせとしても面白い。

お造り:アジ、アオリイカ、赤貝、ヒラメ、鰹:刺身は、アジやイカに入れられた包丁には力を感じるものの、ものとしてはいたって平凡。ゴールデンウィーク最後でかつ悪天候ということもあるのでしょうが、とりたててびっくりするようなものはありませんでした。

おしのぎ:よもぎ餅、みぞれ餡:よもぎ餅にはメカブとたまごの餡が入っています。香りがとてもよくて、美味しい。

焼き物:桜鱒西京焼き:献立には「太刀魚」となっていましたが、桜鱒のしかもカマの部分です。焼く段階で木の芽をふったのでしょう、香りが後から添えたのとは違ってお魚にも移っている。カマの脂の強いところはとても美味しかった。

炊き合わせ:アイナメ、新ジャガ、グリーンピース:アイナメは揚げ浸し。身には包丁が入っていて花びらのように。アイナメは火を通した皮が美味しいですが、それもしっかり。かなり味はしっかりしています。

揚げ物:穴子、フキの天ぷら:穴子がフキに巻かれています。ここで花火が始まって(苦笑)慌てて食べて花火を見てしまいました。

酢の物:根三つ葉

食事:赤出し、ご飯、お漬け物:ご飯はやわらかめ。翌朝も同様でしたから、これがスタンダードでしょう。

デザート:お庭で取れた夏みかんとメロン:非常に味の強い夏みかんですが、甘みを加えているのが残念。そのままだと酸っぱすぎるのでしょうか。

 全体の印象としては、やはり「直球」感が強いです。創作系を楽しみたい方向けではありませんが、どれもしっかりした作りです。ゆっくりお酒を飲みながら、というイメージが強いですね。

 ただしお酒はダメです。喜久酔の本醸造と吟醸、純米吟醸のみ。料理に合わせられる選択肢はありません。この点だけは何とかしてほしい。次に来る時には、持ち込み料を払ってでも持ち込みたいです。

 朝食は、正調日本の朝ご飯、です。アジの干物、おから、出汁巻き、お浸し、みそ汁、お漬け物、海苔、塩辛というラインナップ。プラス納豆&野菜炒め、マイナス塩辛&おから、にすると、普段家で食べている食事とまったく同じ感じです(笑)。夜のご飯をほとんど食べなかったからでしょうか、朝はおひつに少しばかり。全く足りずにおかわり(苦笑)。アジは脂が乗り切ったものですが、私たちとしてはもう少し脂が少ない方が好き。明日はカマスかなぁ・・・と予想(当たりました/笑)。

 最後の朝、温泉が不調です。温度が上がらないらしい。源泉の温度が下がったのかなぁ・・・地震の前触れとかじゃないといいんだけど、と、ちょっと気になりました。しかし、結果的に復旧するまでゆっくりできました。かえって得した気分です。

 休暇は時間が経つのが早いですね。もうすぐ、おしまいです・・・また来たいと思わせるに充分な2泊3日でした。

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 蓬莱に併設されているオーベルジュです。昔の別荘を移設したという古い建物。内部はもちろんきれいに改装されていますが、天井の高い、趣のあるレストランです。1Fはウエイティングスペース。

 蓬莱に宿泊して、ランチと2日目の夕食をいただきました。ランチは食べるつもりがなかったのですが、蓬莱の朝食が意外に「がつん」ではなく、「軽くサンドイッチくらい・・・」と蓬莱の帳場にお願いしてみたら「軽めのパスタとサラダのランチはいかがでしょうか」と勧められたので、食べにいきました。結果として、ランチは大正解。お部屋も見せていただいたのですが、海岸に向かって大きく広がった窓は開放感に溢れ、滞在を楽しくしてくれるでしょう。こちらも一度泊まってみたいと思うお部屋でした。

ランチ

サラダ:トマト、キュウリ、チコリ、大根、セルフィーユ、春菊、アンディーブ、小さな豆など
海の幸のトマトソースのパスタ
デザート:チョコレートケーキ、ダージリンの紅茶
シャンパン1、赤ワイン2

 サラダは秀逸。主張しすぎず味も濃すぎないが、ガーリックやオリーブのきいたしっかりしたドレッシングがかけられ、瑞々しく彩られたさまざまな野菜はじっくりと味わって美味しいものが多い。野菜好きも納得できるもの。

 パスタはイタリアンのセンスではない面白いもの。トマトソースに海の幸が入っているのではなく、別に焼いた赤座エビ、ヤリイカ、タイ、シッタカがトマトソースの上に。トマトソースはしっかりしているし、焼かれたシーフードはどれも美味しい。(シッタカはどちらでもよかったかも)一皿の料理として、とても完成度の高いものでした。シャンパンもワインもグラスでサーブされるものとしてはかなりの高水準。これは夜が楽しみです。

ディナー

・蚫の冷製
・ハマグリの炭火焼き
・海のスープ
・鯛の焼き物
・デザート、カモミール、エスプレッソ
・シャンパン2、白ワイン3、赤ワイン3

 さて、これを「フレンチ」と呼ぶかどうか、難しいところです。フランス人を連れてきたら半分くらいは食べられないのではないか、と思うほど直球のシーフードメニューと料理。メニュー名はわかりません。どうやら、お昼に来た時に「魚好き、量はそれほど」と言ったので、だいぶメニューを変えたのかもしれません。隣のテーブルとは明らかに内容が違いましたが、私たちにとっては満点をあげたい料理でした。

 蚫は、こりこり感をそのままに残した冷製。上には蒸した肝が。アンディーブと拍子木に切った大根が敷いてあります。蚫はしっかり味があるもので、肝も非常に味が強い。残念ながらワインがやや難しい。料理としてはとても美味しいし大好きですが、これは日本酒ですね。

 次もびっくり。大洗のはまぐりを炭火で焼いたもの。ハマグリは15センチを超える巨大なもので、身も大きい。殻が真っ黒になるくらいに焼いてあり、身はジューシーさをもったままに蒸し焼かれています。素材としても料理としても100点をあげたいくらい美味しい・・・のですが、ワインが・・・メートル氏は「塩で味をつけました」と言ってましたが、塩だけかなぁ・・・

 海のスープも掛け値なしに美味しい。海の幸のさまざまな旨味がそのままスープに。パンが浸してあり、パプリカのムースが乗せられています。うーん、美味しい。

 お料理の最後は、鯛。何と名付けるのか(苦笑)。やや小振りの鯛を焼いてあるのですが、小振りであるので鱗まで食べられるように焼かれている。どうやら、海草のヨード分を含んだ塩で包んで焼いたものらしいのですが、初めて食べる味でした。

 デザートはババロアがひとつめ。二皿目は、ヌガー・グラッセ。お皿には柑橘系やハーブなどが美しく散らされています。

 全体的な印象としては、とても守備範囲が広いシェフではないか、と思います。フレンチというよりイタリアン(ガーリックが結構使われている)のようなところもあり、全く和食の技法も。しかも泊まっていると、好みをきちんと伝えると工夫をしてくれるようです。

 お部屋も明るくて素敵なので、今度は蓬莱とヴィラ・デル・ソルで連泊してみたいですね。

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