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鼓動が大好き
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W205

今度は五か月ぶりの記事になってしまいました。

それでもムルチストラーダは東北を走り回って今年8,000km近く走りましたし、トスカのタンク修理も完了しています。
ルマン会議にもみどりちゃんで参加したりですが元気が出ない出来事なんかもありました。

なんだかバイクの記事を書く気にならずですんません。
今日はバイクの話ではなく、4輪の話で恐縮です。

この間4輪の車検を取った際に若干のマイナートラブルも有り、税金の金額アップも定年間近の身には厳しくなってきたので代替動議が家族からなされました。

W211はとてもバランスが良くエアサスのコントロールで旋回時の横方向の重心変化が少ないためキャンバーの最適化がもたらす4輪の接地力の平均値の高さで4輪が限界付近でマイルドにスライドしていきます。
Wレーンチェンジでを試しても車体重量の割には機敏な挙動を示すので、他に比べて優れた安心感がV8のスムーズさと共に乗り続けて来た理由です。
イメージ 1

名車と言っても良いのではと思うのですが悪名高きブレーキアシストシステムの為か評価は今一のようで、W124と違って、とことん修理してでも乗り続けるイメージでも無いのでしょうね。

このまま予定通り30万kmまで乗るか、Eクラスの後継機に乗るかとも考えたのですが、現実問題としてマンションのタワーの幅を考えるとEセグメントは既に限界なので、出し入れが楽なDセグメントへの降格が妥当と思いました。

エンジンに関してはV12,V10,V8,L6,L4のエンジン開発に携わってきた総括からすると雪印クランクが筋ですが、既にV8に都落ちしてますし更にDセグメントとなると手に入れられるのは好きではないL4がよいところで、悲しいかな完全に落ち武者状態です。

ライトウエイトの旧車を別に持てるような身分でも無く、元々都会で身動きの取れない4輪にロマンを求めていないので、せめてエンジンだけでもと思ってきましたが、吹っ切れて移動の為の快適空間に特化しましょう。

しかしDセグメントとなるとEセグメントの安定感で快適仕様のベースとは違って、いろいろな選択肢が用意されているので考えるだけでもとっても楽しいです。

この間みなさんと御徒町に行ったときに、いよいよ15年物の車の乗り換えを考えていると話したところ色んなリコメンドを頂いたので気になるメーカーのディーラーを総なめしてみまし
た。

なんだか大昔のイメージと違って日本車のクオリティがかなり良くなっていますね
マツダのディーゼルなど欧州車より良く消音してあり、エクステリアもインテリアも今までの日本車とは一線を画しておりがんばりが凄いです。

興味としてはスバルの水平対向エンジンは経験がないところで良いのですが、もう少しエクステリアがしっくりしてほしいところですが、見た目より視界が良くて安全装置なども充実で燃費が悪くても根強い人気のようです。

クラウンも走りがボワンボワンから若者向けに欧州車に近づけたとの事だったのですが、やはり、いかついラジエターグリルとインテリアが好みからは遠い感じがしました

スカイラインも拘りの部分が未消化な感じです。
全体の雰囲気ではジャガーが良かったけど気に入る物はコスパが厳しいし。

アウディやボルボも車自身は相当良いのでしょうが、なんかデザイン的に違う方向に向かっている感じがしてしっくりしませんでした。

BMWは有力候補ですが質素なインテリアデザインと一番気になるのがラジエターグリル周辺のデザインで、昔のカッコよさとちょっとすれ違ってしまっているのが残念。
しかし走りはピカイチなのは万人が認めるところでしょうから、家族の声を押さえつけてとも考えたのですが、ふと我に返り、普段使いもしない領域がいくら優れていても意味ないじゃないと思いとどまりました。で諦め

狙う路線としてはリニアリティのある静かさで燃費が良く、乗り心地の良い設定をベースにスイッチ一つで、やるときはやるよって感じが良いですね。

なんだかムルチストラーダみたいな感じです。
スカイフックとまではいかないまでもプログレッシブな特性は走りの多様性を唯一実現できるのでEクラスで選択したエアサスがマストとなると車種は限られますね

家族にとっては第一優先のレザーインテリアのデザインや質感を考えると更に絞られます。
とはいってもSクラスのデセデ社のソファーの様なクオリティは行きすぎかな。

アテンザが最後まで残ったのですが、Hans Ruedi Gigerと言うかオロチと言うか、少し振りを強めすぎた、ぬめっとした独特の外観は嫌いではないのですが、長丁場に耐えきれるかなと。

で結局選択したのは無難にこれになりました。ちぇ、つまらん、とどっかに行っちゃったオッチャンに言われそう。
イメージ 2
結構でかいです。
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シートの色のみちょっと主張してみました。
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クランベリーというそうです。
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身近なほんまものの玄人連中に聞いてもセグメントの中で総合力が完全に抜きんでているとのことですし特に安全装備のキャリブレーションは特筆ものの評価であると聞いたので、試して
みたくなりました。
安全装備の充実は私の衰えを心配する家族の強い要望です。

ありがたいことにフルオプションで1万kmに満たない物が格安で手に入る現状は日本車の同等装備の新車を購入するより大分お安くなりました。

幸いメーカの保証のほかにディーラーの2年間のフルの保証が付いていますし、既に4代目になるこのクラスは早々には壊れませんからあと十年以上安心して快適に乗れますね。

初めてのターボ車は最後の車になるのでしょうか。
自分は車を買う時には10年後にも見劣りしないような仕様で長く乗りたいと思うのですが、一家言持つ皆さんはどんな判断基準なのか興味がわきます。

しかし乗ってみると科学の進歩はすごいものです。
家族ポイントをせっせと稼いで今度はバイクの事を書きましょう。
四つ輪も製造から13年も経つと色々なところにガタが来る。
車検のついでに手を入れましょう。

エンジンが冷えているときにV8のクランク共振が出る回転域での振動が出るようになってきた。
エンジン自身には異常が無い様なのでエンジンマウントの問題かなと。
外して見なければわからないし、確信はないのだけれどダメ元で部品を取りました。
ミッションとエンジンマウントのセットでぴったり2諭吉。
安いのか高いのか?
ゴムの中にダンパーとしてオイルが仕込んであるようで、エンジン振動低減は乗用車にとっては最重要課題なのでコスト掛けてますね。
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いつもの松原自動車の専務の新井さんに苦労して外してもらうと。
こんなんでました。
イメージ 2
これは左側で完全なゴム亀裂。
オイルが外に噴出してますね。ハイトも大分下がってます。
これじゃあ役立たずなわけですね。
右側はまだ亀裂のみでしたが時間の問題でしょう。
ミッションのゴムはへたっているものの亀裂までは至っていませんでした。

エンジン始動すればこれまでの振動が嘘のように霧散。
何だか購入したときのようなフィーリングにニンマリ。

更にタイヤ交換も。
15万kmで二回目の交換です。
やっすいタイヤを探したのですが韓国製はちょっと安すぎるし。
で最近気に入っているダンロップ社のルマン4です。
一本1.5諭吉。
なんとタイヤの中を見るとスポンジが入っています。
効くんでしょうかね。
イメージ 3
引き取って乗ってみるとしっとりとしたフィーリングで確かに音は静かですね。他との比較はわかりませんが十分満足です。

エンジンノイズ、タイヤノイズともかなり下がってまた快適に乗れますね。
目指せ30万km。

聖地でGS馬力さんや山家さんの不具合を聞くとW210に比べW211の手間のかからないことと言ったらないですね。
誰でしょうブレーキアシストシステムの出来が悪いなどという人は。
早く乗り換えましょうお二人とも。

引き取りついでにトスカのお手入れ準備を。
足回り、電気系、油漏れなど。
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メインスイッチランプの球切れもあったのでルームランプ球を手に入れての交換もしました。しかしなんでメインスイッチランプだけ細長い球使っているんだろう。
不思議。
オイル漏れ修復のためにヘッドを下す予定。
しかしまぁ変わった形だこと。
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今日はバイクには乗れなかったので明日は乗れるかと思ったら雨みたいですね。
残念。

仕方がないので、そんな時は
”V型180°12気筒におけるクランクセンターアウトプットによるクランクのねじり振動低減に関する一考察”
をしてみることにします。
資料はこれです。
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この赤いやつは500ページもある手ごわいやつ。
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でもエンジニアリング的には手前のが良いですね。
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シェルのオイルで試験しているようで水動力計ですね。フリクション気にしなかったのでしょうか。
空冷だから水系の配管がないのが何か違和感を持ちます。

ボッシュの燃料噴射装置です。
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ダイムラーのDB601(メッサーなどの倒立エンジン)にも使用していたものと同レイアウトですが、カムシャフトは一本で一カムで2つのプランジャをオフセットして全長の短縮化を図っているようです。
④はバロセンサーで空冷の冷却にセンシティブなエンジンが気圧の変化を適正に補正できないと空燃比の変化で十分なガソリン冷却ができなくなりアクセル開度の大きい領域を多用するレース用エンジンにとっては致命的なダメージを負う可能性があり、重要な部品だと思います。

このエンジンはブリストル社やネピア社の変態スリーブバルブエンジンの次に好きなものです。その次はできすぎだけどF社の312用12気筒かな。


持っている本の自慢して、人のふんどしで相撲取るなと言われるのはわかっておりますので終わりにいたします。
今年もわずか。
先週は忘年会やら熊猫師匠と一緒にだべったりやらしてましたが、今週は会社の病院で胃カメラ飲んだり、届かないマイナンバーを引き取りに役所行ったり。
今日も天気良かったのですが、やる事一杯でバイクにも乗れませんでした。

午後から年賀状も書かずに年末恒例行事やってます。
今年は西東京のエディさんから聖護院蕪作ったから試してみてと大量の蕪を送ってくれました。気絶するくらい嬉しい。
イメージ 1
手前のはJA京都に頼んでおいたものですが、エディさんのは小ぶりですが良い感じ。
重くてみずみずしく力が有る感じがします。

早速試しに数個の蕪を下して試し漬けしてみます。
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今回購入した下し板は本格品。
歯の切れが全然違います。
手もスライスしそうなので警察御用達の刃物でも切れない軍手と言う奴も購入してやってみました。
この軍手ほんとに切れない。何でも鉄の糸が入っているそう。
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この後は塩で水抜きと味付けですね。
明日には浅漬けでいただいてみましょう。

こんな漬物樽も買っちゃいました。
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保存期間を変えたいので二種類の塩加減でやりたいので二個必要なんです。

出来はどうでしょうか。

師走の憂鬱

すでに師走。早いなぁ。

本来の予定では年末にかけて課題が重なって首が回らないはずでしたが、それぞれ都合が変わってきて肩すかし食らったりして、どうにも神経擦り減らすばかりで
前へ進まないこと。
問題が先送りなだけで憂鬱です。

ですからブログ書く気持ちがすっかり失せております。
バイクも朝走りが関の山。
毎日早朝から晩までの仕事で土曜日は朝起きられない状態が続いていて遠出もままならず。
そうはいっても家事や家族サービスはしなければいけません。

年末掃除もこの状況ですと出来そうにないので今から少しずつ始めています。
エアコンの清掃。−−−−業者任せ。
換気扇の掃除−−−−−−業者任せ
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なんだ、みんな業者任せじゃないと言わないで、大枚の支払いは頑張りました。
でも風呂掃除のカルシウム除去は頑張りました。

ワンコを医者にも連れて行ったし。
おかーちゃんにも銀座で買い物と大衆向けの玉寿司の食べ放題で一年分の雲丹、いくらで満足してもらい、カルチェの時計もムーブメント変えないとだめとかで6諭吉の散財。

でも自分も三越で生涯最高額の新潟製の傘買ってもらってご満悦。
時々値段の割に良い質の物が有るアバクロでウインドウショッピングですが一時の勢いはすっかり失せて買い物しやすくなってました。
とはいっても物色するだけで実際に買うのはブラックフライデーのボストンで半額で買ってきてもらいます。
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アバクロってアベァクロンビィってんですね。
なんたってお店のおねいさんもおにいさんもアメリカの青春ものに出てくる感じで笑っちゃうんです。一度行ってみてたもれ。

しかし想像以上に中華の方の方ばかり向いている銀座に興ざめの感は否めませんね。
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高校生の頃からの遊び場なのでこの変化には残念な思いがあるけど、これも時の流れ。せいぜい爆買いに勤しんでお金を落としていただければと思います。
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最後は南千住のバッハで美味しいコーヒーをいただいたり、バイク以外は結構充実しています。

肝心のバイクの方ですが乗れない弄れないではブログに書くこともおりませんが、年末いつものそれぞれのバイクの現状と今後の予定を書いておきましょう。

先ずはベネリの聖子。
エンジン修復待ちのベネリはゆっくりですが進んでまして、SNS友のデトルフが現在部品手配中でイタリアから取り寄せてくれています。
全部集まったら日本へ送ってくれますが到着は年末でしょうか。
正月休みでゆっくりエンジン組みましょうかね。
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6気筒は弄っても乗っても楽しいバイクです。
オリジナルのままじゃ話にはならないけれど、実施した対応を施したうえで、もっと普及してほしかったと思いますね。
港北の神様も同意見でしたから間違いないでしょう。
完成したらイケヤの傍に乗って行こう。

白虎号
現代車は非の打ちどころがない。
でも長期乗らないとユニットが電気食っているようでバッテリー上がります。
いつもアースを外して停めていますが、そうすればいつでも一発始動でどこまでも。
人気ないけどこのバイクほんとに良いです。
軽いし速いし燃費も良い、乗り心地良いし三気筒のエンジンの個性も有るしプロテクションも完璧で疲れ知らず。
800に乗せてもらったけどやっぱりこっちの方が良かった。
ビンテージと比較するとオールマイティさがマイナス点になってしまうのでしょうがなかなか手離せません。
これからの季節には重宝しますね。

ミレのベルちゃん
車検切れで乗ることができない状況ですが近々車検取りましょう。
スタータ付きの安心べベルとしてベルちゃんをモデファイすることにしたのですがベネリの後になるので来年ですね。
目標は黒金のSS仕様がカッコよいかな。
結構スタータ付きべベルは各方面から引き合いが強いのですが、とにかくベルちゃんが気持ちよく走ってくれることを第一に仕上げてあげましょう。

雀の涙の臨時収入でメータパネルも手に入れたけどメータは白文字盤そのままで良いかな。
リヤのSS用シートはこれから何とかしなければいけませんが、その内チャンスも有るでしょうからおこずかい貯めます。
外装、フレームも全塗装、エンジンは絶好調なのでヘッド降ろしてオイル漏れ対策だけ施してあげましょう。
予備のキャブはワンデークリニックで部品持っていかれたまんまだったのを、仕方ないので自分で購入しましたので程度の良いかたちでOHが可能です。
ほんとはポート弄ってモアパワーが可能ですが、十分速いんでレースでもないんで良いでしょう。
装着済みのウオタニはやめたいのだけど代わりがないので問題無い様調整としましょう。
こんなこと考えているときが一番楽しいですね。
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赤いトラクター
車検切れで乗ることができないのでベルちゃんと一緒に取りましょうかね。
エンジンも車体も全く問題ない状態です。
乗っていて楽しいバイクですから、もう一つ体が欲しいです。
ダブルパネルのブレーキ調整だけはそろそろした方が良いかな。

緑ちゃん
相変わらず絶好調で、このところ空燃比変えて出力と燃費の関係をいろいろ見ています。
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TMR-MJNの特性もだいぶわかってきたので、そろそろ違うキャブも試してみようかなどとも考えてます。
まぁ走る実験室ですから、いずれ駆動系のマスやミッション、リアドライブの仕様変更もしてあげましょう。
サスもいろいろ試してみたいですね。

トスカのプチモデファイもやりたいんです。
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メニューとしては
フロントサスのOHとプリロード印加
前後ブレーキのOH
オルタネータの容量アップ
ニュートラルスイッチの取付け
タイヤ交換

それに前回のGZT時に緩んでしまったポイント開閉カムの締め付けをもう一度正しくやっておきたいです。
先端の方のネジ山が一部バカになっているみたいで適正な長さのボルトに付け替えが必要です。
それにこれまでまだ手が入っていないボルトの締め付け直しもやっておきたいところですね。
イメージ 9
しかしまぁたかだかM45*10のプラスネジで一つで高速道路立往生とは本来絶対に避けなければならない事。

締め付けの大切さを思い知りました。
しかしなんでこんなところがプラスのネジなんだか。
如何にも緩みそうですが緩むのには理由が有るんですよね。なんで緩んだんでしょうね。

正確にトルクを掛けることが大事であるか基本的なことをおさらいしてみましょうか。
人間社会の中でなくてはならないものが締結で、これが有るからこそ伊豆に別荘も建てられるしバイクにも乗れる。
いろんな締結方法があるけど中でもネジの締結の締める割合は圧倒的なものであることは言わずもがな。

そのネジの締結の事ですが、学校で機械工学なんかを勉強をした人でもなければほとんど分かっていないのが実状なのではないでしょうか。
難しくはないけど正直くそおもしろくも無い勉強ではある。

でも工業製品を使用するにあたってはこの締結を理解するのとしないのでは家庭生活の中でさえ大きな差が出てくるように思う。
大事なポイントゲットのはずのDIYで作った扉のネジが取れて家族の不評を買ってしまうのは避けたいところ。
取っ手の位置がずれているのは意味が違いますが。

締結の基礎から外れたところで何か組み立てれば外力の変化でいとも簡単に破たんし、物によっては安全にも大きく影響しますよね。
そのことを充分知らずにネジを締めている整備者がいることは事実だし、人様も自分も命が掛かっているバイクにとってはとても恐ろしい事。

気に掛けない整備者が整備した車両に乗る気にはならないし、どこまでわかっているのかが分からないので臆病者の自分は自身で手を下すしかない。
部品を取り付けるときは最も神経を使う真剣勝負なのだ。
だから怖くて人様のバイクを安請け合いなど出来ない。

締め付け習得の為マイスター制度でも作れば分かり易いのにね。
締結の基礎については船舶整備士講習では確か入っていたけど自動車整備士講習にも入っているのかな。
良くある締結理論の本で一から勉強しようと思っても、数式と変な表とわけわからないグラフが書いてあるだけでいやんなっちゃう。

締結自身複雑な要素が多く、なぜネジは緩むのかもはっきりは分かっていない世界であるのも事実で不確定要素の部分が多いので答えが一つでないことがややこしくしている面もあるし、いまだに多くの実験を行って確認が必要な世界です。

締結って言うとなんだかイメージとして固い感じで受け取ってしまいますが、消しゴム二つを輪ゴムで括っているが一番分かり易い。
エンジンのブロックにシリンダーヘッドを締め付けても結局は二つの消しゴムとボルトの代わりが輪ゴムである。
いずれも弾性体でボルト(輪ゴム)の伸びを利用して締結されているのでその力に応じて消しゴム側も縮むことになる。
基礎計算の解析モデルではヘッドもボディもマスとスプリングで置き換えます。

当たり前ですが、それらの弾性が無ければ物を締結することは一切できない。
この輪ゴムにかかる力を通称軸力と呼んで消しゴム間に発生する面積当たりの力を面圧と言います。
だから柔らかい消しゴムだと変形して力を吸収してしまい輪ゴムの伸びが減るので面圧は下がってしまいます。

構造物にはいろんな外力が加わるので、大事なことはこの面圧や軸力が、外力が加わっても必要最低限の値を保つことです。
保てなければ輪ゴムが限界にきて切れたり経たってしまい外れたり、消しゴム間が擦り切れて小さくなって輪ゴムが外れたりしてしまいます。

ネジで締結されているエンジン部品も基本は同じですからその軸力を如何に一生に渡ってキープするかをイメージしてほしいと思います。

ネジの軸力とはどのように作られるかというと
①ネジを締めこむ力トルク
②ネジ面や座面のフリクション
③ネジと被締め付け物の耐力
これらのバランスで軸力が決まります。単純に締め付けたトルクがどれくらい軸力に変化するかと言うと大体10%程度です。

一所懸命ネジを締めても座面とネジ面のフリクションにほとんどが食われて、わずかな値しか軸力に変化しないのが実状です。
ここでピンとくる方はネジのフリクションを下げれば良いんだと考えると思うのですが、フリクションは重要な役割が有ってネジの緩みを防止しています。
ネジ面にオイルやモリブデンの塗布の指示も無いのに塗ってしまうと軸力が上がりますが、いとも簡単に緩んできます。

緩む理由はネジのフリクションが下がることも有りますが上がった軸力でボルト自身が伸びて塑性変形したり座面が陥没してしまい初期軸力自身が下がったりしてしまいます。
ネジは緩むことで軸力が落ちるばかりでもないんです。
これを読んでいる方は間違っても指示の無いのにネジにオイルやモリブデン塗布は止めてください。
もちろん過締め付けも厳禁です。
当然ですがネジの座面の荒れや汚れの除去は不可欠です。

ボルトの規格には標準のトルクが決まっていて必要な軸力からボルトサイズが選ばれます。
ですからそこに設計に反したことをすれば狙いの軸力が確保できなくなります。
たとえばネジの緩み防止を謳ったワッシャーなどは論外で、ただでさえ大きなフリクションを更に増大させたり、見かけは緩みが出ないけど軸力が低いままという笑っちゃうようなものを平気で販売しています。
ネジが緩んでしまうのには原因が有り、単純に外力が想定外で有るならばネジサイズを上げて軸力を外力以上に上げるしか手は無く、被締め付け物がへたることが原因であれば座面圧を下げるしかありません。

魔法は無いのです、惑わされないようにしましょう。
イメージ 12
これはどっかに載っていた緩みやすさの目安を記したものですが、これも同じ軸力で比較したのか、外力の前提がどのレベル化によって結果は大きく違ってきます。
そのまま信用しちゃダメ。

同じく柔らかい軟鉄のワッシャーなどが介在されている設計の古い仕様などは軸力が安定せず確実に緩みに対するポテンシャルが低いので、緩むのに困っている場合は介在物を撤去したうえで適正な座面圧の見極めからボルトが塑性しない範囲、かつ被締め付け物の変形などが起こらない範囲の締め付けトルクを割りだし、新規締め付け設定が効果的です。
旧車乗りにとっては大事なポイント。
でも何も考えずに介在物取って締め付けるとネジ面とか座面ぶっ壊します。

軟鉄を介在させているのは被締め付け物に対するフェイルセーフで軸力が上がりすぎないようにするんだと実しやかに言う人もいますがフリクションの不安定さからの軸力のばらつきを考えれば全くの眉唾だと言うことが分かります。

最新のエンジンなどには特別な意図(軸力が確保できないが外力が小さいなど)が無ければ回り止めなど付けません。
先ほどの①〜③をしっかり理解するために、分かり易く締め付け三角形というグラフが良く使われています。
縦軸に軸力(荷重)、横軸に変位(伸び、縮み)のグラフですがボルトと被締め付け物との関係を良く表しています。
イメージ 10
A:左から右上がりの線はボルトの軸力と伸びの関係。締めすぎると塑性変形して傾きが寝てしまいます。
B:それに直交するのが被締め付け物にかかる荷重と縮みの関係。
C:縦の線はこの締め付けで使っても耐えられる外力。
D:外力が大きくなり軸力が無くなり緩みが発生してしまう

上図の状態に対してボルト座面のフリクションが大きかったり、締め付け不足だったりしたときの状態が以下の図の状態。
赤い矢印の限界の外力が下がってしまって緩みやすいことが見て取れますね。
イメージ 11
自分は一つのボルトを締め付けるときにボルトサイズー硬度ー軸力の関係を前提に、このグラフを頭に描き問題が無いかのチェックに使っています。

今までの例でいえば外力の種類が多岐にわたり推定が難しい時にはやはり問題が発生します。
たとえば排気管の振れ止めなどで熱による軸力変化が起きるときなど。
外力を正確につかむことは難しいですが、力学に不思議なことは起きないです。

だめなものはだめ。

エンジンの場合は熱の影響で被締め付け物の熱膨張を考慮したボルト軸力の設定をするので締め付け三角形の表し方も単純にはいきません。
エンジンは各部の適正な軸力(トルクではない)を前提にクリアランスが保たれているので、これを知らずに組むとフリクションが上がってしまいまともに回らなくなります。
神業で組んだエンジンのフリクションが低く相対出力が上がるのはそれが一要因です。

この辺を理解できればあなたは既に締結のエキスパート。
でもやりすぎると線路を締め付けているネジを見て、軸力がこれくらいだから安全率から逆算して線路にかかる外力がこれくらいなんだな”ふんふん”とホームで一人ぶつぶつ言ってる危ないおじさんが出来上がります。

ボルトの締め付けに関しては上記の理解と相反するようですが、外力が厳しい環境のヘッドボルトなどの重要部位の軸力のばらつきを極力抑える目的で高張力ボルトを塑性域まで伸ばして使う、塑性域締め付け法(角度法)なども有りますが、そこまで知らなくても何とかなります。
因みにこの角度法締め付けはモーターファンで有名な故兼坂弘さんの弟子でサッカー仲間で先輩のきんちゃんの発明です。

上記は締結の初歩の初歩であり改めて書くことでもないのですが、切っ掛けになって興味を持って更に深みにはまってほしいとも思います。
いろんな部分でハードネゴシエーターでハードカスタマーにりましょう。
そして半端な整備者に物申しましょう。

締め付けの基礎はネット上で溢れているので先ずはそこから入るのも良いかも。
締結に関しては一冊の本になるくらいですから突っ込んだ話は書ききれないので直接聞いてください。

快適なバイクライフを過ごすため””座面とネジ面を大切に適切な締め付け環境を心掛けましょう””なんだか健康診断のポスターみたい。






























燃える飛騨

先週のロスも埋まらないまま、今週は合掌造りの里にいます。
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初めての白川郷でしたが癒されますね。
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その後はせせらぎ街道なんか走ったり、棗さんのお店の前を通ったりしました。
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山は燃えています。
来年の九州に向けポイントゲットの戦いは始まっているのだ。

宿は三大名湯の下呂山形屋。
流石にお湯が
良いですね。お肌ツルツル美人の湯。

部屋からは鉄橋と川で鉄には堪らないでしょう。
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今日も歴史文化をなぞりに明治村に。
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鉄にはたまらないのが走っていたり。
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荘厳な雰囲気のところがあったり。
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独房で反省の日々です。
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ロイドさんの作品も移築されていて驚き。
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何気にこんなのが好きだったりします。

自分一人なら行きたい所一杯なのに、と思っていたけど結構面白かった。

ちなみにホテルにこんなの止まっていました。
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