偽小倉日記

ひとは知らないものを深く愛することはできる、しかし愛さないものを深く知ることはできない

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大器は晩成す

みなさま涼しげな朝です。
朝市で百合と孔雀草を買ってきました。

さて民主党政権になって、2ヶ月。
風通しがよくなる予感はしますが、どうでしょうか。
極右石原都知事の五輪招致が失敗して、本当によかった。
だいたいあんな男が知事にいること自体がわからない。
南鳥島守備隊長が適任だ。アホウドリとともに暮らしてほしい。
大坂のお為ごかし泣き男も汗くさい。東某は馬脚を現して、尻までかくせずに
オタオタしているが、そのうち正体を露わにする。
都民府民のみなさまお気をつけあそばせ。
小生幼少のみぎりより天邪鬼。
ああいえばこういう。それでプロ野球は南海ホークス。
アンチ巨人。次第に野村ファンに。石もて南海を追われ、流浪の三冠王。
かあちゃんとともにメディアに叩かれ、監督辞任。僕怒り心頭。
社会人のシダックスの監督までやる野球爺い。
そして今年お荷物球団楽天をCS出場までに育てあげた。嬉しい。
74歳で日本シリーズに意欲を見せる。たいした男だ。

僕の好きなピアニストはブレンデルです。
知りませんか。これが実に僕好み。中庸。でしゃばらない。解釈がいちいち入る。細かいところまで。
シューベルトやモーツァルトが素晴らしい。
だが若いころはとても下手。「若き日のブレンデル」というCDを昔買ったが
実にひどい。平凡をそのまま音楽にした演奏。なんじゃこりゃである。
買ってはいけない。買って初めてわかる。大器は晩成す。ここまで成長するのである。
僕が言ってはいけないが。

加藤周一は才気ばしった青年でした。「加藤周一が書いた加藤周一」の
最初の「校友会雑誌」の編集後記を読めばよくわかる。
爾来2008年12月5日に89歳で亡くなるまで、若木は成長し、枝葉を広げ、大きな
木陰を作り、読者に日本語の修辞法の可能性を提供した。

古来とりわけ戦後新奇と幼稚を尊ぶ気風に満ちて、成熟を貶める傾向がある。
つまり子ども文化万歳ですね。こどもっぽいのがいいんだ。
子どもはどちらかと言えば嫌いだが、こどもっぽいのは、なおいやだ。
モーツァルトは好きだが別に早逝したから偉いわけじゃない。
時を経て成熟する。上記の3人がその適例です。
加藤なんて癌に侵されて亡くなる4ヶ月前にNHKに出演していました。

見たくない顔

東国原宮崎県知事  キョロキョロ右顧左眄知事なんてどうでもいいみたい。

橋下大坂府知事   常に気張っている。すぐ泣きそう。知事の前は何をしていたの。

麻生太郎      総理大臣になりたかっただけのおじさん。でもなれたのは運がよ
          かった。解散権行使の意思なし。日本国の不幸。

小泉純一郎元総理  諸悪の根源。へらへらして貧乏人と政敵を蹴落とす。
          盟友ブッシュは去ったのに往生際が悪い。

鳩山由紀夫     この顔になにが書いているのでしょう。
          謎だ。
          なぜ政治家やっているのだ。
          友愛といわれてもねえ。

石原一族      恥知らず。
          税金で食っている。一家で。
          おまけに極右。
          都民はなぜこいつを知事にしておくんだ。

のことを僕はほとんど知りませんが。
「週刊文春」というゴシップ雑誌に連載コラムが。
「中川さんは本当に残念であった。あんなひどい醜態をさらしてしまうとは。辞任した日、仲のいい女性編集者からメールがきた。「昭さま。お気の毒。お酒でも飲んでみんなでお慰めしましょう。」もちろんこれはブラックユーモアというものである。対談をきっかけに、私も何度かご一緒する機会があったが、酔われたのを一度も見たことがない。(略)酔わなければハンサムで色っぽくて、特にマスコミmの女性たちから絶大な人気を
得ていた中川さん。女たちは「昭さま」と呼びならわしていた。
こんなことになるとは、かえすがえすも残念であるが、政治家とはいくらでもやり直しが
きくらしい。またいつかあの方が国政の中心に立たれる日を私は待ち望んでいる、と言ったところ、別の女性編集者が、「でもあの映像は残るからね。一生何度もリプレイされるよ」などど冷たいことを言うではないか。うーん、あの映像より強烈な存在になってほしいと祈るばかりだ。再びウズ中の人になる日を、こころから待っています。

という内容です。
「昭さま」なんだ。あのアル中おやじが。マスコミの女性編集者のあいだでは。
安倍元岸おんぶおばけと一緒になって、NHKに圧力をかけたり、世襲麻生の片棒を
担いで、財務と金融を兼任したり、こういう奴がアイドルなんだって、おばさんの。

新聞記者だけかと思っていたら、雑誌編集者の連中もこんなんだったんだ。
永田町という別世界があるのはつとに知られているけれど、紀尾井町やら、音羽町
もそれに劣らないほどの別天地なのである。

それにしてもこの林っていうのは、ヒドイ。
よくこれで物書きなんかやっているよ。

「ぼくの伯父さん」

18歳のとき僕は西荻にいて、浪人生だった。
予備校通いのはずが学校にも行かずかといって遊ぶわけでもなく、梅崎の「風宴」に似た
日々を送っていた。
駅前の古本屋まわりが週一くらいの日課で、ある日行き慣れたある古本屋で手ごろな値段で見つけたのがカッパブックス版『頭のよくなる読書術』だった。
東京の某大学受験に失敗したんだから、アタマが良かろうはずもないが、なんかひっかかったんだな。およそ著者近影とはいえそうも無いブータレタ写真。それが加藤との出会い。
いいぞ。こいつはと直感したのです。少年の直感で。

それが加藤周一との出会いだった。
いかれてしまったのだ。読書術に。はまってしまったのだ。彼の文章に。
対句とレトリックを駆使して、田舎育ちの少年を魔法にかけてしまったのが彼である。
加藤の散文は日本人離れしてる。そんでもって雑種文化である。頭の悪い僕のともだちが
加藤が嫌いだって言ったのはずいぶん前だ。
「不幸にしてわたしは外国語をつかわなければならないことが多い」っていう加藤の文章を読んでそういったのだ。
たしかに彼はどうにか操れるのは日本語だけで、英語も仏語も理解できなかった。
で嫌いになったのです。だが嫌いになるのにはもったいないひとだったのですね。
で僕は面白がってずっとよんできたのです。
読んでみて短からぬ人生で感心したのは、石川淳と松田道雄と加藤周一だけです。
最近では辺見庸。この4人です。読む価値のあるのは。
つまり古典ですね。
もちろん梅崎も好きですよ。なきたくなるくらい好きだけど。
加藤や石川には及びません。

加藤は僕にとって水先案内だったと思う。かれが推薦するのは好んで読んだ。
ほとんどすべての著作を読んで、理解したとは言いませんが、面白がった。
韻文のほとんどすべては感心できないが、「桜横丁」は例外でした。
中田もいいけど別宮もよく聴くと素晴らしい。


でこのあとずっと加藤の著作を読んでいくつもりだけど
一番彼のほんとの声が出ているのは、僕は『稱心獨語』ショウシンドクゴだと
思います。
とりわけジャコメッティについて語った文章が数十年前に読んだのに
こころに残っています。

僕の伯父さんたちは錦港湾でボートから海に突き落として、水泳のイロハを教えて
くれたけど、加藤は人生の泳ぎ方を本の読み方を教えてくれました。

2008年は大事な伯父さんの亡くなった年として記憶される。

ムフフな日々

世の中はゴールデンウィークな様子だ。
黄金週間ってなんなんだろうね。
俺なんてもういい歳なのにさ。こうやって今日も会社に出てきて
ひとりで誰もいない職場で仕事。
合間に珈琲店で昼飯食ってお茶飲んで。そういえばここも暇だね。
電話もかからないし、まかかっても受話器取らなくてもいいしな。
いい時候になったな。
明日あたりはカメラを持って佐賀あたりに撮影にいこうかな。
いいポイントがあるんだ。
でも最近は若いのも結構どこで聞きつけたか寄ってくる。
そうなんです。鉄道ファンなんだ。おじさんは。
凄いよ。半端じゃないよ。家の隅に掘っ立て小屋があって、ジオラマ。
見せたいよ。HPを作ればなんて言うのもいるが、面倒だしな。
それと鉄道写真。

こう見えても俺は取締役だからね。だれもが知っている。
子会社だけど。そう実は去年で定年だったんだ。でも1年延長。
週4日勤務。ムフフな日々。
退職金はちょっと大きな口では言えないが5千万。少ないですか。
平取で子会社で、でもこうやって2年延長して在籍しているんだし
やはりムフフだな。貯金もあるよ。倹約家だし。
ひとには「貧乏です」って言ってますよ、そりゃあ。
でも俺も60過ぎたんだよ。
Hさんほどじゃないにしろ、カネは持ってます。
女友達はいませんがね。
ギャンブルもしないし。あんなのカネ減らすだけじゃないか。

妻はいるが愛人はいません。品行方正を絵に描いたようなヒトって
俺のこと。
ほら。全共闘世代って知ってる。あれだよ。
若死にしたのはゴマンといます。友達で。
そういえばギクッとしたな。
駅のコンコースの大型ヴィジョンに「遠藤なでしこ」の名と顔が
大写し。友達の彼女でした。なんどか会ったことある。
「過激派」を捜してますって。

俺はただのシンパだったし、組合活動なんかしません。
みんな傍観者でした。観察していただけ。
それでも潔いほうだよな。Kなんてまだ非常勤顧問なんていうのに
ぶらさがっているし。2時間かけて通勤だってさ。

平凡でなにが悪いかっていうんだ。
自民党はありゃだめだが、支持政党は実は民主党です。
あれも第二自民なんだが、まいいんじゃないですか。
あと数年すれば年金暮らし。ムフフだな。
Mは大手の専務であいつもしかして来年あたりは
社長かも。出世頭です。それでも大変なんだって言ってたな。
同窓会で。

なんかこんなに幸せでいいんだろうかって
大声を立てて笑いたくなるんだよな。
癌にもなりもせず家庭円満夫婦仲もよくて、多分
子供も犯罪も犯さず、妻にバラバラにもされず
あの三橋は気の毒だったな。いやちょっとした知り合いで

とにかくムフフな日々なんだ。
平凡でカネもなくて、愛人もいなくて、
仕事もどうにか時間はたっぷり
こんなんでいいのかなって
ときおり反省してみるけど
なんかもうどうでもいいんだよな。


もう一仕事して帰りましょう。
煙草がちょっと多かったみたい。
なんか眠たくなってきたけど。

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