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証言記録・兵士たちの戦争
今年も暑い夏がなってきた。昨年に続き今年も一昨日から
<太平洋・アジア戦争 悲劇的激戦>証言記録 兵士たちの戦争【NHKテレビ総合】
7月29日
○ フィリピン 絶望の市街戦〜マニラ海軍防衛隊
○ ガダルカナル 繰り返された白兵突撃
7月30日
○ ニューギニア・ビアク島 幻の絶対国防圏
○ 沖縄戦 住民を巻き込んだ悲劇の戦場
7月31日(今夜)
○ ペリリュー島 終わりなき持久戦
○ インパール作戦・補給なきコヒマの苦闘
今までもいろんな戦争に関する、ドキュメンタリーはあったが、
当事者(兵士)の証言による検証は、筆舌につくしがたく、経験したものでしか解らない
想像を絶することばかりです。
生きながらにして、鼻、口に蛆が湧き、一日と持たず死んで行ったり、
負傷し水を飲めば余命はないが欲しがる戦友に飲ませた時、
もう体にそれほどの水分が無いはずなのに滂沱(ぼうだ)して死んで逝った。
地形が変わるほどの砲撃の後、人肉が、降り、飛び散り、木にぶら下がっていた。
武器もなく、刀、竹やリで、夜陰にまぎれて「斬り込み隊」が突撃する。
異臭の漂う洞窟に潜み、伝染病、飢餓、そして火炎放射機で焼かれ
まさに、生きながらの阿鼻と飢餓地獄である。
今は亡くなったがみんな父親と同世代の90歳前後の人ばかり、
誰もが話の途中で思い出しては、言葉を詰まらせ話せない。
中には、戦争の本当のことは言えない、言えば寝れない正気ではいられない。
生き残った人たちは、異口同音ながら、みんなそんな思いを胸に秘めながら
人生を終わるうとしている。
生き残り、死んで逝った、戦友を思い、自責の念の生涯だったようである。
何の為の戦争だったのか、何の為に戦ったのか、自問自答しても未だに答えを見出すことができずにいる、と言う。
おそらく誰もが体験することが出来ない悲惨な想像を絶する世界
このような経験の無い者が、軽々しく、戦争や軍備の増強など言ってほしくない。
我々の世代は、召集もなく戦争を経験することなく過ぎようとしているが
戦争体験者がなくなろうとしている今、本当の悲惨さや怖さを知ることのない
世代になり、勢いに任せた争いをさける為にも、このような話しを知っておいてもらいたいと、昨日は息子にも教えたが、見たようで、はじめて知る悲惨な戦争の事実に驚きを
隠しきれない様子だった。
若い人たちにも本当の戦争の悲惨さを知ってもらいたいと思う。
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