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米
ブロガーの方も新米の紹介されている方もいましたが
実りの秋になり、一番お米がおいしい新米の収穫の季節になりました。
私は本業は飲食店をしていますから、この時期米のできふでき大変気になります。
いつでしたか随分前になりますが、私の経験では一度だけ日照不足で大不作で国内産の米が足らなくなったことがありました。
外国から緊急輸入されましたが、国内産とセットで買わされ、確かインディカ米(長粒種)
タイ産がおもで、焼き飯などには良いようですが、粘りがなく、匂いもひどく、とても食べられなかったことを覚えています。
それ以来、数量や価格反映されれ、天候や米で出来栄えが気になるようになっていましたが、
平成7年からの米の販売自由化など、流通も多様になり消費者の立場からは価格も安定していました。
しかし今、米の自由化や食糧安保の点から日本の稲作は大きな岐路に立たされているようです。
消費者の多様な食生活により、米の消費が減り、作っても売れず、生産価格も下降気味で
日本の耕地面積の規模が小さく労働集約が出来にくいこともあり、なかなか大規模化も進まず
苦悩する農家の実態があるようです。
そして、米の自由化が進めば、今まではコシヒカリやあきたこまちなど日本のブランド米は
生産が難しく、海外では作れないだろうと思っていたのが、カリフォルニア産のあきたこまちや
中国産のコシヒカリなど国内産の遜色のない物が、当然安く生産されるようです。
今までにも主食たる米作りには、保護政策がなされてきましたが、グローパル化の中で
どうにも立ちいかなくなってきているようです。
外国に対抗する為の集落営農による大規模化を検討しているようですが、なかなかうまくいっていないようです。
40年も前に大規模化を目指し干拓した大潟村の大規模専業米農家でも、新たな設備投資に経費がかかり
米価格の下落により立ちいかなくなってきているようです。
ある経済学者は農業もグローバル化の中で市場原理で当然淘汰されていくものだと言っていましたが
内橋克也(経済評論家)日本の農業、米作りはその地方の風土や文化であり、市場原理で解決できない。
いずれにしても、随分前に国際分業がさけばれ、日本の主食たる米も海外に依存するべきか、のような
議論されたことがあるが、車やテレビはいくら外貨を稼いでも、世界的に大凶作で穀物が取れなくなった時、車やテレビを食べる訳にはいかないし、これからも車やテレビ先端産業で外貨が稼げるとは限らない
そうなった時、日本の地方,村はすでに崩壊し、弥生以来の農耕民族の日本も崩壊してしまう。
集落営農、大規模化を検討している人たちが農業従事者が高齢者ばかりなのが印象的で
日本の現状や未来を暗示しているような感じがした。
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