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「許されざる者」は誰?
今日、「許されざる者」観て来た、原作はクリント・イーストウッド監督・主演「許されざる者」のリメイク版だ。 これも以前テレビで観て内容は知っていたが、その時から一つの疑問があった。
それは、「許されざる者」とは一体誰のことを指しているのか。
一義的には当然鎌田十兵衛(渡辺 謙)を指すのは疑いようがないが、他の者たちはどうなのか?
ojisanさんどう思いますか ?
それではあらすじから考えてみてください。
鎌田十兵衛(渡辺 謙)は戊辰の時、「人斬り十兵衛」と官軍から恐れられた幕府側の侍だった
幾人者人を殺し蝦夷地(北海道)まで逃げのび、現地人の女と一緒になり子供も二人(男・女)もうけたが、妻は三年前に他界、そこへ昔の同僚、馬場金吾(柄本 明)が賞金稼ぎの話しを持って来る
もう人斬りはすまいと心に誓っていたが、不作で喰えず二人の子供を残して出かけて行く。
賞金を出したのは、町の女郎(娼婦)たちだった。 その経緯は元武士の開拓団、兄弟が遊びに来た時、弟に付いた女郎が、弟の一物を見て小さいと笑った、怒った兄がその女郎の顔を切り刻んだが、町の絶対的権力者である町長と警察署長を兼任する大石一蔵(佐藤浩市)が馬六頭を置き屋の主人にわたすことで許し一件落着したが、収まらないのは女郎たち、自分たちで金を出し合い、この兄弟に賞金を懸けたのが事の始まりだ。
はじめに弟を殺したが、最初に誘った馬場金吾(柄本 明)は怖気づいて、賞金はもういらないと
言って一人で帰って行く、そして兄の方も殺すが、馬場金吾(柄本 明)は帰る途中一人捕まり
拷問の末、殺され女たちの居る居酒屋(置き屋)の入り口にその死骸を吊るされた。
首尾よく賞金を仕留めた鎌田十兵衛(渡辺 謙)と途中から加わった若造のところに女郎が
賞金と馬場金吾(柄本 明)が捕まり、最後まで口を割らずに拷問の末、殺されたこと、そして
馬場金吾(柄本 明)が最後に、大石一蔵(佐藤浩市)たちに本当の鎌田十兵衛(渡辺 謙)の怖さを知らないと言った、と告げる。
それを聞いた鎌田十兵衛(渡辺 謙)は人斬り時代の自分を覚醒する。
賞金と子供たちの事を若造に託し、20〜30人集まる置き屋に単身乗り込んで行く、表には馬場金吾(柄本 明)の死骸が吊るされていた。
店に入るなり店の亭主を打ち殺す、そして撃ち合い、斬り合いの末大石一蔵(佐藤浩市)を殺し
すべての責めを負って去って行く。
ここで気になったのが、「許されざる者」は一体誰なのか?
・賞金を懸けられ殺された、女郎の顔を切り刻んだ開拓団の兄弟か
・馬場金吾(柄本 明)を店先に吊るした置き屋の亭主か
・権力を思うままにしている大石一蔵(佐藤浩市)か
・人斬りをしないと誓いまた人斬りをした鎌田十兵衛(渡辺 謙)か
きっかけはささいなことからだった、お客の一物が小さいと笑った女郎(娼婦)には罪は無いか。
確か原本では主人公は賞金を元手に子供たちと都会に出て行き事業に成功したはずだ(ハッピーエンド) このリメイク版では鎌田十兵衛(渡辺 謙)は賞金も手にせず、子供のところにも帰らず
人殺しを天下にさらし、一生追われる、許されざる身となった。
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