最近は、日本で放送されるものは、なるべく日本語字幕になるのを待って見るようにしているので、台湾版もメイキングやNG集はちょこちょこ見たのですが、本編は我慢してみないようにしていたんですよ。
何しろ原作迷なので、どのくらい原作忠実なのかが期待の注目点です。
ずっと前に「ハチクロ」コミックを記事で紹介した事があったと思いますが、このコミックは非常に日本的な「言葉で直接言わないでも、お互いを思い合う気持ちで理解しあう」で成り立っているようなマンガなんですよね。じっと見つめ続けるだけの恋、だとか、振り返ってくれるのを待ち続ける愛、だとか。
これが「言いたい事は、言葉で伝える」という中華文化のなかで、どんな風に解釈されて表現されるのかが、とても気になります。
作者の羽海野先生が、よしなが先生との対談(「あのひととここだけのおしゃべり」太田出版)のなかで、自分はマンガに言いたい事をちょっとずつ混ぜていって「自分はこういう場合には、こうする」と言う事をメッセージしていくのだと語っていました。
彼女の場合「困ってる人がいたら、取り合えず何かを食べさせる」なのだそうです。
これがどんなに片思いでも、つらい出来事が襲ってきても、前向きで生きていけるコミック「ハチクロ」世界の魅力なんですっ!
この対談を読んだときに、中華では顔あわせたときの挨拶代わりに「吃飯了嗎?(ご飯食べた?)」と声をかけることを思い出したんですよね。
大陸出身の中国語の老師によると、「これは、食べたかどうかを本当に聞きたいというわけじゃなくて、単なる挨拶なので、食べていないと答えれば、『まだなのね』だし、食べたと答えれば『食べたのね』で終わるような会話なのよ。中国はやっぱりずっと食べる事に苦労してきたから、まず食べたかどうかが一番重要な事柄だったんでしょうね。でも最近は『最近忙嗎?最近は忙しい?』の方が、良く使うようになってきたかも。食べる心配はあまりなくなったからかもね。」だそうです。
台湾語でも同じように「じゃばっぺ?(ご飯食べた?)」というのが挨拶がわりのお国柄。
しかも「まだ」というと、「ちゃんと食べなさい」というような顔をされることもしばしば。
これって、「武士は食わねど高楊枝」のお国柄の日本より、むしろ台湾の方が羽海野先生のもつ世界観に近いかも?なんて、勝手に思っています。
あ、でも「腹が減っては戦はできぬ」という日本文化もありましたね!(笑)
今夜の放送までに、もう一度ハチクロコミックを読み返しておこうと思います。
あ、ジョセフの書庫にしたのですが、小綜ネタをスルーしてる・・・不好意思〜(笑)
ちなみに小綜&アリエルは、大陸湖南テレビで放映開始する「我的億万麺包(一億元のパン)」のプロモ活動中。 二人の記事(新浪)
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