蜀人物

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基本的に正史をもとに蜀の人物について記事にしてます

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糜芳を擁護する

過ぎさるGWの最終日の夜を皆様いかがお過ごしでしょうか?
こんな時に、ドラえもんの「時門」という道具があれば最高なんですけどね。

子供の首もまだきちんと座っていないのでGWは基本的に家でおとなしくしておりまして、
外出しない分、PCに向かい記事やら検定やらをセッセと作成してました。

また過去の記事を見返したりするなどというもったいない時間の使い方までしておりまして‥
過去の記事の中で『糜芳の結末は当然の結果』という記事がありますが、今回は逆の趣旨で‥という事で前置きが長くなりましたが、

『糜芳を擁護する』

『呉書』に「かつて南郡城内に失火があって武器を焼いた。それを関羽に難詰されて糜芳は不安を抱いていた。この噂を知って孫権は呉に付くように誘いをかけ、糜芳もその気になる。呂蒙が南郡に攻め寄せるや、糜芳は牛肉と酒を用意して投降した」と記されています。

・「かつて南郡城内に失火があって武器を焼いた」
⇒本当に糜芳が原因なのでしょうか?糜芳(部下含め)が原因とは記されてません。また糜芳は劉備の益州入りの時に南郡太守として関羽と共に荊州に残りますが、この2人日頃からそりが合わなかったそうです。もし仮に別な問題があったとしたら‥
・「それを関羽に難詰されて糜芳は不安を抱いていた」
⇒その内容は関羽の出陣の際、糜芳に「凱旋後、失火の事件を劉備に報告し、糜芳を容赦なく処罰する」と伝えたと。殆ど脅しです。
・「この噂を知って孫権は呉に付くように誘いをかけ」
⇒噂になるほどこの話は大きなもので、不和を周囲にさらしているようなもの。たとえ糜芳が原因であっても噂になるのは関羽の管理能力の問題。
・「糜芳もその気になる」
⇒古参である糜芳がその気になるということは関羽の脅しが蜀では今後生きていけない位のほどのものであったと推測できます。
・「呂蒙が南郡に攻め寄せるや、糜芳は牛肉と酒を用意して投降した」
⇒糜芳は長年劉備の元にいた事は呉でも知られている事。普通には投降できないでしょう。

殆ど屁理屈のような考え方ですが、もしかしたら一つや二つ位当てはまっているかもしれません。
また関羽は自分よりも下の人物には優しかったそうですが、上に反発する一面があったそうです。
糜竺も糜芳も生年不詳。関羽よりも年上の可能性は十分あります。
そうなると上記の仮説もあながちありえない話ではないかもしれません。

関羽好きな方には何言ってんだっていう感じでしょうけど‥

※印象のよくない人物なだけにデザインも最悪ですね。

趙雲に次ぐ名声

イメージ 1

タイトルでピンと来る方も多いと思いますが、

陳到叔至 ?〜? 永安都督・征西将軍

豫州汝南郡の人。演義には記述がなく、正史にも殆ど記述のない人物であるにもかかわらず、何気に有名人物。その理由は、『季漢輔臣賛』に、
『征南厚重 征西忠克 統時選士 猛将之烈』
(征南将軍趙雲は厚重、征西将軍陳到は忠克、当時選りすぐりの兵を率い、猛将としての激しさがあった)
と書かれている事。
この一文が謎の多い陳到という将軍に対する興味をかきたてられるのではないでしょうか?

なので少し考えてみました。

・趙雲に次ぐ名声などと陳寿も言っておりますが、果たしてその実力はどうだったのでしょうか?
・趙雲に次ぐ名声ならなぜ伝を立てられていないのでしょうか?

殆ど記述が残っていないのですが、数少ない資料として『蜀書李厳伝』に諸葛亮が漢中に出陣する際の留守役の李厳の配下として「護軍の陳到を留めおいて永安に駐留させた」とあります。

という事はどちらかというと最前線でガッツリ働くというより
後方の守備などを得意とした人物なのでは?という推測が出来ます。

なので劉備の益州進行の際も荊州に居残り目立つ活躍はなし。
北伐の際も成都かどこかで駐留。
いざという時の後方支援として欠かせない人物であった為に選りすぐりの兵を率いたのに出番らしい出番がなく留守役としてのスペシャリストになってしまい結局活躍の場もなく後日、陳寿も伝も立てるに立てれなかったが、任務を着実にこなしてきた為に昇進し、当時趙雲と同じ位の名声は得ていた。
というような感じでしょうか?

いかんせん資料がない人物なので推測でしかありません。
皆さんは陳到とはどんな人物だったと思われますか?

劉備についてふと思う

以前から三国志を好きな人と話をする時に曹操は好きとしても
「劉備」が好きという人に出会った事がありません。
主役の一人なんですけど‥

一般的な劉備に対する印象(特徴)は
「人徳=劉備」
というような感じでしょうか?

人それぞれにその人物を好きになる理由(特徴)があります。
「孔明」だったら、卓越した軍略(演義の中ですけど)
「趙雲」だったら、一途な忠誠心
「関羽」だったら、一騎当千の豪勇
などなど

ですが人徳とは実際に会って魅せられるものなので、なかなかそれ(人徳)が後世その人物を人物を好きになる理由にはならないですよね。ましてやその人徳に惹かれ集まった人物達の活躍や印象が強いので超有名人物なのにイマイチ影が薄い感じがしてしまいます‥

そしてまた皆それぞれにカッコイイ見せ場を持ってます。
「孔明」であれば、クライマックスの五丈原
「趙雲」であれば、長坂
「関羽」であれば、五関突破
などなど(他にも沢山)

ですが劉備の見せ場って‥
前半は流浪を繰り返しているのでかっこよくないですし、
三顧の礼の際も主役は孔明。
髀肉之嘆の話も後世に残った有名な話ですがかっこよくもなんともない‥
こうなると、入蜀もただの侵略に見えてしまいます。
極めつけは夷陵の戦いでの大敗‥
白帝城で孔明に残した「補佐するに足りないなら君が‥」の遺言もそう言っておけば孔明は忠実に劉禅を補佐し続けるだろうという裏の考えがあったなんて推測する人も。

なんだかいい所を探すのが難しくなってしまいましたが、そんな人物だったからこそ劉備の元にいた人物たちは皆輝いたんでしょうね。

※追記‥演義のみの話ですが1番かっこよく見えたのは「桃園の誓い」ですかね。

「龐統の弟」

龐林 ?〜? 治中従事(蜀)

余り知られていない人物です。兄の龐統はもの凄く有名ですけど。
兄に比べれば、さほど出世もしてないですし表舞台に出てくる事も多くないのでしょうがないですけど‥
荊州で治中従事の役職にいた龐林は劉備の呉征伐に黄権に従い出陣しますが、蜀は大敗し、龐林は黄権と共に魏に降る事になってしまうのです。

魏に入った龐林は離れ離れになっていた家族(妻と娘は208年以降魏にいました)とそこで再会する事になります。
曹丕は龐林を列侯に封じ、龐林は最終的に鉅鹿太守にまで昇進します。

兄とは随分違う人生です‥

「費禕伝より」

イメージ 1

正史では様々な伝がありますが、費禕という人物は相当能力の高い人物だったのであろうという伝がいくつかあります。以下のものがそうです。

人才力相県若此甚遠。此非吾之所及也。聴事終日、猶有不暇爾
「人の能力にはこれほどまでに違いがあるのか。所詮私の及ぶ所ではない。1日中机にかじりついても、まだ足りないくらいだ」
これは費禕の後任になった董允の言葉です。後任として政務に挑んだ董允ですが、10日と経たない内に政務が滞ってしまい冒頭の言葉が出てくるのです。董允も内政官としては優れていたと思いますが、それでも費禕には遥か及ばなかったのです。

向聊観試君耳。君信可人、必能弁賊者也
「少し君を試してみたかったのだが、たいしたものだ、これなら敵を破る事もわけない」
244年に魏が侵攻してきた際に費禕が軍を率い迎え撃つ事になった際の話ですが、出陣前に来敏が来陣し
費禕に囲碁の対局を申し入れます。出陣前のあわただしい中で2人は囲碁に熱中し、誘った来敏が根負けして冒頭の言葉になるのです。来敏は内政官であった費禕の腹構えを試しにきたのですが、このような緊急事態のなかであっても費禕の胆力、集中力は群を抜いていました。

常以朝哺聴事、其間接納賓客、飲食嬉戯。加之博奕、毎尽人之、歓、事亦不廃
「つねに朝食をとりながら政務をこなし、合間をみつけ客と談笑し、飲み食いをする。また博打などにも興じ、来客を歓迎し尽くしていながらも、政務に怠りはなかった」
蜀政権というものは、魏・呉に比べ国力が低い為、国家の成り立ちから滅亡まで必死さを感じさせますが、この伝からはそうのような中でも人生を楽しむという事を感じさせるものがあります。費禕が暗殺された後蜀は急速に滅亡への道を辿っていく所が、この人物の大きさを感じさせます。

費禕は決断力、判断力に優れ、書類を決裁するスピードも速く、さっと目を通しただけで内容を飲み込み、1度目にしたものは決して忘れなかったそうです。
孔明亡き後の蜀という国家の支柱とも言える人物なだけに暗殺されなければ蜀も数年は滅亡を永らえたかもしれないですね。


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