授業がんばりMATH

毎日の算数授業奮闘記をお伝えします。

全体表示

[ リスト ]

 教科書教材「未来への翼」をやります。内容は,防災のための「備蓄計画」として,水や食料などをどの程度用意しておくとよいのかを算数的に解決していこうとするものです。教科書には,「一人1日に必要な量」が示され,それぞれを3日分,家族の人数に合わせて用意する計算を考えさせようとしています。これを見て私は,
イメージ 1「この教材で,おもしろい授業をするのは不可能に近い。」
と思いました。切実感もなく単に計算させているだけで,他教科などで十分な内容です。しかし一応教科書にあるのでやってみることにしました。
イメージ 2 まず,一人1日にどのくらいの水が必要になるのかを資料から計算させ,約3Lであることを押さえます。その上で,問題文を板書・視写させました。家族の人数を7人(大家族)にし,さらに必要な水の量として「1.5Lのペットボトルの本数」で表させるような問題にしました。
イメージ 3 このような問題にすると,「自力解決」で多様性が出てきます。この日は6通り(珍しくホワイトボードを使った)が出てきました。方法としては,最初に3×3で「一人3日分の水の量」を求めるのと,3×7で「家族1日分の水の量」3÷1.5で「一人1日分の水の量をペットボトルの本数」で表したものに分かれます。
 その後それぞれ2通りに枝分かれした考え方があるので,全部で6通りの処理があるということになります。(最初に7×3をして,「のべ21人分必要」ということから処理することもできるが子どもはしないでしょう。)
 一応,式を読んで多様なアイデアを話し合いましたが,いずれにしても6年生の内容とは言い難い問題です。
イメージ 4 適用題は,
「備蓄倉庫に1700人分,10200Lの用意があるが,これは何日分だろう。」
という問題にしてみました。簡単かと思いきや,意外とつまずいている児童が多いのです。10200÷1700=6として「6日分」となっている児童が半数近くいるのです。最初の問題で前提としていた「一人1日3L」を使っていないのです。
「使ってもいいの。」
等という者もいたようです。この点は子どもたち同士で修正させていきました。
イメージ 5 ここからは,水だけでなく,食料の「乾パン」「α米」「缶詰」などを自分の家族の人数で調べていきました。
 計算で必要な量を求め,「備蓄計画」としてまとめていきました。教科書の載っている「まとめ方」を参考にして作っていきましたが,
「これって,算数の学習と言えるのかなあ。」
というのが最後まで払拭できませんでした。教科書教材を何とかしたいと考え取り組みましたが,授業としては50点といわざるを得ません。

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事