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最近、米国のネットオークションで珍しい冊子を手に入れました。
雑誌『養鶏之日本』です。まだ、ざっとしか目を通していませんが、占領期日本の様子を垣間見ることができます。

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15cm、縦21cm、昭和2312月号、48頁の小冊子です。
調べてみると大正時代から出版されている専門雑誌のようです。
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ちなみにこの号の目次は以下のとおりです。
 
・巻頭言 新制大學に養鷄學部を設けよ / 高橋治/1
・生米糠と脱脂米糠の鷄體に及ぼす影響 / 高橋廣治/2
むぞむぞ甘藷と魚粉で / 山本岩根/5
・拾羽養鷄の孵化育雛() / 須藤武治/8
・育雛誌上座談會(司會) / 市川勇治 ; 加藤峰雄 ; 貞方善三 ; 十川剛一 ;
谷弘一 ; 内田たまよ ; 立吹正雄/12
・だれにも出來る育雛法 / 岡山/16
・第八回萬國家禽會議 //20
・昭和22年度岡崎種畜牧場公認記錄 //22
・濠兵さんの鑑別試驗 //23
・十二月の養鷄 //24
・雛の脚弱症に就いて / 谷崎勝康/26
・農業經營に就いて / 相原言三/29
・養鷄難問研究室 / 相談部 ;高橋廣治/35
・鷄卵賣却法に關する一考察 / 中村一男/40
 
巻頭言には、「一頭の牛馬を飼養することはそう容易ではないが、十羽や五十羽の養鶏を行ふことはいずれの農家でも女子供でも出来ることである。」(旧かな遣いを新になおしてあります)とあります。
 
瀬戸で陶磁器類に「メイド・イン・オキュパイドジャパン」の印を押していたのが、当時の中学生であったように女性や子供も働くことを期待されていました。

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デンマークコペンハーゲンで行われた「第八回萬國家禽會議」の記事は、『アメリカン・ポルトリー・ジャーナル誌』の転載で世界各国の養鶏の最新技術を紹介しています。
 
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そして、「濠兵さんの鑑別試驗」の記事は進駐軍として日本に滞在していたオーストラリア兵が孵化した雛の鑑別法を習いたいというので、愛知、岐阜、三重の養鶏業者が教えた結果、上達し好成績を収めたという内容です。
 
 
このような記事から見えてくるのは、終戦後の日本人が経済復興に果敢に取り組む努力や国際交流再開の様子です。
 
佑果がオキュパイド・ジャパンを集めているとよく「なんでそんなものを?」と怪訝な顔をされたり、展示会を開くにあたっては必ずと言っていいほど「オキュパイド・ジャパン」というネーミングへの抵抗があります。
 
政治的なことはほとんどブログでは書きませんでしたが、今の言論状況をみるにつけ保守派もリベラル派も「占領期」を恥ずべき時代とする「自虐的」見方が増えているように思います。第二次大戦が敗戦に終わり、連合国の占領下に入ったことは史実です。議論は大事です。しかし、OJを集めながら思うのは、敗戦後に生きていた人たちの努力や思い、その時代の社会経済の歴史の知識と理解が足りないのではないか。集めているOJのモノたちに語らせたい、そして学びたいという一心でこれからも収集と紹介活動を続けていきます。
 
10年間OJ倶楽部にお付き合いいただきありがとうございました。
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