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オキュパイド・ジャパンの陶磁器類を集中して集める以前は、
人形作りをしていた関係から海を渡った日本製の人形をせっせと
集めていました。

イメージ 5
(キャシー師匠の指導のもと作ったハーフドールたち)



とくに戦前のビスク人形や磁器人形ですが、その中に
磁器製の半身像である「ハーフドール」があります。


イメージ 6


イメージ 1


上半身のみなので「ハーフ」と呼ばれますが、下にブラシがついて
「ハットブラシ」になったり、針山(ピンクッション)がつくと
「ピンクッション・ドール」にもなります。
 
イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

このハーフドールですが、もともとはドイツが主要生産国でした。
当ブログでも何度か取り上げたことがありますが、
1900年代初頭に数々の独メーカーが磁器製ハーフドールを作り
輸出していました。
 
佑果の手元にある日本製は、いったいどこで作られていたのだろうと
長く疑問に思っていたのですが、最近になって愛知県の瀬戸生まれだと
いうことがわかりました。
 
いつも瀬戸ノベルティについて情報を得ている
瀬戸ノベルティ文化保存研究会のブログに載っていました。


http://setonovelty.blog65.fc2.com/blog-entry-1176.html

 

 
瀬戸の名窯の丸山陶器(戦前は山城柳平商店)が作っていたのです。
現在は窯元としての役目は終えていますが、まだサンプルや資料が残っているようです。その中にあったのがハーフドールたち。
 
しかも、注文したのが当時の「日本陶器(のちのノリタケ)」であるというのですから驚きます。

 
瀬戸ノベルティ文化保存研究会のブログによると
1939年(昭和14年)の日本陶器の注文票も残っています。
 
手元にあるハーフドールたちに80年近くもよく頑張ってきたね〜」と
声をかけたくなりますね。




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    佑果様へ
    ご無沙汰しております。磁器製品というと私はどうしても伊万里という意識があります。それは私が磁器に目覚めたのが伊万里でもあるからです。明治を境に瀬戸の台頭というのは凄まじいものがありますね。それにしても良くお調べになりましたね。因みにノリタケという名前は私が大昔、オーディーオ店で働いていた事もあり。吸音材としてノリタケのブロックを扱っていた事があります。ですからノリタケというと私はブロック材となります。今ではもちろんノリタケというと有名な陶磁器の会社となりますが(笑)。勉強になりました。ナイスです。有難うございます。

    不あがり

    2018/12/17(月) 午後 2:37

  • 顔アイコン

    こんにちは。

    1939年〜開戦前夜!
    よく注文票などが残っていましたね。

    現場で働く人々は、律儀に仕事をこなしてきたのですね。
    戦争なんて無関係に、コツコツと・・・・・。

    なかジジ

    2018/12/17(月) 午後 5:08

  • 顔アイコン

    アメリカには遊び心がありますね。
    日本だとこれはありえない発送でしたね。
    特に女性向けの遊び心は日本で生まれたのは1980年代以降でしょうか??
    OJの話をいろいろ聞いて驚いた1つがハーフドールでした。

    [ toyopika ]

    2018/12/17(月) 午後 10:46

  • > 不あがりさん

    磁器の製法を瀬戸も有田・伊万里から学んだのですね。
    瀬戸は明治以降になって、名古屋などに素地を供給するとともに
    ノベルティ(人形類)を作り輸出して急激に成長しました。
    名古屋の商社の役割も重要だったようです。ノリタケももともとは
    森村ブラザース(森村組)をよばれる商社です。輸出先の
    市場動向をいち早く掴んでいたのでしょう。
    吸音材のブロックという製品もあったのですね。今は工業磁器が食器などを抜いていると聞きます。先見の明がある会社ですね。
    コメントをありがとうございました。お大事におすごしください。

    佑果

    2018/12/18(火) 午後 2:16

  • > なかジジさん

    戦争は政治家や軍人が決めてやることなので
    一般の人は知らなかったのでしょうね。おっしゃるように
    本当に戦争直前ですね。オキュパイドにもハーフドールがありますから、ある意味では戦争というのが「異常な」時代だったのかも
    しれないなあと思います。

    佑果

    2018/12/18(火) 午後 2:19

  • > toyopikaさん

    人形をこのように実用品に使うというのは、
    珍しいですね。おそらくドイツがはじめて、それを見ていた
    日本陶器(森村組)が日本製を作るように瀬戸の山城に
    委託生産したのですね。飾りものとしては、日本の人形も
    飾り物としては歴史が長いです。おそらく、高級品とされていたから実用に向かなかったのかもしれません。

    佑果

    2018/12/18(火) 午後 2:23

  • 瀬戸ノベルティのブログも拝見しました。ドイツ製が人気と見ると、日本製も商機があると日本陶器さんが注文したんでしょうね。陶磁器は美しさを損なわないんで、当時のままの姿で今でも残っている事が素晴らしいですネ。ご自分で作られていたとは凄いですねー😳🤗💕❣

    [ don*uk*0624 ]

    2018/12/18(火) 午後 11:13

  • > don*uk*0624さん

    人形に関してはドイツの影響が大きいですね。
    第一次大戦でドイツが輸出できなくなった時から
    森村組(後のノリタケ)が瀬戸からビスク人形を
    輸出していました。オキュパイド・ジャパンと出会ったのもたまたま人形作りに必要な道具や絵の具を買いに
    行ったドールショーでした。腕は上がりませんでしたが、作る作業は楽しかったです。(^^)

    佑果

    2018/12/19(水) 午後 3:14

  • 顔アイコン

    このドールのように若々しく元気でいたいものですね!

    [ 夢想miraishouta ]

    2018/12/19(水) 午後 6:58

  • > 夢想miraishoutaさん

    ほんとうに!
    シワもできないので羨ましいです(爆)。

    佑果

    2018/12/20(木) 午後 4:06

  • 顔アイコン

    こんにちは
    ハーフドールも山城柳平商店ですか。輸出用の陶磁器ドールはほとんど手掛けていたのですね。
    大正7年に500グロスもの大量なビスクドールを発注していますので、森村組は山城氏に絶大な信頼を置いていたようです。その信頼関係は昭和になっても変わらず戦前まで続いていたのですね。
    私が以前落札したハットブラシももしかすると丸山陶器なのかもしれないと言うような気もします。それとも違うのでしょうか?。

    [ アリタリア ]

    2018/12/24(月) 午後 3:12

  • > アリタリアさん

    第一次大戦でドイツが人形を輸出できなくなった時も
    商機をみて森村組が山城商店にビスクドールの生産を委託
    輸出しましたね。最近になって知ったのですが、おそらく
    アリタリアさんがお持ちのハットブラシも山城製(丸山陶器製)ではないかと思います。動物のデザインも作っていたのですね。
    大変興味深い歴史です。

    佑果

    2018/12/25(火) 午前 5:51

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