タンコミ&パラシア通信

鶴の居る村「鶴居村」からタンチョウや自然のことをお知らせします

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湿原に道端に

 鶴居村の農家さんは、牧草の刈り取りに忙しい毎日です。天気予報を見ながら刈り取りのタイミングを図る日々。

 昨シーズンは雨続きで、刈り取りが遅々として進まず大変だったのを覚えています。そう考えると今シーズンはまずまずの気候ではないかと。

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 湿原ではカキツバタが見ごろです。

 温根内の木道を進むこと1km弱。見事な群落が出迎えます。

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 一方、道端には何気にアヤメも咲き乱れていますね。

 カキツバタとアヤメ、とても似ています。

 「いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」、どちらもすぐれていて優劣がつけがたいといった意味のことわざですね。

 が、カキツバタは湿原、アヤメは道端のように乾いたところと、土俵(生育環境)が違います。 

 それから、見た目は一見そっくりの紫色の花ですが、基部が違います。

 カキツバタは白か薄い黄色で「アヤメ」の語源という説のある網目模様はありません。アヤメは虎柄のような網目がありますね。

 ただ、さらにヒオウギアヤメとかノハナショウブが入ってくると、またちょっとややこしいのですが…

 菖蒲は「あやめ」とも「しょうぶ」とも読みますし。

 とにもかくにもお花の季節です。

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鶴居村の鳥見録〜5月〜

 一昨日「ジョッピンカケタカ!」と声高にさえずるエゾセンニュウを確認し、ついに夏鳥が勢ぞろいしました。

 一方、思ったよりも早くに木々の葉が生い茂り、姿の確認がしづらくなってきました。

 5月は久々にゆっくり時間をかけて鳥見をする機会が作れましたし、方々から情報も提供いただきました。

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 ヒナをつれたタンチョウのつがいも見られるこの時期ですが、ヒナが育てられなかったつがいや若いタンチョウたちの群れもいます。

 冬とは違った雰囲気でタンチョウを観察することができます。

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 河川や止水域で姿の見られるコチドリ。

 目のまわりの黄色いリングが目立ちます。チョコチョコと動いては止まりまた動き… を繰り返しています。

 姿も動きもめんこくて飽きないです。

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 旅鳥として一時的に立ち寄ってくれるキアシシギです。

 名前の通り黄色い足が目立ちますね。

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 サクラの蜜を吸いにきたメジロです。

 本州ではとても身近な野鳥だと思いますが、こちらではどちらかというと出会えればラッキーといった感じです。

 もっとも年々見聞きする機会が増えているように感じます。

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 どこにても「チヨチヨビー」の声が聞こえてきます。声の主はセンダイムシクイ。

 あまりにも普通にいすぎますが、ちょこまかと動くので、姿をじっくり観察しようとすると意外にチャンスは少ないかもしれません。

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 近年、姿もさえずりも見聞きする機会が減ったように感じるアカハラです。

 ちなみに6月に入ってからは未確認です。生息はしていると思いますが、数が減っているのではないかとちょっと心配しています。

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 そんなアカハラと一緒に行動していたマミチャジナイ。

 春の記録は比較的珍しいようです。

 それにしても変わった名前ですよね。マミは「眉のある」、チャは「茶」、シナイは「ツグミ」を示す古い呼び方と記されていました。

 確かにアカハラにはない白い眉が識別のひとつのポイントのようです。

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 コルリが林の中でさえずっていました。

 オオルリのような光沢はありませんが明るいブルーが美しいです。

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 真っ赤な姿に「ピッポ」という声、いつ見聞きしても得した気分になれるベニマシコです。

 ご案内をしていても安定感のある人気ぶりです。

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 エゾシマリス、おまけです。

 愛らしい瞳に動き。だれでも虜になってしまうでしょう。

 充実の5月は11目35科88種類の野鳥を確認です。

カモ目カモ科 オオハクチョウ、オシドリ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ミコアイサ

ハト目ハト科 キジバト、アオバト

ペリカン目サギ科 オオヨシゴイ、アオサギ

ツル目ツル科 ソデグロヅル、タンチョウ
同クイナ科 クイナ

カッコウ目カッコウ科 ツツドリ、カッコウ

チドリ目チドリ科 ムナグロ、コチドリ、メダイチドリ(鶴居村初記録)
同シギ科 ヤマシギ、オオジシギ、タシギ、アオアシシギ、クサシギ、タカブシギ、キアシシギ、イソシギ

タカ目ミサゴ科 ミサゴ
同タカ科 トビ、オジロワシ、チュウヒ、ノスリ

ブッポウソウ目カワセミ科 カワセミ

キツツキ目キツツキ科 アリスイ、コゲラ、コアカゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、ヤマゲラ

ハヤブサ目ハヤブサ科 チゴハヤブサ

以下スズメ目
モズ科 モズ
カラス科 ハシボソガラス、ハシブトガラス
シジュウカラ科 ハシブトガラ、ヒガラ、シジュウカラ
ヒバリ科 ヒバリ
ツバメ科 ショウドウツバメ、ツバメ
ヒヨドリ科 ヒヨドリ
ウグイス科 ウグイス、ヤブサメ
エナガ科 エナガ
ムシクイ科 エゾムシクイ、センダイムシクイ
メジロ科 メジロ
センニュウ科 シマセンニュウ
ヨシキリ科 コヨシキリ
ゴジュウカラ科 ゴジュウカラ
キバシリ科 キバシリ
ミソサザイ科 ミソサザイ
ムクドリ科 ムクドリ、コムクドリ
カワガラス科 カワガラス
ヒタキ科 マミチャジナイ、アカハラ、ノゴマ、コルリ、ノビタキ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ
スズメ科 ニュウナイスズメ、スズメ
セキレイ科 キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、タヒバリ
アトリ科 カワラヒワ、ベニマシコ、シメ
ホオジロ科 ホオジロ、ホオアカ、アオジ、オオジュリン

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川たんけん

 少し時間が経ってしまいましたが、日曜日につるいっ子たちと川たんけんをしてきました。

 参加したのはつるいっ子の体験活動グループ“サルルンガード”のメンバーたち。

 この活動は、この夏に鶴居村で開かれる“KODOMOラムサールin鶴居村”の事前学習として実施しました。

 釧路川の支流を上流に向けて歩き、水の湧きだし口を目指そうという活動です。

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 事前学習からイベント開催まで北海道e-水プロジェクトさんよりご支援をいただいています。

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 前日は雨が降り続きましたが、特に増水も濁りもなく、天気にも恵まれました。

 ゆるやかに蛇行しながら流れる細い川で、とてもきれいな水です。

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 わき水が豊富で、あちこちにヤチボウズの群落があります。

 そんな川をいざたんけん!

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 川の浅瀬を歩いたり…

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 川沿いの藪をこいで歩いたり…

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 倒木をまたいだり…

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 橋代わりにしたり…

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 小川を飛び越えたり…

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 がけを登ったり…

 とまぁ、なかなかのアドベンチャーなコースでした。

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 途中、稚魚の群れとも遭遇し、しばし魚探し。

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 何度かエゾアカガエルにも遭遇しました。

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 途中、倒木につまずいたり切り傷をつくったりとつるいっ子たちも苦労をしましたが、ついに到着しました。

 湧きだし口から流れ出す水は澄みわたっており「これ飲めないの?」の声も。

 飲めるでしょうが、さすがにそのまま飲むわけにもいかず。次の機会にはその場で沸かして飲んでみたいね。

 また、湧きだし口は粘土層になっていましたので、みんなで少し掘り出して持ち帰りました。次はこの粘土を使って陶芸体験をやりましょう。

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 同じ道を戻り、最後には長靴に水が入ることも気にせず川の中ではしゃいでいました。

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 鶴居村のきれいな川、そしておいしい水の根っこを感じ取ったつるいっ子たちです。

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 ここ数日は少々ぐずついた天気の鶴居村です。

 相変わらず、早朝はせっせとバードウォッチングに励んでいます。

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 今春はそこかしこにニュウナイスズメがいるように感じます。

 ちょっとした林に行けば、確実に声が聞こえてきます。

 ミューという響く声に、ジュジュジュとスズメよりは少し強めの声。

 上がオス。頭から背中にかけての明るい茶色が美しいです。気持ちよさそうに頭をかいていました。

 下がメス。白いまゆ毛がいいですね。樹皮にとけ込んでいますね。

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 このところ、ノゴマが事務所のまわりなど市街地でさえずっています。

 下手に農耕地帯や湿原、林などを歩くよりよっぽど市街地を歩いている方が見かける気がしますね。

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 来ましたね。コサメビタキです。何といってもくりくり眼がめんこい小鳥です。

 やっぱり上を向いて歩こう。

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 日中に30℃を超える日があったかと思えば、朝方は10℃に満たない日もあります。

 この時期は、早朝から活動するときの服に困る時期です。

 野鳥が続々と渡ってきていますが、たまには足もとにも目を向けてみましょう。

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 オオバナノエンレイソウが固まって咲いていました。まるでブーケのようでした。

 大花延齢草。名前の由来は薬草として用いたことからとか、一度花をつけると何年も咲かせるとか、いろいろな説が書かれています。

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 ヒトリシズカです。ドラマのタイトルにもなったので耳心地がいいですね。

 鶴居村(釧路湿原の西側)では見たことがありませんでしたが、東側の達古武湖のほとりで見つけました。

 名前の由来は、源義経が好んだ「静御前」が一人で舞う姿に見立てたとか。

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 温根内の木道では、クロミノウグイスカグラが小さな白い花をたくさん咲かせていました。

 何とも長い名前です。自生のハスカップです。

 毎年、この時期にはたくさんの花をつけていますが、そのわりにあまり実っているところを見かけません。

 もともと実になるのが少ないのか、何者かに食べられているのか、よくわかりません…

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 エゾヤマザクラはほぼ花が散ってしまいましたが、エゾノウワミズザクラも満開です。

 バードウォッチングでは、どうしても上ばかりを見てしまいます。たまには下を向いて歩こう。

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