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第1回2018.11.22「植物の根物語」
第2回2018.12.6「まだ見ぬ食の価値を測る」
第3回2018.12.13「おいしさ科学最前線」
昨夜は
第4回「植物の匂いコミュニケーション」についてであった。
講師は
左から神戸大の山内靖雄さん、龍谷大の古本強さん、塩尻かおるさん植物には五感があることがわかってきた。
この日は嗅覚の持つ植物の防衛本能についてが主題である。
被害株の出すにおい成分が、健全株の出す匂い成分より多い。
隣の株は2次被害を避ける準備を始める。
右は枝も切らずにそのまま
左の切られた枝の匂いを受けた隣の枝の
ダメージが小さいことを表している。
株当たりの葉の被害率の違いを見る実験。
処理された株の被害率が低い
味の比較では処理されたものの方がえぐみがあり落ちる。
その原因は渋みが増すからだ。
しかし栄養分(イソフラボン、サポニン)は
処理されたものの方が多い。
匂いコミュニケーションは異種植物間でも行われている。
ミント混栽で害虫対策も実施されている。
樟脳ににおい成分(2ヘキサナール)をしみこませた
「すずみどり」が
暑さ対策の資材として市販されている。
みどりの匂いは3A,2A,3B,2B,3C,2C、9の7種ある。
みどりの香りは酵素的に合成される。
植物は
積極的にみどりの香りを作っている。
におい成分により活性化する分野を表している。
赤の濃度が活性化の強い分、
青の濃度が弱い分を表している。
高温におけるたんぱく質安定化(細胞の死滅を防ぐ)が図られる。
ヘキサナール処理されたものが高温(47度)に耐える実験
環境ストレスから植物を開放し生産性を増加させる。
この方法で2割の増収がみられた。
この講義では嗅覚に関する植物の潜在能力を発揮させて
植物のダメージを最小限にとどめる手法が農作物栽培に
活かされていることを知った。
これからは嗅覚以外の五感についても
研究が進められそうです。
植物は黙して語らずではなく
植物の五感が発信する情報を把握して
それを活かして行く先端農法が進められている
現場を教えてもらった。
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2018年12月22日
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