ジオン(ALTA)注による痔核(いぼ痔)治療
去年3月、排便後、水洗便器が真っ赤な血にそまる。
便検査の潜血とは違うようだ。
大腸には神経が来てないので痛みを感じません。
かかりつけの医者に肛門科の専門医を紹介してもらった。
初めての診察でいぼ痔であることがわかった。
とりあえず応急処置と座薬を処方してもらった。
しばらくは、出血もなく、香辛料などの刺激物を避けながらずっと経過を見る。
時々出血があるが、2,3日でおさまることを何回か繰り返してきた。
つい最近、下痢が始まると同時に出血が再び始まった。
一週間前、最初に診てもらった先生にジオン注をすすめられ、
一泊入院で昨日処置を終えて帰って来た。
11時からの点滴が500ml180キロカロリーx2本、手術前後の抗生剤x2本が
夜9時過ぎまで約10時間も続いた。
手術と言ってもいぼ痔を固化させる液、ジオンを注入する手術です。
手術は午後1時30分に始まり2時には終了し、痛みもなく終わった。
あとはする事もなく、点滴の吊り金具を手で押しながら院内を散歩し、
非常口や階段、エレベーター等院内のようすを探索してきました。
私をいれて7人が入る大部屋に寝ることになった。
ここの住人と会話する事もなく退院しましたが、看護師とのやり取りが耳に入り、
患者さんのようすが伺えます。
右隣の若い青年は大腸検査後、問題はないのに右下腹の痛みから解放されず、
担当医から神経過敏による痛みと診断される。途中胃腸の働きを弱める注射で
一時的に痛みをおさえる。退院しては再入院を繰り返してるようです。
今回は自宅外泊で様子を見ることに…そのまま異常がなければ退院のようです。
向かいの男性老人は脳梗塞による後遺症があるように見受けられます。、
手足のリハビリと言語リハビリを各理学療法士より受けておられる。
夜中に寝間着を汚し、看護師から替えてもらわれた。
左となりも若い男性ですが、車いすを使われている。
パーキンソン病による痙攣が時々あるようです。それに加えて、糖尿病も抱えておられます。食後1時間の血糖値が100と聞こえます。さらに就寝前の血糖値が98と・・
低血糖を心配されているようですが、食べるものを用意されていないようです。
朝まで何事も起こらず無事に過ごせたようです。
向かい隣の男性老人は睡眠障害があるようです。睡眠薬を与えられしばらくして、
効かない!眠れない!の声がする。違うタイプの睡眠薬を与えられる。
そのまま眠れたようです。本当の病気が気になります。
奥の男性老人は体は健康のようですが、あちこちタライ回しされている人のようです。
事情はわかりませんが半年以上続いているようです。受け入れる施設が見つからないのか、世話する人がいないのか病院でも手の打ちようがない感じです。
わずか一泊入院ですが、それぞれの人生の一コマとそれを支えるスタッフのご苦労を垣間見てきた感じでした。
点滴も終わり、腕が自由になりましたが、妙に目が冴えて、自分の術後も気になります。最初痛くなかったものが、しばらくすると肛門がひりひりする感じになり、心配でしたが、さらに時間がたつとそれも消えてなくなり、ホッとしました。
夕食は全粥とゆで野菜とジャガイモの煮転がし、朝は全粥と味噌汁とチューブ入りノリ、缶詰の果物と牛乳1パックでした。
点滴に頼らない食事ができることでとても助かりました。
睡眠は家でとるようなわけにはいきませんが、夜中2時過ぎにトイレへ1回、あとはうつらうつらを繰り返し、朝は痛みなく快便できました。
朝10時前に回診があり、無事退院です。
駅までの巡回バスに間にあって、電車に乗って家まで歩いて帰ってきました。
夜になるとそれまでの緊張がほぐれ、急に眠気が出てきました。
早めの入浴を済ませ、今朝は平常通り起床できました。
ナースステーション前のガラス越しに撮った風景です。
地元の人はこれを見るとすぐわかる病院です。
宇土墓古墳を眺めながら帰ってきました。