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ある開発業者(ディベ)同士の会話
A社:「マンション建設での利益ってどんなもん??」
B社:「一般的にわが社は事業費の12%かなぁ。。。金利込みでね。。
ちなみに広告宣伝費に13%程度かける(販売代理報酬込み)
建設原価(工事費+土地代+設計料等)は併せて75%。。。
てなとこですかね。。
A社さんはどうなです??」
A社:「うちは断然建設原価を絞ります。60〜65%程度かな。。。
その代わり広告宣伝費は20%!。。贅沢に売りますよ。。。
利益も15〜20%かな。。。」
B社:「ほぉ。。建設原価をそこまで絞れますの??品質下がるンちゃいます?」
A社:「そこはほら、わが社は高級マンションで売ってますから、比率では低いですが、
建設コストはそこそこ掛かってますから。。。ブランドイメージの強みですね。
その分、販売価格帯は他社より高いですが、質の良いお客さんが更に良いお客さんを呼ぶ、
といった相乗効果もあり、安定してますよ。。」
B社:「そうですか。。うちは健全に75%の原価は確保しますよ。健全な建物を建てれる境界線が
75%だと考えてますから。。これを割るとどこかで無理が生じますから。。。
ちなみに、C社は御社と同じく65%程度の原価設定にも関わらず、良くあんな安い価格が
実現できてますねぇ。。。不思議でしょうがない。。。利益はあるんですかね。。」
A社:「まぁ、手法は様々でしょうが、土地があまり安い値段で売り買いされない今、
建設コスト、設計料はほぼ限界に来てますから、仕様を下げるしかないでしょうねぇ。。
現在わが社では採用できないような仕様が盛り込まれているようですよ。。。」
B社:「たとえば?」
A社:「表面に見える内装仕上材は豪華に出来ていますが、目に見えない部分で大きく仕様を
下げてますねぇ。躯体、設備配管、外装仕上げ材、共用部分の作りこみ。。。
無理な合見積による施工会社の競争。。。あたりですか。。
うちは共用部分は建物全体の顔ですから、ブランドイメージにも関わります。
ですから、デザイナーを入れてキチンと創り込んでます。
設備等の仕様内容は日々進歩していますので、常に最新のものを意識し、
居住性の向上を目指しています。
また、無理な金額で施工発注すれば、ゼネコンも利益は優先しますから、品質はどうしても
目をつぶらざる得なくなる。
やはり、B社さんのいう原価75%は必要かも知れませんね。。。まともなものを
求めるとね。。」
B社:「そう思いますね。。」
数字の話ばかりです・・・・開発者とは、こんなものでしょう。。。
良い設計、良い建物とは何なのでしょう。。。。
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