麻雀について
冷静と情熱の狭間で
灰色の街東京新宿。
昼は雑踏で賑わい、夜は永遠の命を得た蛍のように煌々とネオンが輝く。
そんな大都会でも情緒溢れる箇所は無数に存在している。
鈍色に変化した煉瓦の古い一軒の喫茶店。
新宿で麻雀を打ちにゆく時は必ずここに立ち寄り、一杯のコーヒーと共にイメージトレーニングをする。
時にはメニューをパラパラ見開いて、スープや前菜、サンドウィッチと軽食を嗜む。
今日は麻雀の約束の為に人を待っている。
ふとメニューから顔を上げると丁度店のドアが開いた。
待ち人かな?と思い視線を送ると別人。
待ち人がいる時にはドアの音1つにも過敏になるものである。
2分ほどして友人のMがやってきた。
「おう!いつも早いな」
私は麻雀の
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