| さて、今日のテーマは国民的アイドル「ぬりかべ」のお話だ! |
| ぬりかべといえば、国民的アニメだった「ゲゲゲの鬼太郎」の名脇役で有名である。そして台詞の大半は |
「ぬーりーかーべー」
| である。時々妖怪の怪力で変形してしまったり、バラバラになってしまったりと鬼太郎をサポートしながらうまく場面の盛り上げ役になっている。この妖怪が我が国の物の怪の歴史の中に登場したのは今の福岡県、当時の筑前の国遠賀という場所である。 |
この当時ぬりかべは妖怪らしく夜に現れたらしい。夜中に海岸を歩いていると突然
| 目の前に壁が現れるのである。すると押しても引いても前に進めない、焦れば焦るほど壁は目の前に立ちはだかって全然前に進めないのである。 |
そこで役に立つのがこれ
| 棒である。鬼太郎のように怪力があるわけではない、ただの棒だ。 |
| これを進めなくなった足元に払うと前に進めるようになるらしい。これをパニクって上の部分を払っても効果はない。足元を払う必要があるのだ。あるいは一休みして傍らに座っていると消えるらしい。 |
| この妖怪に実際に遭遇したのは他でもない、ゲゲゲの鬼太郎の作者水木しげる氏だ。 |
| 水木氏はすでに広く知られているように、南方戦線に出征している。ちょうど戦争中、いや氏が戦闘中に戦線から撤退して逃げる最中にこの「ぬりかべ」に遭遇しているのだ。 |
氏は不意に敵に襲われて潰走している際に、ジャングルの中にいた。なにぶんにも異郷の地であり、しかも密林だ。道も方向もわからない。独りぼっちになってしまったのだ。
| 周囲は真っ暗、しかも戦争中のことなのでお腹は空いているし、潰走中のことなので疲労もピーク。周囲には敵のゲリラが潜んでいるかも知れない。水木氏は必死であった。何とか味方の陣地にたどり着こうと密林の中を走り回っていると |
| う、動けない! |
| そんな状態になってしまったのだ。水木氏は焦った。こうやってまごまごしているうちに敵兵がやってくるかもしれない。 |
| 押してみると岩でもない、コールタールのように得体の知れないシロモノだ。どう頑張っても前に進めない。横から回り込んでもどうしても。かといってじっとしてることもできない。必死で横に回り込んだりしながらしながら前進を試みるも塗り固められたようになってしまった前の空間に進むことは出来なかった。 |
やがて水木氏はへとへとになって傍らにあった岩に腰掛けて下を向きながら座り込んでしまった。
| しばらく時間がたった。ちょっと落ち着いたので今度は前に進めるかなと思って歩き出すとそれまでの塊がなかったかのように前に歩く事ができた。 |
国民的アイドルの「ぬりかべ」は人が焦っている時に現れる妖怪らしい。
| 仕事の最中に焦れば焦るほど手元や足元がふらついて失敗しやすくなる事が。実際には目の前に何もないにも関わらず何かあるかのように思い込んでしまうことが。 |
そういう時はちょっと落ち着いてみるといいかもしれませんな。
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こんばんは
ご無沙汰いたしております
たまにはね・・・
ゆるゆるもいいもんですね☆
2012/2/16(木) 午後 11:49 [ ネコマロ ]
たまにはゆるーくいきませう( ´ ▽ ` )ノ
2012/2/18(土) 午後 4:13