たぬぽんブログ〜敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花〜

身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂

○物の怪の話

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こなさん、みんばんわ。今日も行きます。
最近、草食系男子だの肉食系男子だのという言葉がはやっていますが、それは今も昔も同じでした。自分の思いのたけを、恋焦がれる思いを打ち明けられるもの、打ち明けられる、打ち明けないという躊躇を持たないどころか自由気ままにハンティングを謳歌する男女は存在しました。しかし、ハンティングは、狩る側にとってのもので狩られる側の気持ちなどは考えないでしょう。この安珍と清姫の話もそういった男女のストーリーが生み出した妖怪だと言えます。
さて、最初に安珍を紹介しておきましょう。
安珍は奥州白河、今で言えばどうでしょうおそらく福島県になるでしょうか。福島県南部の生まれ、私と同じような敬虔な修行者でありました。彼は毎年、福島からはるばる和歌山の熊野権現、すなわち道後さんの故郷になる場所まで参詣していたのでありました。しかもこの安珍は修行僧にしておくのが惜しいほど、たとえで言えば私は100倍カッコよくしたようなこんな感じのイケメンであったのです。
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安珍は修行者でありながら、結構うわついた人間だったようなのです。今と違って紀伊の国から奥州まで電車やら車やら飛行機やらで一日二日で行ける訳ではないので、当然安珍は熊野参詣の際に当地で一泊や二泊はする必要がありました。そこで安珍は地元の人間である真砂さんという家に泊まることに決めていたそうです。
しかしそこはそこおあつらえ向きに、真砂さんには年頃の娘さんがいました。それが
「清姫」です。
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清姫は、真砂家の一人娘でした。イケメン安珍は、事あるごとに思わせぶりなことをします。いかにも気がありそうな、かっこいいスマートな姿を清姫に見せつけたのです。特に悪気があったわけではありませんが。。。しかしスマートな安珍がある日突然。
「結婚してくれねえかなぁ。んで奥州で一緒に暮らそうや」

へええ!!

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まさに天にも昇る思いであった。しかし、もともとプレイボーイな安珍は一緒に天に昇る気などさらさらない。そもそも当たり前なことなのだが彼は修行者なので女犯は禁止、妻帯はできないのである。
とはいっても清姫はのぼせ上がっている。安珍が無理だできないとして否定しようとも清姫はそう簡単には諦めるはずなどない。なんとかごまかして真砂の家を抜け出し、清姫に見つからないように生まれ故郷の奥州に帰ろうとするのであった。しかし、恋のダンスサイドでウーハーウーハーな清姫、アーイヤイヤー・・・・と踊り終わってふと探してみると安珍がいない。さっさと安珍が逃げ出したことに気がつくのであった。
どこに行ったぁぁぁぁ!!!おらぁぁああ!
しかし当然にして清姫が追いかけてくれないと物語にならない。清姫は逃げ出す安珍をとっ捕まえてしまうべく走り出す。ものすごい速度で走ってくる清姫に気づいた安珍は必死で考える。そしてこれまでの修行の成果を、ここで修行者らしく魔法使って清姫の気を逸らすことにする。
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安珍は逃げる。必死で逃げる。清姫をなんとかごまかしている間になんとか逃げ切ろうとするのであった。しかし、、、清姫は安珍の姑息な小手先のまやかしに怒り、そして愛するものに裏切られた思いに満ち溢れることになる。その思いは清姫をこんな姿に変える。
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清姫はだまされた悔しさと逃げられた怒りのあまり巨大で邪悪な蛇に変化しながらそれでも怨念と安珍への執念ではいずりながらものすごい勢いで安珍を追いかけていくのであった。さすが田舎の女性は純朴と言うことだろうか。
待てやぁぁぁ、こるぁぁぁぁぁ。あんちーーーーん!!!姿をみせろやぁぁぁ。いてこましたるでぇぇぇぇ!!!ストローでちゅーちゅーするでー!
その形相にパニックに陥った安珍、道明寺というお寺に身を隠してほとぼりがさめるのを待つことにするのであった。しかし、すでに邪悪な愛の魔物となった清姫に、人間である安珍の姿を探すなどたやすい。寺に逃げ込んでも追いかけてくる清姫に恐れをなした安珍は釣鐘の中に逃げ込んでぶるぶる震えることになる。
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安珍が逃げ込んだ釣鐘の前に清姫は叫ぶ。
そんなところに隠れてないで出てこいや!おらぁ。奥州に連れてってくれるって言ったじゃない!好きだって言ったじゃない!全部嘘だったの?嘘だったの?嘘だったのね。この恨み、、、晴らさでおくべきかーーー!!こうしてくれるーーー!!
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清姫アルティメットは、安珍が逃げ込んだ釣鐘をぐるぐる巻きにしてそして怒りの炎で釣鐘を焼き尽くしてしまったのである。
肉食も良いけど、安珍と清姫の話は、いい加減に愛を語ってるとそれを本気にしちゃう人だっていないわけじゃないんだよっと。それが奥さんやだんなさんに対するものなら素晴らしいけれど、それがその気もない火遊びだったりすると・・・それはもしかしたらあなたを焼き尽くすことになるかも。
私は自分にまったく身に覚えがない上にそんな恐れもないのであえて下手な絵で警告してみました。それにしてもペイントで絵を描くと疲れます。。。

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清姫は語る 日本「国つ神」情念史1
日本図書館協会選定図書

平安期半ばの仏教説話集に、「紀伊国牟婁郡の悪女」として名もなく登場した一人の女性。室町期、能では白拍子・遊女の姿に、絵草子では「花ひめ」と姿をかえ、そして江戸中期、民衆芸能によって美しく高められたヒロイン「清姫」として復活する。その姿の背景になにがみえるか、この国の歴史の伏流のなかに読み解く。

第 I 部 清姫は語る―鉱床秘図
紀州の女/真砂―古代採鉱民の里/安珍と鉱の道/安珍 二重の裏切り/姉性の怒り/南紀龍蛇族/道行き熊野比丘尼/日高川と白馬山脈/釣鐘―タタラ炉は点火された/道成寺二体本尊の謎 ほか

第 II 部 清姫さんへの七つの手紙
三つのシンボルと、情念/癒しと鎮魂のシンボル〈桜〉/鐘に恨みは……/天皇の剣を奪りかえす〈大蛇〉/情念史へのヒント―蛇なる母「国つ神」をうたう田植唄 ほか

清姫は鉱山主の棟梁だった。

安珍は、鉱床の秘密図面を清姫から盗んで返さなかった。

2012/6/4(月) 午後 11:10 [ 環境歴史観光防災カメラマン ]


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