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第一章、敵国との貿易第二章、1930年代眠っていた金融パワー第三章、絹糸が握った命運第四章、ドル獲得に失敗した日本の製造業第五章、日本はいつ破産するか、1937年〜1940年第六章、禁輸戦略の誕生―対日禁輸制裁の代替案第七章、輸出規制、1949年〜1941半ば第八章、日本の在米秘匿資金第九章、流れた金融凍結、1941年初め第十章、日本の弱点―戦略物資第十一章、日本の弱点―経済と国民第十二章、日本の弱点―対米輸出品第十三章、日本の弱点―石油第十四章、金融凍結へ、1941年5月〜7月第十五章、石油不足という虚構第十六章、資産凍結―運命を決した1941年8月第十七章、バーターと銀行破綻第十八章、惨禍―封鎖下の経済第十九章、不毛の最終交渉久しぶりに手短に書評を書いてみようと思う。まず一つ思ったこと。 戦争なんか起こって当たり前だろ! 北朝鮮への経済制裁?中東独裁国への経済制裁? 屁の河童だろと正直思った。 私たちの知っている経済制裁って貿易に制限を加えたり、企業活動にくびきをつけてしまったり、国民生活に影響を与えて独裁者へ反省を促す。そんなような意味合いのもんだと思うのだが、アメリカが日本に科した経済制裁って 日本という国家の消滅と完全なる隷属を強いるためのもの 真綿で首を絞めるように日本経済を圧迫して、最終的にはあらゆる国策を放棄させ、アメリカの意志にそうような弱小国にしてしまうことが目的だった対日経済制裁。 しかも、しかもである。上記の目次を見ていて大事なことに気がつく。 日本は曲がりなりにもアメリカと国交を持ち、交戦状態にない、正常な状態だったこと。 日本は曲がりなりにもアメリカと国交を持ち、交戦状態にない、正常な状態だったこと。 大事な事なので二度言いました。 アメリカは日米開戦前から、どうやって日本を殺すか、どうやって経済を破滅させるかの研究を真剣に行っていたのである。しかも各省庁官僚たちが入り乱れて国策の主導権を握る為による強く、より効果的な対日経済制裁を競って研究していたのである。 だが。 よく読んでみればわかるが、日本は当初、アメリカのもくろんだような目的のような破産破滅状態には追い込まれなかった。アメリカの執拗な探索をかわし切っていたのである。面白いですな。それと、日米開戦の際の「2,3年は暴れてみせる」という言葉の意味がわかった本であった。 また、日本の運命を決した「ハル・ノート」で有名なコーデル・ハルは、実は日本に対する経済・金融制裁へのアメリカ最強の反対者だったこと。 経済戦争とはいかなるものかをよく解説している本だと思う。今、通貨ではもっとも価値の高い円で、しかも外貨準備高において世界経済の命運を左右する国に恐らくなってしまっている我々は実は すっごく有利な立場にいるんじゃないのかな、と考えさせられました。 嗚呼、3年前に戻れないかな・・・ |
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2011年09月09日
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