ナチスは政権を執りました。ヒトラーが首相になり、後の副総統、空相を務めたヘルマン・ゲーリングが無任所相、法律家ヴィルヘルム・フリックが内相になりました。人々が
「長くない」、「前首相の操り人形」、「何も変わるもんか」
と思う人々の思惑の下にヒトラー内閣が成立してしまいます。しかし、ヒトラーは政権を取った直後から自分に反対する人々を強制的に、あるいはなんとか言いくるめて自分たちの側に取り込んでいきます。
そして
| あくまでも自分達に反対し、思想的にも相容れない人々を徹底的に弾圧していきました。その最大の標的は |
共産主義者・ユダヤ人・・・等
でした。しかし、ナチスはこの政策を推進して、そして狂気的に先鋭化させていくのですが、そのきっかけとなった事件が前の記事の最後に紹介した事件
「国会議事堂放火炎上事件」
| 犯人は、オランダ人共産主義者マリウス・ファン・デル・ルッペでした。ルッペは当時新政権のやり方に意気消沈し、反抗する気力を失っているベルリンの共産党員や社会民主党員を奮起させ、資本主義へ打撃をを与えるためにこの事件を計画したと言われています。実際に国会議事堂炎上の二日前にはベルリン市内で数件の放火未遂事件が起こっており、これもルッペの犯行によるものとされています。それはさておき、この一人の共産党員による国家権力への挑戦、 |
「共産主義者による犯行」
| という事実を最大限に利用してヒトラーは「共産主義者」を徹底的に弾圧し、共産党の居城であった「カール・リープクネヒトハウス」を急襲し、書類などを押収します。同時に好ましからざる人物として共産党員・社会民主党員などの反政府思想の持ち主を数千人を逮捕・拘束します。 |
| 長年、このルッペが犯人であったかどうかは疑わしいと言われていました(新聞報道ではルッペは「450kgの火薬」を背負って「国会議事堂内を走り回って放火した」とされているのだから) |
| しかし、これは実際には単独犯であり、その場でルッペが捕まっているので間違いはないと思うのですが、この事件がナチスにとっては大きな転換点、跳躍台になったわけです。でも不思議なことに、教科書には載っていませんが、この「事件」を予言していた人物がいたのです。それは占星術師ヤン・ハヌッセンという人物でした。彼はとある会合の中でこんなようなことを述べています。 |
「おお!煙が見える!鷲が炎の中に見える!巨大なベルリンの建造物が燃えている!業火に包まれている!!おお!!」
| ハヌッセンは占い師ですが、周囲から得られる(お客さんか何か?)情報から、ナチスが共産党による反政府暴動があったということで共産党がなんらかの行動を起こす可能性があるを事前に知っており、その効果で自分の占いの信憑性を高め、利を得ようとしたのではないかと言われています。だが実際には、共産党本部から証拠を押収した警察からは何も得られなかったという。 |
| 事実などどうでもよかった。証拠などどうでもいい。もともとヒトラーは何かしらの「きっかけ」を準備していたのではないか。 |
| それはさておき、この事件をきっかけにしてナチスはさきほども書いたようにあらゆる政党を弾圧していくのである。この事件の処理を終えた後、ナチスはこのような事件を起こさないようにとある法律を作ります。それが |
| 「民族と国家防衛のための緊急令」 |
| 「ドイツ民族への裏切りと国家叛逆の策謀防止の緊急令」 |
一体何だかよくわからない法律なのだが、この法律は簡単に言えば
「基本的人権及び個人の自由やプライバシーの権利を一時的に制限して法の保護の対象外とする」
そして
「必要があれば国家がすべての権利を掌握して反逆者に対して死刑を科すことを認める」
というものだった。
| ドイツ国民は国家にすべての権利を奪われてしまったのである。身の安全を保障する法律はすべて奪われてしまう。そして極め付きの法律が |
「民族と国家の苦悩を除去する法律」
| いわゆる全権委任法である。結果、ナチスのすることは正義、ヒトラーが意図することは正統な国家の意思。そんな国になってしまうのである。 |
=「東日本大震災」を保身の材料にして自分の闇マニフェストを推進しようとする民主党 =
さて、我が国に当てはめて考えて欲しい。
| 菅直人氏は、客観的に見ても「東日本大震災」「福島原発事故」という国難を利用しようとし、その解決を盾にして自身のこれまでの欲望を、自分を支持する特定のイデオロギー思考である |
| 「反原発」⇒「核廃絶」⇒「反戦平和」 |
を推進しようとしている。そのために原発や原発推進を支持してきた人々をほとんど無意味に「犯罪者」扱いをして事実と現実を無視してただ自分のやりたかったことを叶えようとしている。
| 私は原発容認でも反原発であってもいいが、危機を利用して自分たちの希望を、他の人を犠牲にしてまでも叶えようとする菅直人氏のやり方には賛同できない。そして実際に法案の中身を読んでみないとわからないような法律を起草して特定の人間や特定のイデオロギーに利するための政策を推進しようとしている。 |
| まさに現代のヤン・ハヌッセンが孫正義氏ではないか。自分と自分の会社の利益の為に国家を売るようなまねをしている。私は忘れていない。彼の人々を惑わす言動を。社会の風をたくみに読み取って自分の私腹を肥やそうとした事を。 |
だが、初代ヤン・ハヌッセンはヒトラーが全権を掌握して後、どさくさにまぎれてとある森の中で殺されてしまったことを申し添える。
| 不必要になった人間を独裁者がどう扱うかは歴史が証明している。 |
| 再生エネルギー云々法案を支持する人々は、その法律が何をもたらすかをよく法律と施行後の変化を考えて欲しい。目の前にぶらさがる危機を読み違えないで欲しい。あなたは民主党と菅直人氏にうまく利用されているのだから。 |
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