| 祖国を救うものは、偉大な中枢たるべき大人物のほかにはない。特攻隊は、神国に出現せる救国の神業であるに相違ないが、それは物量に対する防塞たるに過ぎない。国の中枢に強力な政治があってこそ、はじめて国の旺盛な精力となり得るのだ。 |
| 「あとに続くを信ず」とは単に死を決して戦う者の続くことを信ずるのではなくして、特攻隊の犠牲において祖国のよりよき前進を希求するものにほかならない。たとえ明哲な手腕の所有者ならずとも、いかなる悲境にも泰然として揺がず、しかも鴻毛の軽きに比して、潔癖な道義の上にのみ生き得る大人物の出現こそ、真に国を救うものだ。いかに特攻隊が続々と出現しても、中核をなす政府が空虚な存在となっては、亡国の運命は晩かれ早かれ到来するであろう。 |
| (安達卓也、南西諸島方面海域特攻散華) |
| この日記を読んだ時、正直驚いた。自分が特攻隊として散華する前に当然書かれたものとして自らが戦に赴く動機として単純に敵を倒す、押し寄せる敵を一人でも多く倒すのではなく自分たちの死を国を前進させるためのものとした。戦後史観ではひたすらに若者を戦の中に叩き込んでいったと考えられがちだが、そうではなく、特攻隊そのものよりも |
| 「政府がしっかりせよ!」 |
| そうでなければどれだけ特攻隊が現れようとも無意味だと。 |
今現在でもそうだと思う。
| 日本にいかに卓越した人間が登場しようとも、どんなに素晴らしい人物が出現しようとも政府が空虚であれば何にもならない。 |
しかし残念ながら
| 今の日本国政府が「しっかりする」ことは考えられない。外国にはなめられるし、国内はおろか党内ですらもごたごたしている。まさに「亡国の政府」と言える。 |
日本国を立て直せる政府が必要だなと安達さんの日記を見て思った。
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